NCカスタムマクロって何?

初めましてライン工君です。

普通の加工プログラムはわかるけどカスタムマクロはよくわからない・・・
そもそも、NCのカスタムマクロって何が出来るの?
という方も多いと思います。

NC機械を使っているけど似たようなプログラムを作るのはめんどくさい!

入力間違いを無くしたい!

オリジナルのMコードやGコードを作る!

タッチセンサーで測定した値の合否を行う!

加工途中で止まった時に自動で続きから開始させる!

と言うように発想次第で色々出来るのがNCのカスタムマクロなんです。

そんなカスタムマクロを理解し、他者との差をつけましょう。

では、早速始めましょう!

ファナックのカスタムマクロについて解説します

バージョンやパラメーターによって動作が異なる事が有ります

この記事よって発生した、いかなる事象について責任はおいかねます

まず初めに、アラーム画面に好きなコメントを表示してみましょう。
MDIでもプログラムどちらでも構いません

#3000=1(YAKINIKU)

上記を入力し起動させると

#3001(YAKINIKU)

と表示され停止します。
これが出来たら第一歩を踏み出せました。

では、内容を説明していきます。
#3000 は異常表示し停止させるシステム変数です。
変数については別の記事で解説するのでそういう言葉有るという認識ぐらいで構いません。
=1 は異常を出すトリガーだとでも思って下さい。数値は1~60の数値ならば何でもOKです。
数値が変わると異常表示の先頭の数値が変わります。
1なら3001 25なら3025といったように変化します。
(DORIRU) このカッコの中に任意の好きなコメントを入力する事が出来ます。

以上が異常表示の解説でした。凄く簡単だったと思います。
色々なカスタムマクロプログラムが作れるように順に解説していくのでよろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?