~私の韓国語講座に込めた思い①~
小さい頃から韓国語に親しみがあったと言えど、韓国語で会話ができなかった私は、韓国人ハーフ夫と出会い、韓国に住みながらカフェ店員としてバイトをしていくなかで、言語習得はもちろんですが、韓国文化や、韓国人の国民性、そして韓国の美味しい料理たち、本当にたくさんのものに魅了されてきました💗
お隣の国と言えど、文化、国民性はやはり違います。
私が提供する韓国語講座では、韓国文化や韓国精神など、韓国語をもっと背景的な部分から深く理解して頂けるような内容を提供出来たら嬉しいなと思っています💗
こちらの記事では、私がどのように韓国語を身に着けたのか、韓国の何に魅了されたのか、韓国語講座でどのようなことをお伝えしていきたいのか、どのような方にお届けをしたいのか、を綴らせていただきたいと思います。お時間ある方是非ご一読いただけると幸いです😍
追記:書き始めると量が多くなりましたので、①と②に分けて投稿しています。後編を読むにはこちらからご覧下さい↓
私の韓国語歴史
小学生時代:知り合いの韓国人ママに韓国語を教わる
高校生時代:K-POPにドハマり、韓国語は喋れず、空耳で歌を楽しむ
大学時代:自由選択科目で「朝鮮語(いわゆる韓国語)」を受講(2年間)
→この時点までハングルは読めるけど喋れない状態でした
大学卒業後:韓国人ハーフ夫と結婚し、韓国で在住、バイトでカフェ店員をし韓国語を習得
私は小さい頃、知り合いの韓国人ママに韓国語を教わっていたことがあったため、小さい頃から韓国語に親しみがありました。そして、学生時代は韓国ブームにまんまとハマり、、(笑)教室でキャーキャー言いながらK-POPを歌ったり踊ったりしていました(笑)
大学時代ではその好きが高じて、自由選択科目で朝鮮語を選びました。でも、この授業の最初は韓国語の読みから始まります。私はハングルを読むことが出来ていたので、当初余裕をぶっこいていました(笑)そしたら、あれよあれよと授業は難しくなり、、単位をギリギリ取得するようなレベルでした😅
こんな感じで小さい頃から韓国語に親しんではきましたが、韓国語で会話は出来ませんでした。そんな私は韓国人ハーフ夫と出会い、1ヶ月間の語学留学をしたり、結婚後に韓国で住み、カフェのアルバイト店員をしたりする中で韓国語を習得していきました。
当初、挨拶程度しか喋れない状態でカフェ店員になったので、
「牛乳を取って」
「埃のある所だけ掃除機かけてね」
こういった上司の方の指示もろくに理解できず、結構苦労しました😅
しかし、面倒見のいいオンニ(実際は私が先に入ったので後輩ちゃん(笑))にたくさん韓国語を教わったり、一人で店番をする時に分からない言葉がでたら、完全バイリンガル夫にすぐ kakao talkをして教えてもらったりしながら、徐々に韓国語を伸ばしていきました。
昔聞いていたK-POPが聞き取れるようになっていた
高校時代に空耳で楽しんでいたK-POPの歌詞が、カフェ店員をして韓国語が伸びたあとに聞き直すと、歌詞の意味が分かるようになっていました🥺!!
一番感動したのは、東方神起の歌っている『마법의 성(マボベソン)魔法の城』という歌の歌詞が分かったときです。
高校時代、東方神起が熱狂的に好きだった私は、当時、手持ちのipod nanoに東方神起のmvを入れて曲を聴きながら勉強するのが日課でした。この魔法の城という曲も曲調が好きでたくさん聴いていました。
韓国語が分かるようになって聴いたら、歌詞も良すぎて😢歌詞に感動したことと、自分が分かるようになった喜びで涙しました😂💗笑
韓国語の上達が早かったのはなぜか?
