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Legion y700(2023)の5GHz帯のwifiチャンネルについて

ネットでLegion y700(TB320FC(2023))の記事を見ているとたまーにwifiのことが書かれている。
読んでみると5GHz帯のwifiチャンネルで使えないものがあり、具体的には100番台のチャンネルが使用不可みたいです。
この端末は中華端末で中国のwifi使用ルールに沿っていて日本のルールと違うのは当たり前です。
ただそれが自分が使う上でなにか問題になるかがわからなかったので今回しらべてみました。

1.現状確認

ネットに各国のwifiチャンネルの一覧が紹介されていました。

中国のwifiは日本と比べて52から64,100から140までのチャンネルが使えないみたいです。その内Legion y700(2023)に関しては100番台が使用できないと書かれていました。
実際にルーターでチャンネルを固定して使えないかを検証してみます。

自動設定(36)
自分の環境でチャンネルを自動設定すると36が選択されていました。

ルーター

pc

pcがどのチャンネルを受信してるかがわかりやすいです。

Legion y700(2023)

WiFi Analyzerというアプリを使用して受信されているかを確認します。
このように電波の表がでていれば問題なく受信できています。

自分の環境の場合、気にする必要がないのがわかります。

つぎにチャンネル64
表では中国は使えないチャンネルです。

ルーター

pc

Legion y700(2023)

ここのチャンネルも問題なく使用できています。

次がネットで使えないとされているチャンネル100です。

ルーター

pc

Legion y700(2023)

ネットで記載されてる通りLegion y700(2023)では使用できませんでした。

ただ先ほどもお伝えしましたが私の使用用途でチャンネル100番台を使うようは今後も全くありません。
チャンネル100番台を使う方のみが気にする必要がある問題みたいです。

2.好奇心

ネットを見ると国コードを変更すると100番台も使えるようになると記載がありました。
具体的にはnec romを使うと国コードを変更するコマンドが使えるようになりそのコマンドを使うとつかえるみたいです。
当然確認します。

romをnecへ変更します。
変更方法は割愛します。
rom変更後
設定->検索設定に####6020#を入力します。

国を日本に設定して確認のokを押すと強制的に初期化が行われます。
再起動後チャンネル100が受信できるか確認します。

問題なく受信しています。

今度はchina romに戻しても使えるかを確認します。
china romへ変更後、チャンネルを36,64,100と確認していきます。

チャンネル36(自動設定)

チャンネル64

チャンネル100

ネットの記事ではchina romでは使えないとされていましたが私のtestでは問題なく使用できました。

3.戻し

このままでも問題ありませんがどう考えてもチャンネル100番台を使う予定がないので戻したいと思います。
実は調べたのですが####6030#で国コードの変更は可能ですが"設定なし"がないみたいです。
元々は国コード設定なしが中国です。
国コードを変更するとoemowninfoと言うpartitionの書き込まれるみたいです。
なので作業前にbackupしてもとに戻すのであればそれを使ってください。
元に戻るのは確認済です。

あとpatchでも大丈夫です。(たぶん)
oemowninfoのe0番目の4byteが国コードで使われるみたいなのでこれをpatchでnullに変更すれば大丈夫なはず。
一応testして確認しています。
この逆も確認しました。
null状態から国コードをpathすればチャンネル100が使えるようになります。

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