【ポケモンSV】みずジムリーダーとして、ジムリーダー対抗戦に挑んできた
最初に。
今回のバトルは、やや特殊なレギュレーションで行われています。
そのため構築の参考になるようなことはほとんど書いてありません。ゆるゆる統一パ使いはこんなこと考えてるんだよ、位の感じで。
某Discordサーバーにて、「パルデア地方のジムリーダーになろう大会」が開催されました。
自分の好きなタイプのジムリーダーになり、以下のルールで戦います。
5VS5のフルバトル
宣言したタイプのポケモンを4体使用する
1体は宣言したタイプを持たず、テラスタイプをそのタイプにする
そのポケモンは、先発か死に出しで初手テラスタルすること
パルデア初出ポケモンを1体以上使用する
その他、チャレンジャー枠として、違う構成ルールで参加することもできる
簡単に言えば、「基本は本気ジムリーダー仕様。ただしムクホーク@ノーマルテラスは、四天王兼任のアオキさん専用」ですね。
今回のパーティ
ペリッパー@だっしゅつボタン
ごく普通のあめふらしペリカンくん。
レートバトルではしめった岩とひこうテラスで暴れてますが、今回はほぼサポート役。
中盤にイルカマン・後半にイダイトウで2回雨を降らせたい。
イルカマン@だっしゅつパック(パルデア枠)
こだわりハチマキ/スカーフじゃないです。
起点にされるのを挑発で防ぎつつ、インファイトでBD低下→だっしゅつパックで交代。その分火力が下がりますが、そこは雨でカバー。
エンペルト@おんみつマント
第9世代にしてようやく獲得した特性勝ち気を、あえてブラフにする構成。激流でもほぼ変わらないんですが、勝ち気なら相手から見えるので。
あくびと渦潮のコンボで相手を撹乱・羽休めで粘って、じわじわ削り倒したりターンを稼いだりします。
渦潮、地味な技だけどいい仕事するんだコレが。おんみつマントとの相性も抜群。
イダイトウ♂@いのちのたま
全抜きエース。というかイダイトウ♂ってそれが仕事だよね。今回は55フルバトルということで、お墓参りの火力は63よりさらに上がります。
もちろんすいすいが採用できるのも強み。適応力より火力は下がりますが、相手の上を取る力はかなり高いです。
ヒスイヌメルゴン@たべのこし(テラス枠)
草食と見せかけてシェルアーマー。
ルール上テラス枠は受け出しができないので、下手に草技を狙って交代は狙わないほうがいいなという判断です。受け役が急所で落ちるのは痛すぎるしね。
HDブッパ+立て籠もるの両受け構成で、じっくりじっくりぬめぬめに戦います。
でんき/くさ/ドラゴン以外にしんどいのは、実はゴーストタイプ。イルカマンのインファイト・エンペルトの渦潮・ヌメルゴンのボディプレスが効きません。
あとこおり、というかフリーズドライは嫌。アマルルガはなんでみんなに分け与えちゃったの。キョジオーンは塩漬けを安易に配ってまわったりしちゃダメだからね。
実践レポート
1戦目 フェアリー◯
タイプ相性は、相互等倍。
水格闘半減のマリルリがしんどいので、ここにイダイトウを確実に当てていくことを狙います。
とはいえ早期降臨されるとお墓参りの充電が足りないため、先発からややスロースタート気味の動き。受ける準備は済んでる、と匂わせれてたらいいな。
ミミッキュもなんとかならんかと思ってたら、ちょうど交代で出てきたところで渦潮命中。逃げることはできてもスリップは入りますね。
まあヌメルゴンが道連れにされたんだけどな!
