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え？いいじゃん、このドラマ！大人のほろ苦いBLドラマ『オールドファッションカップケーキ』を観よう、生きることをしよう！

リンダ_エンタメ系

こんにちは〜

アラフィフ脱しまして、アラ還と呼べるようになりました、

なんちゃって腐女子のリンダです！❤️

たまにBLの漫画やドラマで「いいな」と思ったらnote書いてます。

さて、掘り出し物がありました。

この感動？ちょっと言いたくなったので、お暇なら読んでね。

まずは早速お知らせがあるみたい。


明日7月3日の日曜夜11時は、インスタライブを観ましょう！！！



そうなんですよ、もうあと1話で終わりなんですよ！！！

だからこの記事読んだら、考えないでFODか楽天TVで視聴してみてください。

最終回は月曜の夜中の0時なんですよ。

間に合いますぜ〜〜〜。


あ。

慎重派のあなたは、この無料動画どうぞ。

多分やられますんで、視聴してみてね〜（って、自分がそうだからきっと世の中もそうだ、と思ってるところが私っぽいwww）



なんてことない39才の日常がリアルすぎて怖い


あのですね、この出だしの3分ぐらい。

秀逸だなと思いました。

（ネタバレになるので、ちょっとーって思う人はまず観てから読んでくださいませ）


武田航平さん扮する「野末さん」という中年期に入った「癒し系・デキル上司」の男性が、自宅で朝6時に起床するんです。

そこから歯を磨きながら、鏡に映った自分の髪の毛をかきあげ、白髪を見つけたりします。

6時42分にはテレビの前で「いただきます」して、

「ご飯・みそ汁・卵焼きとソーセージ・副菜２品」

このしっかりした朝食を食べます。

インテリアも上質で、静かな朝で、鳥の声が聞こえる。

それから職場へ向かうんですね。。。


これねー。

何の変哲もなく、不幸でもないところ、整ってるところがねー、中年期のリアル。

これだけで引き込まれちゃいました。

ドラマの作り方見せ方がキレイだし、隙がないのがいいです。


それで職場でも部下の失態を救ったりして、

めちゃくちゃ慕われてるんですよね、

女子にも男子にも（ちょっとあんまり無いパターンかも）

それで木村達成さん扮する、外川っていうイケメン29才が出てくるんです。

かなり野末さんに対してストーカーっぽいんですが、とりあえずワンちゃんみたいにずっと付きまとってる感じがなんとも。。。美味。

そしてツンデレらしく言葉が辛辣です。

「更年期の匂いがする」とか「認知症にならないように」とか、え？そんな、39才だよまだ！って思うんだけど、外川は必死なんですよね、野末さんが気落ちしないように。

しかもちゃっかりスィーツを食べに行きましょうっていう「デート」を約束させるんです。

外川の下心、ダダ漏れで笑えます。


ところが野末さんは外川に振り回されてるだけで、無気力なんですよね。

ここもリアル。

「ほとんど自分を諦めてる」人っていうか。

なんでしょうね、この10才の差。


中年期の本質が明るみになる第1話16分12秒


さて、この無料動画の１話。

中盤以降の外川のイケイケ感はすごかった。

野末さんに、女の子ごっこしましょうって最初のカフェで、

なかなかパンケーキに口をつけない彼を見ながらの外川のセリフが、

まー図星で。。。


あああああああ！！！

そうなんです〜〜〜〜。

中年の危機とはこういうことなんです！！！


自分が通ってきた40代50代が一気に明るみに出ましたよ。

ほんと、このドラマは中年以降の、

何の変哲もない、

何の進展もない、

でもお金はあるし普通に息してたら「無事でいられる」

と勘違いしてる社会人の私たちにメスを入れてくれますよね。。。


ただただ「男性同士の禁断の社内恋愛！」とかを想像していたとしたら、

そんなのより100倍は面白いですね。


原作の漫画はまだ読んでいないんですが、

どうやら脚本は、ドラマの台詞をそのまま忠実に入れ込んだようで、

