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求められるのはアイデアとデータのバランス。LINE LIVE浜氏・マーヴィン氏インタビュー

みなさん、こんにちは。LINE エンターテイメントカンパニー「SHOWCASE」です。

今回のSHOWCASEでは、前回に引き続きLINE LIVEのメンバーを紹介したいと思います!

今回登場いただくのは、LIVEサービスグロースチームから浜氏とマーヴィン氏です。

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▲左が浜氏 右がマーヴィン氏


LINE LIVEのサービス面に深く関わるお二人から、やりがいや苦労など伺ってきました!

1.これまでのキャリアについて

——お二人のキャリアについて教えていただけますか?

浜:私は2007年にライブドアに入社しました。
ITに関係ない企業で働いていたのですが、転職しようと当時色々な会社を見ていた中で、ライブドアの面接で会った人たちがみんな楽しそうに働いていたのを見て、自分もここで働いてみたいと思い入社を決めました。
入社当時はマークアップエンジニアだったのですが、その後企画職に職種転換をしました。

——なぜ企画職へ転向したのですか?

浜:入社当時はエンジニアでも企画の段階からサービスに関わることが多くあり、そういった経験を通じて企画職に対する興味は元々持っていました。
自分のキャリアについて悩んでいた時に、当時の上司から「職種転換」という道があることを教えてもらい、自分にとってはチャレンジでしたがもっとサービスに深く関わりたかったので企画職へ転向することを決めました。

——マーヴィンさんの入社のきっかけを教えてください。

マーヴィン:私は新卒でLINEに入社しました。
就職活動ではIT業界を中心に様々な企業を見ていましたが、どの企業がいいのか本当に悩んでいました。
ある時友達とLINEをしていた時に、ふと「LINEもIT企業だな」と思い事業内容を調べてみると様々な事業を展開していることが分かり、興味を持ったので受けることにしました。
浜さんと同じなのですが、私もLINEの面接が就活の中で一番楽しく、この会社で働きたいなと思いました。

——実際入社してみて、イメージと同じでしたか?

マーヴィン:イメージ以上に良い環境でした。国際的だしオープンマインドを持っている方が多く、とても働きやすいです。

2.LINEに入社してから

——浜さんはこれまでどのようなサービスに関わってきましたか?

浜:入社してからいくつかのサービスに関わってきましたが、自分の転機となったのは位置情報サービスですね。そのサービスを担当している途中で職種転換し、そのまま企画職として担当を続けていました。

その後、LINEがアプリとしてリリースされ、私もオフィシャルアカウントやLINE@などに関わることになったのですが、サービスがBtoBの側面が強く自分の興味と異なってきたため、toC向けサービスに関わる部署への異動を希望しました。
その後、LINE BLOGを担当し現在のLINE LIVEに至ります。

——LINEが立ち上がった頃と現在で会社として変わった部分、変わらない部分はありますか?

浜:変わった点としては会社として制度や仕組みが整ってきていると思います。例えば人材育成ですと、私が入社した当時は育成するというよりも自ら成長するという意識が強い会社でした。
今は新卒でも中途入社でも、入社前から入社後まで育成する仕組みが整ってきています。

変わってない点で言いますと、業務のスピード感ですね。
もちろん社員数が増えたことで、調整が必要となることも増えていますが、それでも規模に比べてはスピード感は非常に早いと思います。

——マーヴィンさんは新卒入社からずっとLIVE事業ですが、希望されたのですか?

マーヴィン:はい、希望でした。
元々ゲーム配信をもっと日本で広めたいという想いがあったので、配属先としてゲーム事業とLIVE事業を希望していました。

——ご自身の夢であるゲーム配信には関わることは出来ましたか?

マーヴィン:まだ直接ゲーム配信に関わることは出来ていないのですが、私が入社した後LINE LIVEの機能として「スクリーン配信」が追加されました。
スマホの画面をそのまま配信できる機能なのですが、これを使えばゲーム配信が手軽に出来ます。
こういった機能が出来ることで、将来的にゲーム配信に関われるチャンスが増えていると思っています。

3.現在の業務について

——現在担当している業務について教えていただけますか?

浜:業務内容を大まかに言いますと、
・データ分析
・新機能の仕様作成
・仕様をローンチするまでのディレクション
・ローンチした機能の運用改善

です。
例えば、最近のリリースした機能として「メッセージ機能」があります。
SNSでよくあるDMのようなテキストや画像のメッセージを送信できる機能です。
他社SNSサービスのDMと同じものにするのではなくライブ配信サービスということを意識し、配信でのコミュニケーションを活性化するための機能というポイントを重視しました。
大きな機能でしたので関係各所との調整も大変でしたが、ユーザーの反応も良かったので嬉しかったですね。

——「データ分析」とありましたが、どういったデータを見るのでしょうか?