2戦目 はがね◯
タイプ相性は、みずが防御有利。
イルカマンのイルカパンチ、もとい雨下ジェットパンチがつよつよ。
「クイックターンと見せかけだっしゅつパック!」の強みは、挑発とインファイトを採用できること。弱みは、火力がやや不足すること。
ペリッパーはイダイトウに回したいですが、できるだけイルカマンにもあわせていきます。
後半はぬめぬめ無双。
立て籠もるを2回積んだあと、一貫性のあるボディプレスでぺしんぺしん叩いていきました。
3戦目 ゴースト✕
タイプ相性は、相互等倍。
初黒星。
敗因はシンプル。中盤、ペリッパーがイダイトウ相手に先手とんぼ返りできてしまったことです。
「死に損なったときのための後手とんぼ」のつもりだったんですが、イダイトウならぺりぺりくらい倒せちゃうよ!というかイダイトウ=先手はすいすい使いのイメージだよS78やぞ。
あと、全員ゴーストではインファイトが使えず手動交代だったイルカマン。挑発がちゃんと仕事したのでちょっと嬉しい。
ってかトリックルームは通ってたらヤバかった。そういやそのために速度下げてたんですかねイダイトウ。
4戦目 こおり✕
タイプ相性は、みずが防御有利。
ヤバい択を2回外した、そりゃ負けます。
特に2回目が致命傷。
「ペリッパーに交代するか、それとも居座るか。当てればこちらが、外せば向こうが一気に有利になる」戦局。前者を選択し、見事にフリーズドライの直撃を喰らいました。
最低限雨だけは降らせたけど、アローラキュウコンが生き残ってしまった。再度雪に天候を変えられて押し負け。
それでもオーロラベールなかったらイダイトウがなんとかできた火力だったんですが、それがアロキュウの仕事だもんねえ。
あとぬめぬめ対決しました。
お互いテラス枠がヒスイヌメルゴンだったんです。あちらはチョッキ持ちの特殊受けでしたが。
5戦目 あく(どく)◯
タイプ相性は相互等倍。
あくというかあく/どく統一です(テラス枠もどくタイプ)
厄介なのがキラフロルとヒスイハリーセン。
こいつらには絶対仕事をさせてはいけない。
キラフロルに当たるようなタイミングでの物理攻撃は避ける。最後の一撃では発動させたけど、残りはペリッパーとエンペルトのみ=どくびし無効だったので関係ありません。
ハリーセンはエンペルトで捕獲。自爆で無理矢理脱出はかりましたが、はがねタイプの皇帝には効きません。
なおここまでこちらペースで進んだように書いてますが、先発のスカタンクにクッソ仕事されまくりました。
ぐぬぬぬぬ。
6戦目 くさ✕
タイプ相性はくさが攻守有利。
来ました。御三家三すくみの一角、みずが一方的に不利なタイプ。
とはいえ流石になんの対策もしてないわけではありません。それにテラスタル枠がマンムーなのが怪しいですが、ワタッコやダーテングがいるし晴れパでしょう。
…………うん?なんでルンパッパがイダイトウに先手を取れたんだ?
え?ワタッコは初手おいかぜ?
ダーテングの補助だから納得はするけど………先においかぜするの????
あああああ!つまりそういうことか!
ルンパッパの特性すいすいかよ!マイペースじゃないんか!してやられたわ!
くすん………それでもラス1までは粘ったもん…………
7戦目 こおり◯
タイプ相性は、みずが防御有利。
再戦です。無事リベンジ成功!
相手の戦術はわかってますし、雪を雨で上書き→ペリッパーが落とされる→キュウコンが下がる→イダイトウで押す→帰ってきたキュウコンをエンペルトでキャッチしてオーロラベールの時間を無駄にさせる、まで既定路線。
ところがエンペルトがあくびにアンコールを受けてしまい、渦潮が切れるまではねやすめをさせてもらえないことに。
ようやく復帰したときには渦潮も切れて逃げられてしまいました。これでまた雪が降ってしまう……
が、再び事件発生。
瀕死のイダイトウが攻撃をかわして時間を作った!この1Tは大きく、セグレイブ・アローラサンドパンにほぼ仕事をさせませんでした。
最後はテラスタルヒスイヌメルゴン対決を型の違いで制して勝利です。危なかった……
8戦目 くさ×
タイプ相性はくさが攻守有利。
再びリベンジマッチですが………今度は2連敗。
今回もだいぶ敗因がわかりやすいやつで、端的に言えば初戦の記憶に引っ張られすぎです。
「あいつはアレを使ってくるから……」「こいつの役割はアレのはずだから……」って深読みしすぎて、基本的なところが疎かになったパターン。
ルンパッパ→エンペルトのきあいだまが外れたのがある意味一番の盛り上がりシーン。
いくらD高めのエンペルトでも、2発当たると沈みますからね。あくびも入ってどうにか撃破。
まあこの時点でペリッパーヌメルゴンイルカマンと対応できる面子が全滅してたので、後ろのダーテングがどうにもならなかったわけですが。
9戦目 ひこう(とり)◯