役者さんたちも原作のファンの方に幻滅されないようにと、

気を遣って一言一句間違えずにしゃべったそうです。

たとえばこのセリフはグッと来ました、、、


後悔は幸福になるための糧で、人生の燃料です。
　　　（「オールドファッションカップケーキ」佐岸左岸）


2つの場面で出てくるんですが、

時代背景が異なってるため、同じ言葉なのに違ってとらえられる。

うまいなーと思います。


おりしも国内ドラマのランキング1位だそうで、

え？もしかして、ミドルエイジ・グライシス予備軍の人たちも、腐女子に混じって視聴してるのかしら？

人気あるみたいですがわかる気もします。



成功するBLと、そうでないBLドラマの違いって？


私はドラマ評論家でもなんでもないですが、

なんちゃってレビューしながらも、

ちょっとイマイチだな〜ってBLドラマも数本は観てきて、（そういうドラマは大体第一話で視聴を止める）

イマイチのはnoteに書かないですね。

（ていうか、書けない。興奮していないからwww）


成功、つまりドラマとして人気が出るのと出ないのの違いってなんだろう？と改めて考えましたら、

この１話の作り方で、すぐわかっちゃうかもしれません。


まず登場人物の描写がリアルで、プラス、夢を見させてくれるか。

希望があるか。


野末さんに対しても外川くんに対しても、リンダに、

「見守っていきたい！この2人の仲」と思わせる何かがあります。

イケメンだったら誰でもいいというわけじゃないというかね。。。


あと周囲の人間たちが「尖っていないこと」

男性二人の仲が深まるにつれ、いろんな人たちが映し出されては、なんらかの関わりをするんだけれど、、、

（たとえば桐島部長。合コンをセットアップして、野末さんも外川くんもそれぞれに女子がアプローチしちゃって、なんか揺れるって、いいではないですか？！）

しつこくなくて、うまい具合にすり抜けてくれる感じが助かりますよ。


腐女子の想像力を沸き立たせるには、

・ちょっとしたヤキモキ

・ちょっとしたライバル

・ちょっとしたイザコザ

が要るんですが、それらをちゃんと作り出してくれる。


あと、小道具もいいです。

（たとえばスマートフォン。野末さんが扱い慣れていないために、メールの返信が来ないって誤解しちゃうのが、いい！）

（たとえば外川のアパートまで来て、料理しちゃう野末さん。後ろ姿みてニンマリしてる外川、なんかドキワクしかない）


それで、最終話見ていないのでどう仕上がるかわかりませんが、おしなべて「幸せしかない展開が待ってる」という期待感ですね。


人気があんまり出ないドラマって、もしかしたらこの「視聴者側（腐女子が大半だろう）」の思い通りにしていないってことかもしれません。


イケメンたくさん並べる（→でも感情移入できない）

浮いたような決め台詞にする（→それまでの過程がないから、聞いていて心に入らない）

無理くりな過激なエッチシーンとかも（→いや、こりゃ酷い、見たくない）


厳しいですが、なんか幻滅の対象になりませんかね？

BLに限らず「いいな」と思う恋愛モノは、バランスがいい感じします。


『オールドファッションカップケーキ』は久々のリンダ的LOVEなドラマでした。

しばらく鬼リピして視聴したいと思っています！


*****

ってことで、最後に、今期の夏ドラマでBLといえば、この、


https://youtu.be/Nupkr2oVr4A

「みなと商事コインランドリー」ですが、

ちょっとだけ年が若くなるんで見ようかどうか迷っております。

また別のドラマを何本も見る予定ですので、近日中に速報も書きますね！

もし「みなショー」見たよ、という方は感想をリンダに教えてくださいね〜〜〜。


ではまた。

リンダ＠最近1200円で映画を観ることにこだわりすぎて水曜に有給を取るクセができたが、60歳になったらシニア料金になると知って来年まで待てばいいかと急に映画館に行かなくなってる貧乏性なこの頃



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