材料を見抜く力
建築にとって大きな分岐点は、材料を見抜く事が一番の大切な力だと思う
問屋さんからすると、売れる事が大切かもしれないが、お施主様からすると材料を知っている方と会う事が一番大切だと思う
デザインも大切だ
しかし機能が何よりも大切だと思う。
10年間は大丈夫
それ以降は。。。。。。
それが本当の材料の見抜く力になるだろう
先人の知恵が発展し、コストを考えた上で、それが今の建材になっている筈
当然弱点も分かっているだろう
色んな状況の中から、一番正しそうな材料を選択するのは建築屋の実力だと思う
土壁の中塗り・上塗り等、色んな意味がある事を現代で表現するのは非常に難しいが、それがお施主様を思って選択しているのであれば、近々の不具合よりも長い期間での相手を思っての選択
何が正解だなんて分からないが、誰を思っていたかは明らか
そんな思いが常に伝わればって思う
