子供の歩む道⇔親のキャリアの道
本日は
仕事、子育てに関連したお話です。
子供の歩む道を見守りながらも自分達のキャリアをどう守っていくか。
今回は精神的な面やモチベーションにフォーカスしています。
子育てしている親はみな一度は自分のキャリアに関して悩むと思います。
私達夫婦も同様に悩み続けています。
仕事柄どうしても対面でしかほとんどこなせない内容のなか、どう両立していくのが良いのか。
先日、夫は夕方からの医局カンファレンスがあり、私が仕事終えたあとの夕方、子供を担当する日がありました。
仕事が終わる少し前から緊急手術となりそうな案件があり、案の定バタバタと夜9時まで手術となりました。
手術前に急いで
保育園に延長願いの連絡
夫にお迎えできないかの確認連絡
をして、手術を終えることができました。
職場では上司、後輩に無理しなくていいと言われても担当した以上は私自身がやりたくて最後まで手術をしました。
こんなにも恵まれたサポート体制、選べる環境にいながらも子供のことを思うとなんとも言えない気持ちになりながらの仕事となりました。
それでも
技術を磨きたい
責任を果たしたい
キャリアを続けていきたい。
これは医師という仕事に関わらずどのような仕事でも共通して言えることだと思います。
母親である私がお迎え、夕飯、お風呂、寝かしつけをやらないのは子供の成長に影響しないか。寂しい気持ちにさせてないか。成長を見逃してないか。自分の仕事のマネジメントが良くなかったのではないか。マネジメントによってはお迎えに間に合ったのではないかとか。仕事を減らす、もしくは辞めてしまったほうがこんな日を作らずに済み、子供といられるのではないか、などなど…
そんな負の感情がたくさん渦巻いていました。やりたいことをやれたにも関わらず、結果的には自分の仕事へのモチベーションを下げることにもなりました。
子供と言えば、次の日特に変わらずにおりましたが…。
子育てと仕事のキャリアの両立は自分のモチベーションをどのようにブレずに維持できるかにかかっていると思いました。
キャリアアップのための転職もこのような日々過ごしてる中で踏み出せずにいる自分がいます。子供を言い訳にしたくないのと子供がいる現実を愛しているのと自分の中でも相反する気持ち。
子育てとキャリア両立のためモチベーション維持はお金のためだけでは難しく、仕事に対するやりがい、楽しみ、情熱がないとやれない。
結論
自分の仕事の内容は給与面だけでなく、①やりがい②楽しさ③情熱とモチベーションが維持されることも重点に置いて選んでいく必要がキャリアアップのためにはあるだろう。
そして子供たちとの時間、触れ合う内容の質の関してバランスの感覚を養っていく必要がある。