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SonyParkMini#48-ロゴデザインの展覧会

はじめに

本記事では、2024.4.13-4.24にSonyParkMiniで開催されていた、
Sony Design Gallery Vol.1 MEMORY OF TECHS
の感想を綴っていこうと思います。

カカオスパイスミルクブリューとの再会

まず最初は、併設されている西銀座駐車場コーヒーでいただいたカフェメニューの紹介です。
なんと、前々回オーダーしてその美味しさに感動した、カカオスパイスミルクブリューが今回の会期限定で復活していたのです……!
以前いただいた時に、暑い時期、汗をかいた時に飲んだら最高だろうな、と思っていたので、初夏といっても過言ではない気温の4月中旬ごろに飲むことができたのは、本当にうれしかったです!
さわやかなミルクとコーヒーのほろ苦さが染み渡って最高でした!
こちらのドリンクは私のコーヒーへの苦手意識を払拭してくれたドリンクなので、とても思い入れ深い飲み物です。
また何かの機会に復活してくれたらうれしいな。

カカオスパイスミルクブリュー

ロゴデザインを鑑賞する

今回の企画では、1968年から現在までに制作されたソニーのテクノロジーのロゴ52種類が、壁一面に展示されていました。ロゴは「観る・聴く・つなぐ・記録する」の4つのテーマに分類されて時系列順に並べられており、横の列で見ると同じジャンルが年代順に、縦の列で見ると同年代のロゴをまとめて見ることができます。俯瞰して見たり、近くに寄って見たり、いろいろな角度から見て楽しい展示になっていました。
中でも私が一番印象的だったのは、「21:9シネマワイドディスプレイ」のロゴマークです。2019年ごろの技術で、映画とほぼ同じ比率のディスプレイにすることで映画視聴時に黒帯が入らなくなる、というものです。

21:9シネマワイドディスプレイ

こちらのロゴマーク、長方形が印象的です。
この長方形そのものが21:9の比率になっているのですが、比率という数値を視覚情報に昇華させ、見ている人に製品のイメージを持たせるという働きまで担っている点がすごいな、と思いました。
また全体的に見て、古い年代のものでもロゴマーク単体で見ると、古臭さというか、一目で「昔のもの」と分かるような感じがあまりしないことにも驚きがありました。

トリニトロン

こちらは今回展示されていた中で最古(1968年)の、トリニトロンという技術のロゴマークです。「ロゴマークだけ見ていつ頃制作されたものかを当ててください」と言われても、当てられないだろうなと思いました。

DVカセット

こちらは製品と一緒に展示されていたDVカセットのロゴです。
恐らく2000年ごろのものなのですが、製品とセットで見るとかなり時代を感じますね
ちなみに今回展示されていた4×13で52種類という数は、トランプからインスピレーションを受けたものだそうで、実際にロゴマークの神経衰弱でも遊ばせていただきました!そのような遊び心も面白かったです。

最後に

ここまでお読みいただきましてありがとうございました!
技術を紹介するというと、実際に体験してもらったり、発表会のような場で口頭と資料で説明したり……といった方法が当たり前のように思っていたので、今回の「ロゴを技術の入り口にする」という手法には驚かされました。
また、シンプルに表現されたロゴは、想像力や好奇心を掻き立てて「もっと知りたい気持ち」を引き出してくれることを改めて実感しました。
今回が第一弾ということで、ソニーのデザイン部門の企画は今後も続いていくようなので、これからも楽しみです!

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