ふっと気づいた、好きなもの
何気なく見た机の先に、家のオブジェが並んでいた。
気づかないうちにこんなにも集まっていたとは。
家のオブジェが好きなのかもしれないなとふっと思った。
確かに、
神社仏閣や美術館、散歩で目にする家やマンションなどの
建築物を見るだけで楽しくなってくるし、建築の写真集などは、
建築の知見などは全くないがなぜか見入ってしまう。
これまで一度も建築士になりたいと思ったことはないので、
自分で建築物を手掛けたいと思うわけではない。
ただ建築物が好きなんだろうなと思う。
自然にはない人工的な造形が好きというよりも、
人間がここまで作り上げた過程を想像するととても感動するのだ。
少し大袈裟な感じもするが、昔の手作業で作られたものも現代の機械を使って作られたものの、どちらも人が関わっていることには変わりなくて、
一つの建築物を多くの人が関わって作り上げるという事に心揺さぶられる。
便利に暮らしていく中では特に意識しないけれど、
その便利は、多くの人によって支えられているのは分かっている。
「目には見えていないけれど多くの人が関わっている」
という部分までも常に意識させられるのが、建築物なのかもしれない。
ただ、それと好きがどう結びつくのかは自分でも分からないのだけれども、心惹かれるのは確かだなと思った。
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