浜:例えば、ある機能を使っているユーザーと使っていないユーザーの人数を見て、それぞれの人数がどのくらい売上に貢献しているかであったり、どの機能を使っていると売上に繋がっているのかという分析をしたり、等です。

——マーヴィンさんの業務について教えて下さい。

マーヴィン:私も浜さんと同じく、データ分析やディレクションがメインです。
その他には、LINE LIVEのグローバル展開対応と応援アイテム作成も担当しています。
グローバル展開対応ですと、最近ではインドネシアでサービス展開するために必要な作業や手続きの対応をしています。
サービスを展開した後も配信内容について、その国の法律や文化と照らし合わせながら問題ないか確認することもあります。
LINE全社としてのレピュテーションにも関わることもあるので、非常に重要な業務です。

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——応援アイテムとはどのようなものですか?

マーヴィン:ライブ配信中に、配信者に贈ることができるデジタルアイテムです。
例えば先日Jリーグの試合を配信したのですが、その時に出場選手ごとに応援アイテムを作り、ユーザーがアイテムを使って選手を応援できるようにしました。

どういったモチーフのアイテムにするのか、いくらくらいの金額にするのか、といったことを過去のライブ配信データを見ながら考えています。
ただ、いくらデータを見て考えてもリリースしないと本当にユーザーが使うかは分からないためトライアンドエラーを繰り返しています。

——お二人の話を聞いていると、企画と言ってもアイデアからではなくデータから企画を考えることが多いイメージですがいかがでしょうか?

マーヴィン:データとアイデアのバランスが大事だと思います。
データだけを見て企画を考えるとユーザー視点が欠けてしまいます。
データからアイデアを出すものもあれば、アイデアを考えてからデータを見てそのアイデアが本当にいいか検討する場合もあります。

浜:マーヴィンの言う通り、バランスは大切ですね。
例えば売上ばかりを追い求めてしまうと、UXが犠牲になることがあります。色々な要素を考えながら最適なところに着地させるということは、企画を考える時に常に意識しています。

——お二人ともデータ分析は元々得意だったのでしょうか?

浜:同じチームにデータ分析を担当するメンバーにいますので、複雑な分析はその方に依頼しています。
ですが自分でもデータ分析が出来た方が業務を進めやすくなると思い、今年からSQLの勉強を始めています。
データ分析メンバーに色々教えてもらいながら、今では簡単な分析であれば出来るようになってきました。

——仕事の進め方としては、チームと個人どちらで進めることが多いですか?

マーヴィン:どちらもありますね。
自分が担当している業務で分からないことがあれば他のメンバーがサポートしてくれますし、一つのサービスに対して役割分担して対応することもあります。

——企画提案はどのような流れで進みますか?

浜:LINE LIVEとしてこういった機能をつけたい、という大きなテーマを与えられ、そのテーマが具体的にどうすれば実現できるのかを考え企画にすることが多いです。
もちろん、自分からこういった機能があった方がいいと提案することも出来ます。

マーヴィン:我々のチームの特徴で、新卒でも中途でも入社3か月ほどした時点でLINE LIVEで自分がやりたいこと、サービスとしての改善点を事業責任者含めたチーム全員の前でプレゼンする機会があります。
そのプレゼンの中でやりたいといったことは任せてくれますね。

4.やりがいと苦労について

——お二人にとって仕事のやりがいと苦労を教えて下さい。

浜:やりがいとしては、ユーザーが多いサービスに関わっていることですね。緊張感や責任感も大きいですが、その分達成感も大きいです。
また、ライブ配信は今の世の中の状況も重なり非常に注目度が高まっているサービスです。だからこそ事業成長のために今まで以上のスピード感を求められています。大変なことでもあり、やりがいに感じる部分でもありますね。

マーヴィン:自分が考えたものでユーザーが喜ぶ反応を見れることはやりがいです。
苦労と言えば、どんな企画でもそうだと思いますが、企画から実装までスムーズにいくことはほとんどありません。
スケジュールが決まってリリース日も決まっているタイトな状態で一番最後にゼロからやり直しになることもあります。そういった状況で調整を続けリリースまで進めていくのは大変ですね。

5.求める人材について

——どのような方と一緒に働いてみたいですか?

浜:変化と挑戦を望む人だと思います。
LINEに大企業のイメージを求めて入ってくる人はマッチしないかもしれません。状況が常に変わっていくことを楽しめる人にとってはとても楽しい環境です。
WEBやライブ配信が好きなことも大切ですね。楽しみながら仕事が出来るかどうかは重要だと思います。

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マーヴィン:何でも挑戦してみたい人にとってはマッチしていると思います。
あとは自分の意見をしっかり持っていることは重要です。
たとえ上司からの提案でも、自分はこうしたいと言える人がよいと思います。言われたことだけをやるのではなく、議論しないといいアイデアは生まれないと思います。
そして、浜さんと同じく仕事を楽しめることも大切ですね。
仕事を楽しめないと、面白い企画は生めないと思います。

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以上、浜氏・マーヴィン氏のインタビューでした!

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