タイプ相性は相互等倍。
不利タイプとは別の意味で正念場。
私も最初に考えたペリッパー+タイカイデンの組み合わせを投入しているひこう(というか鳥)パです。蓄電はひこうパも欲しいもんなあ。
とはいえあからさまな雨パではなく、ファイアローとかもいます。あくまでこの二人のコンビ運用ですね。
しょっぱなからエンペルトが一撃死し、ヌメルゴンもうまく仕事をしきれないまま退場。
さらにペリッパー対決にも敗北(「さようなら……兄さん……」「妹よ……強くなったな……」)した上、イダイトウも動ききる前に雨が上がります。
ここで活躍したのがみんなのヒーローイルカマン。
実質持ち物なしでもジェットパンチでばしばし相手を倒していきます。
ペリッパーとラス1以外の3体を倒し、最後のテラス枠は………コダック。かわいい。
瀕死のヒーローVSかわいいアヒルチャンの対決は、赤HPから冷水2発耐えたイルカマンの勝利でした。最後はウェーブタックルで前向きに倒れ伏したので、熱湯があひるの手に帰ってきてたら死んでましたねこれ。
10戦目 あく(どく)
タイプ相性は相互等倍。
あくと言いつつ実質どくのお相手ですが、再戦も無事勝利。
ボディプレスに渦潮、インファイトやウェーブタックル。各々の攻撃手段がきちんとハマって、珍しく完勝でした。
ジェットパンチとお墓参りは珍しく出番なし。そんな日もある。
ヒスイハリーセンは苦戦してる方が多そうでしたが、エンペルトには相性最良でした。
なんらかの定数ダメージ、一人は持っておいたほうがいいねえ、フルバトル。いやまきびしステロとかも必要だけどそうじゃなくて、猛毒とかやけどとか。
11戦目 あく◯
タイプ相性は相互等倍。
こちらは普通にあくで統一してる方です。
開幕、ワルビアルの威嚇でだっしゅつパック発動・逃げ帰るイルカマン(「さようなら」「さ、去っていった………」)
エンペルトといいイルカマンといい、威嚇で発動する能力多くね?
わかってはいたけどマスカーニャがヤバい!
等倍のエンペルトやシェルアーマー持ちのヌメルゴンですら、一撃で半分以上持っていかれるなんて。
お相手からしたら「そのヌメルゴン、草食じゃなかったの!?」だとは思いますがw
それでもなんとかイダイトウが相打ちし………戦局は絶望。
こちらはイルカマンのみ・お相手は3体生存。もちろん雨は上がっています。
しかし追い詰められてからがヒーローの真骨頂、きれいに3タテを成し遂げました。飛行に続いて2回目のラストスタンド無双です。
メンチ切られて逃げ帰ったのはただのナミのイルカ、真のヒーローは誰の目にも止まらないところで活躍するのです。
…………いや心臓には悪かったよ。テラス枠ルカリオはインファイトで倒せるし、タスキも見えてたから行けるとは思ったけどさあ。
12戦目 あく◯
タイプ相性は相互等倍。
まさかの同じ方と連戦でしたが、無事防衛に成功。
今回は流石に、マスカーニャ耐久ラインを考えて動く感じ。
シェルアーマーヌメルゴンはトリックフラワーだろうと防御積みが有効なので、そこを起点に戦います。
……が、今度はワルビアルの挑発と地震でいいように翻弄されてしまい大ピンチ。
適宜ペリッパーによる地面回避をはさみつつ、なんかイダイトウが一撃で落とされつつ(テラスルカリオの悪の波動は無理よ)
だけど今回もイルカマンが大活躍。
ワルビアルの威嚇をもらうも、そこは死にかけペリッパーをクッションにしながら雨を降らします。とはいえステロで仕事されましたが……
最後は雨下イルカパンチで勝利です。
せーぎはかつ!
終わってみて
最終成績は、12戦で8勝4敗。
特に勝ち負けを問う大会というわけではなく交流会に近いものではありますが、やっぱり2/3勝ったのは嬉しいものがありますね。
とはいえ反省点もないわけじゃないです。
草対策が甘い。
電気対策はもっと甘い(今回は電気統一の参加者がいなかったので)
ゴーストに弱いことはわかってたんだからなんとかしとけ。
ヌメルゴンのラスターカノンは不要だった。眠るはしんどいにしても命の雫くらい入れてもよかったかも。
イルカマンは流石に奇策寄り。とはいえ命の珠をイダイトウとどっちが使うかって言うとイダイトウだったもんなあ……こだわり系使ってると柔軟性が落ちるし。
エンペルトはSを割り切ってDに全振りでもよかったかも。
あと、全体的に択を外しすぎ。
このあたり、やっぱりまだまだ足りてないなぁ。
とはいえとても楽しい時間を過ごせました。
みなさま、遊んでいただいてありがとうございました。
次回はDLC後編後の予定になっています。
私の最推しポケであるドラ様(キングドラ)が内定しているので、楽しみ!
最後になりますが、ページ上部の画像は5分で作ったドロップバッジです。
今回はたまたまチャレンジャーと戦うことがなかったですが、次は授与式したいですね。