牛乳パックでお城を作る
鳥取県日野町商工会根雨支部ではお盆にイベントを開催しています。
盆に帰ってくるご先祖の御霊や都会から帰ってくる親戚なんかを一挙にもてなそうという試みです。
ご先祖の霊と帰省客を一緒にするなという声は聞こえないふりをして、とにかくやるのです。
町中に紙や竹、牛乳パックで作った灯篭を飾り、バザーもします。
そこでわたしも牛乳パックでランタンを作り、町づくりに貢献しようと思いました。
まずは、牛乳パックで小さな教会を作りました。
次にトトロのカンテラを作りました。
三作目はちょっと凝って、ロンドンブリッジ。
これですっかりはまってしまった私は、大作に挑もうとするわけです。
至極当然な、なりゆきであります。
色々考えた末、ウエストミンスター寺院を作ろうと思いました。
世界中で有名、しかも、ビッグベンの時計がシンボルでもあります。
3日ほど写真を眺めていました。
そしていろんな角度からスケッチも作り、牛乳パックで作れるように簡略化してゆきます。
ここが一番楽しいときであったかもしれません。
そして、おもむろに牛乳パックを集めます。
たぶん20個は必要な計算です。
一度にそれだけ飲んだら、お腹が大変なことになってしまいそうで、とりあえず5個でスタートします。
牛乳パックの表面を剥がします。
できるだけ薄く剥がすと表面が綺麗になるのですが、はがしやすいパックと剥がしにくいパックがあります。
さらに、剥がれる向きもあります。
悪い向きにはがすとすぐに破けたり、どんどん厚く剥いでしまい、しまいには牛乳パックの表面がなくなってしまったりもします。
牛乳パックがなくなったのでは本も子もありません。
牛乳パックは側面を切り、底は取りさって開いてしまいます。
ここまでは簡単。
次に図面を、牛乳パックと等身大に映します。
これが結構難しい。
私は、windous10に標準装備のペイントとワードを使いました。
ペイントを起動して、グリッド線を表示させます。
1cmが38pになるので、たて760P、横266Pの画面を作ると、牛乳パック1面になる計算です。
この画面に図形を落とし込んでゆきます。
線や丸や四角を使って作図します。
一枚作ることができたら、それをワードで4枚(牛乳パック4面分)にします。
ワードに表を4枠挿入して、ペイントで作った絵をそれぞれに挿入すれば4面ができます。
できた図面を牛乳パックに貼って、カッターナイフで切ってゆくのですが、糊で薄く貼らないと、後でいらないところを剥がせなくなります。
今回はここまで。
これで企画から作図、材料用意、下書き迄。
5日ほどかかりました。
牛乳でお腹はパンパンです。
(後編につづく)
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