ミラーの使い方 動かない情報は意味無い 安全運転 その2~当たり前過ぎて意識しなくなっていること
運転に使う画像情報は、動かない画像(静止画)に比べて、動いている画像(動画)に圧倒的な価値が有ります。唯一、静止画は動画の位置を認識するために補助情報として必要です。
以下に、プロドライバーの、補助画像の使いこなしの工夫をご紹介致します。
(あくまでご参考であって、運転者ご自身のご判断を優先して頂ければ幸いです。)
自動車や、二輪車の運転には、死角を補う意味でサイドミラー、バックミラー、それに相当するカメラ映像を利用します。最近は、運転席から電動で映り方を調整できる車も増えています。ですから、例えば、車庫入れなど必要に応じて画像のアングルを調整することも可能です。
一方で、自動車の性能が向上し、加速や旋回等が俊敏になり、早い動きを事前に察知するため、より広角の画像が必要になっています。
加えて、道路交通法改正により自転車の車道利用も増えています。見えにくく、動きが予測困難な自転車も早目に察知することが、安全運転に必須です。
以上のような理由で、例えばサイドミラーは、ボディーを画像端にほんの少し写り込ませて、後はなるべく外側の動いている画像(動画)になるように調整すると安全です。それ以外のアングルも頭を少し動かしたり、体ごと少し動くだけで死角がかなり減少できます。
ご安全に。