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DX浸透へ!LINE WORKSではじめる秋田スズキの取り組み
皆さん、こんにちは。LINE WORKS編集部です。
バズワードになってしばらく経っているDX(デジタルトランスフォーメーション)。
DXをもっと推進した方がいいと感じつつも、なかなか上手くいかない…そんな企業・団体も多いのではないでしょうか?
今回は、近年DXに取り組みをはじめた株式会社秋田スズキの専務取締役の石黒さん、秋田スズキDX部メンバーの本社管理部 田口さんと本荘店 直販担当 畠山さんにお話を伺いました。
秋田スズキでは、数年前からLINE WORKS自体は導入していたものの、実は上手く社内全体に浸透していなかったそうです。
しかし、社内でDX部を発足したことをきっかけに、LINE WORKSの活用にも改めて取り組み、成果を感じるまでに至ったとのことです!
どのような課題があり、それを解決していったのでしょうか。
LINE WORKSですら現場に浸透しないこともある!
数年前に社内のコミュニケーション活発化を目論んでLINE WORKSを導入したものの、残念ながらあまり定着していなかったそうです。
その理由として
「デジタルに慣れ親しんでいる世代の中には、休日や時間外にトークで連絡がくることを避けたい気持ちや、 自分のスマホに仕事のアプリを入れることへの心理的な負担があった(田口さん談)」とのことです。
秋田スズキDX部発足!LINE WORKS活用を定着させるために
そんな中、専務の石黒さんは、一緒にDX化を広める活動をしてくれる仲間を社内に広く募りました。
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「将来にわたり秋田スズキを発展させていきたい」
「社内の満足度を上げるための活動をしたい」
という目的のもと
「現代に残っているアナログな部分をデジタル化し、経費削減をした分を社員に還元できるように」という想いを胸に、2022年2月に秋田スズキDX部が誕生しました。
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よくある会社の課題、秋田スズキも元々はそうだった
会社が感じていた課題としてまず挙げられたのが
本社と各拠点の連携業務において、社内の電話が鳴りすぎて、取り次ぎ対応などで効率悪化していたことです。
![](https://assets.st-note.com/img/1656054542119-PYZGdX80HM.jpg?width=1200)
秋田スズキDX部メンバーの畠山さんは、拠点にいるご自身でも電話が多いと感じていました。「本社へは各拠点から電話が集中する仕組みなので、本社のストレスは計り知れない」と思っていたそうです。
今までこの対応にLINE WORKSを使わなかった理由は単純で、普段連絡を取りたい方がLINE WORKSを導入していなかったからでした。
しかし、秋田スズキDX部が発足したことで、こうした課題にも取り組んでみよう!という動きが始まりました。
試して初めて効果を実感!便利を実感すると広まるLINE WORKS
まずは、畠山さんの所属している拠点と本社のメンバーでLINE WORKSのグループトークルームを作りました。トークで要件を発信すれば、それを受けた社員が返信します。
秋田スズキでは、こんな活用・効果があったそうです。
・メッセージを受けた社員が返信できない場合は、近くの社員が「来客中」等をトークで返答する
・問い合わせに対して回答できる社員がいたら、積極的に代わりに返信して早期解決を図る
・誰でも追いかけてトークのやりとりを追えるようになり、情報共有にもなる
グループメンバーに一斉に確認・対応できることで、簡単な用件は電話よりも早く片付きます。
電話を掛け直すなど、改めて伝言する必要が無くなったため、効率アップを皆さんが実感し一気にLINE WORKSの活用が広まっていったそうです。
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また、自分のスマホにLINE WORKSアプリを入れる抵抗感あった社員には、会社のPCでブラウザ版を利用してもらうことであっさりと解決したそうです。
メンバーの田口さんも、この取り組み前はLINE WORKSを活用していなかったそうですが実際使ってみると、かなり便利なツールだと実感されたようです。
社内に新しい風!愉しみながら前進
秋田スズキDX部を発足してから、メンバーは確かな手応えを感じているようです。
「これまでなら担当者の返事待ちで滞っていた仕事は、実は他の人も答えを持っていたということが多く、素早く解決につながる場面も目にします。」(田口さん)
「今までの環境に新しい風を吹き込む事自体に抵抗があることは当然かもしれませんが、正しい使い方をすれば普段の業務が効率UPすることに間違いはなさそうです‼」(畠山さん)
「発足してまだ3ヶ月ですが、既に社内に新しい風が吹き始めています。愉しみながら確実に前進していきたいと思います。」(石黒さん)
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DX化を実現している会社の多くは、秋田スズキのように効果を実感するメンバーを一人ずつ増やしていくことが重要です。一気に進めようとするのではなく、社内で徐々にDX化が進むことで、会社全体の取り組み姿勢が変わっていきます。
DX化の入り口にLINE WORKSがあったことで、その効果を実感することも機会も多く、推進力の後押しとなっているようです。
“ひとつずつDX化すれば、社員満足を感じられる日は必ず来る”
そう意気込み、これからも前進していく秋田スズキDX部、今後の変革が楽しみです!
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