カフェ店員をしていた当初はほとんど喋れなかった私が、3ヵ月ほどすると、ある程度韓国語も理解でき、それなりに韓国語を喋れるようになっていました。カフェで一緒に働く方々には「韓国語すごい伸びたね」と言われるようになり、牛乳を配達するおじちゃんには「まだ3ヵ月しか韓国に住んでないのにそんなに喋れるの?もう5年くらい住んでるのかと思った」と言われたことがあります😂
私がなぜ、韓国語の上達が早かったのか、自分なりに考えてみると、次の3つが大きな理由だったと思います。
①ハングルが読めた
前述のとおり、私は韓国語が読める状態でした。韓国語が読めるので、分からない言葉が出てきても、自分で辞書を引いて検索をすることができました。またお客さんから言われた内容で分からない単語があった時も、耳にした言葉をある程度正確に書き起こせるので、そのお陰ですぐに夫にも質問を送ることが出来ました。自分のカフェ店員時代を思い起こすと、ハングルが読めていた状態で韓国語オンリーのところに投げ込まれたことが上達を早めたのではないかと思います。
②漢字を連想するクセをつけていた
韓国語は基本的にハングルを使いますが、日本語と同じ漢字や似た漢字を用いる事があります。そして、1つの漢字には1つの読み方が決まっています。
例えば、『文』の文字は『문(ムン)』と発音します。ですので、
『文章』は『문장(ムンジャン)』、
『文法』は『문법(ムンポp)』、
『文化』は『문화(ムンファ※)』※この単語は連なって読むと音が変化し、実際はムㇴアのように発音します
このように韓国語に出会った時に漢字が使えるものは発音も同時に覚えておけば、応用をして韓国語で言える単語が増えていきます。この、漢字を連想するクセも韓国語理解にとても役立ちました。
③文法を学んでいた
私の韓国語上達が早い方だった最大の理由は、『文法を学んでいた』からだと思います。大人になってから語学を学習する時には、やはり理屈、文法知識もあった方が理解が早まると感じています。
例えば、『ご飯食べましたか?』という表現を学んだら、そのあと自分で文法知識を使って、以下のように表現を広げることが出来るようになるのです。
『ご飯食べましたか?』밥 먹었어요? (パp モゴッソヨ?)
『ご飯食べましたよ』 밥먹었어요(パp モゴッソヨ)
『ご飯食べているところです』 밥 먹고 있는 중입니다(パp モッコインヌン チュン イムニダ)
『これからご飯を食べるところです』 이제부터 먹을 참입니다(イジェブット パp モグル チャミムニダ)
こういった文法知識があったおかげで一つの表現を学べば、それを応用してより多くの表現を身に着けていく事が出来たのだと思います。
韓国の文化、国民性、料理に魅了される
そして、韓国で住むなかで、言語を習得しただけではなく、韓国の文化、韓国人の国民性、韓国料理、様々なものに魅了されてきました。私の韓国語講座ではその魅力も併せてお伝えしていきたいと思っております。
どんな韓国に魅了されたのか、1つだけ紹介させてください。
相手を呼ぶ時、家族に使う呼称と同じものを使える
韓国では、家族ではない相手にも、名前の後に、○○姉さん、○○兄さん、というように名前を読んでいきます。女性が年上を呼ぶ時は『오빠(オッパ)お兄さん/언니(オンニ)お姉さん』、男性が年上を呼ぶ時は『형(ヒョン)/누나(ヌナ)』を使います。
そして、これは夫の体験談を聞いて驚いたことなのですが、会社で働く上司に対してもこの呼び名を使っているのだそうです。もちろん会社の中では役職名(○○部長など)で呼びますが、一歩会社の外に出ると、「お兄さん、お姉さん」と呼ぶのだそうです。
私自身も韓国に住みながら、相手のことをお兄さん、お姉さんと家族で使う時と同じ呼称を使って呼ぶことで、相手との距離がとても近い存在として感じられました。
このように人との距離が近く、周りの人も家族のように扱っている韓国の文化がとてもいいなと感じています。