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日本語ナイトvol.4 イベントレポート

テーマ:モチベーションの維持と自分のタイプについて

皆さんこんにちは、Lincインターン運営チームの小林レジーナです。
今日は先日行われた留学生向けコミュニティイベント「日本語会話ナイト」のイベントの様子をレポートでお届けします。


イベントの目的
当、日本語会話ナイトは、4つの主なイベントの目的を持っています。

⑴一つの深いテーマについて日本語でアウトプットする機会
→自己理解や思考、気持ちの整理に繋がる。
⑵テーマについて考えたり、他の留学生との交流の機会
→自己理解を深め、他者理解も学べる。
⑶自分のいつものメンバーではなく、色々な人と交流する機会
→思考の幅や理解の幅を広げる、視野が広がる。
⑷他の参加者と『対話』をすることで、人との繋がりを感じる
→帰属感を持つことで安心できる。
また、この目的をしっかりと達成させ、かつ対話の密度を濃いものにするため、毎回少人数での実施を心がけております。

当日は、Linc Internの運営チームから2名、Linc Intern登録ユーザーからは、名古屋大学、東京都立大学、上智大学、日本大学に在籍している中国人留学生6名が参加しました。

イベントのテーマ
「モチベーションの源泉を探ろう」というテーマで今回のイベントはスタートしました。
今回は日本語ナイト開催にあたり、参加者には事前にある課題を課しておりました。
15問の質問に答えて、あなた自身が『ビジョン型』なのか『価値観型』なのかを客観的に見ることができる、性格診断テストのようなものです。
質問は、日常生活においてどういった基準で物事をするかということが主な内容で、参加者は質問に回答し、そのテスト自体が何を意味するのかは知らない状態でテスト結果と共に参加してもらいました。


イベント当日(内容)
19:00になり、zoomをあけるとそこには6人の参加者がもうすでにスタンバイをしていました。簡単な自己紹介と、参加した心境、診断結果を答えてもらいイベントは好スタートを切りました。
今回は新たな試みで短いレクチャーを含んだイベントとして、全体での時間、小さいグループに分かれての話す時間というようにパターンを変えてみました。

日本語会話ナイトでは毎回参加者に質問を問いかけるのですが、今回はテーマがモチベーションであるということで、こんな質問をしてみました。
ーなぜモチベーションとは続かないのか
ーあなたのモチベーションの高め方はズバリ?
ーレクチャーの内容を基に、あなたのタイプはどちら?『ビジョン型』?『価値観型』?
ーどちらの傾向かを象徴するような実体験はありますか?
ーレクチャーを聞いて何を感じましたか?考えましたか?
といった内容で日本語会話ナイトは進んでいきました。

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モチベーションが続かない理由は?という問いに関して、
良いフィードバックが来なかったり、ポジティブな成果が見えないと続かない。
目標のために突き進むと疲れが溜まってくる。
ホルモンの影響もあるのでは?
目標感が薄かったり、設定した目標そのものが自分のイメージとギャップがある。

みなさん、同じような意見が多かったです。
結局は努力していても、思うように結果が出ないとモチベーションが下がってきてしまうということですよね。(わかります。私も、色々三日坊主になりがちなんです。)

また、あなたのモチベーションの高め方はなんですか?という問いに対しては、小さい目標をたて、それを達成し+aで少しずつ目標を大きくしていくことで、結果が見えるようにし、自分のモチベーションを高める。
仲の良い友達や同じ志をもつ仲間と、話を共有したり、一緒に頑張ってみる
努力を可視化できるように、アプリや表の利用をする。
一度目標に突き進む努力から、自分を切り離して新しい他の何かに打ち込んで見る。
大好きな音楽を聞いて、自分を元気にさせる。
などという意見がありました。

個人的には、努力を可視化するというのはとても理に適ったモチベをあげる方法だなと思いました。お仕事する上でも、結果ややっていることが数値や成果としてアウトプットできると、嬉しいし頑張ろうって思えますよね。

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今回の心理テストやミニレクチャーは、平本相武氏の「成功するのに目標はいらない!―人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方成功するのに目標はいらない!―人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方」という本を基にできています。
自分のことを知ることで、生き方や努力の仕方などがより豊かに効率的によくなるというような内容です。

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参加者のみなさんの傾向として、自分の持っている価値観を満たしたい、価値観の体現、そして目の前のことに向き合うことで成果がついてくる『価値観型』が多かったですが、中には極端な『ビジョン型』:目標ドリブンで、目標や理想に近づくことを大事にし、未来から逆算して成果達成をするタイプの方もいて、お話は盛り上がりを見せました。
『価値観型』の方は、こういうことが大切だなぁ、興味あるなぁ、やってみたいなぁ、ということから実際にやって見る。『ビジョン型』の方は、Aという事柄を達成するというゴールのために、何をすればいいのかいつも考えてしまうようです。


イベントの感想
今回のイベントのあと、参加者から感想を聴く機会を設けました。
意見としては、イベントに参加することで改めて自己認識に繋がった。タイプは分かれても、両方のタイプにそれぞれメリットやデメリットがあることを認識し、お互いを理解し、参照し合うことが大切である。就活という過程は、自分に関する理解を深めさせてくれるものであると同時に、私たちの人生や考え方にも大きな影響を与えるものだと考えた。ESや面接などの準備をすればするほど、将来性ややりたいことを考えなければならず、窮屈な思いをすることもある。また、今は『ビジョン型』だけど、『価値観型』に憧れるなどという感想もありました。シンプルに『交流』という雑談ベースではなく、テーマを設けることでより一層深みのある話をすることができました。

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話を聞いている中で、私は自分のことを考えてみました。
心理テストでは『価値観型』と結果が出ていました。考えてみると、仕事をする上で大切に思っていることとその企業の雰囲気やモットーがあっているかで就職活動をしていたこともあり、もっぱら価値観型で異論はないなと感じました。
イベントを企画している私たちもテーマを通して考えることで、再度自分のことを認識できる、意義のある時間となりました。


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