自分を信じられること ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること
自分を信じられることです。
自分を信じられるので、与えられた知識ではなく、自分で考え抜いた上で、シンプルに生きることができています。どのように考え抜いたか、事例を紹介させてください。
①プロジェクトマネージメント成功
始まりは音楽でした。ビアノです。楽譜という言語で書かれた情報を咀嚼(そしゃく)して、身体を通じて楽器を操縦し、美しい音に変換することに、人間5年目の私は夢中になりました。美しい音を出すために、いかにすれば良いかを考え抜いたのです。このプロジェクトマネージメントの成功が、生き方の基本になったと思います。
(蛇足ですが、若い異性の先生にも淡い何かを感じ、それが得も言われぬ大切なものだと、動物的に感じていたと記憶しています。)
②運と勘としつこさ
プロジェクトマネージメントの仕方を身に着け、それを学習、生徒会活動、クラブ活動、アルバイト、会社員生活、家庭生活に応用していきました。その中で、次第に見えてきたことは、成功は、論理的なアプローチの前提として、運と勘としつこさが重要だということです。この3点を意識することで、より深く洞察することができるようになりました。
③記憶力が悪い(偏っている)
自分でも呆れる程、私は自分の好きなこと以外は、記憶できません。ですから、いやなこと、忘れたいことは見事に忘れられます。しかし、受験という、勉強内容を強いられるプロジェクトが嫌いで、英語も世界史も日本史も、受験でなければ大好きなのですが、入試のためのとなると、全く記憶できませんでした。そういう自分の特性を理解し、記憶力に頼らず、考え抜くことに人生の軸足を置いてきました。
でもそんな自分が、好きなんです。
そして今は、パートナーと次世代の幸せのみを願い、シンプルに生きています。