見出し画像

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)洋服を買うこと自体が難しいと感じている方へ

おしゃれに見えるとか、毎日の組み合わせなんかよりも、
そもそも服を買うという行為自体が苦手という方もいるでしょう。

まず何をどう買っていいかわからない。
別に自分の好きとかはないし、流行も関係ない。
けれども、服を着なければいけないので、買わなければいけない、
という、生活必需品としての服を買う方々です。

そういう方々へのアドバイスです。

・服の色を最初に決めます。

お勧めは3色以内です。例えば買う色はネイビー、白、赤と決めます。
今、日本でたくさん売っているのはグレー、ベージュ、黒、ネイビー、白なので、そのどれかを中心に買うと決めればいいでしょう。
なんなら、黒と白しか買わない、でも構いません。
色数は少なければ少ないほど、買うのも、着るのも簡単になります。

・セットアップを買う。

ジャケットとパンツ、スカート、ワンピース、またはシャツとパンツやスカート等、最初から全身のうちの2点が同じ素材で作られているものを買うようにしましょう。
全体のうち2点を揃えてしまえば、それほど格好悪くは見えません。
スカート派の人でしたら、上と下が合体しているワンピースを多めにしましょう。

ここで注意があります。
ジーンズやチノパン、トラックパンツ等、カジュアルな衣料のセットアップは、そのまんま作業着やスポーツウエアになってしまいますので、一般的な日常生活を送っている場合なら、やめたほうがいいでしょう。
Gジャンにジーンズ、いなくはないですけれども、おしゃれすぎる人か、特定の趣味がある人になります。

買う場所について。

・販売員の方から接客されるのが苦手という方も多いでしょう。
たまたま、自分が欲しくもないものを強くお勧めしてくる方に当たったりすると、もう二度とそのショップに行きたくなくなるというのは、私も同じです。

接客されるのが嫌な場合は返品可能な通販でいいでしょう。
サイズがわからなくても、返品交換できるなら心配ありません。

それでも実物を見た上で買いたいという方の場合は、丁寧に接客されるデパートやセレクトショップは避け、勝手に試着ができる大きなフロアの店舗のところで買いましょう。
アウトレットや古着屋も、割合、自分の好きに試着ができ、接客がない場合も多いです。

・同じブランドのものだけ買い続ける

同じブランドのものだけを買い続ければ、テイストや色が合わない問題が避けられますし、サイズもいつも同じものを買えばいいので安心です。
気に入ったブランドを見つけて、とにかくそこだけを付け足していくのが一番簡単なお買い物の仕方です。
いろいろと探す時間も節約になりますのでお勧めです。

服を探す時間、買いに行く時間、毎日組み合わせを考える時間は結構ばかになりません。
これらの時間は少ないほうがいいのです。
これらの時間を増やしたところで、人生はよくなりません。

おしゃれにこだわりがないならなおのこと、
買うという行為に伴う時間的、感情的な無駄を最小限にしましょう。
そんなことに時間をかけている間に、桜の花も散ってしまいます。

人生には、もっと大事なことをする時間とエネルギーが必要です。
これ以上、その時間をたかが着る服のために奪われないで。
自分なりの買い物ルールを早いうちに確立してください。
そうすればきっと、買い物を厭うことなく、心静かに生活できることと思います。

2022・03・16




 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?