伯耆のたたらがブラタモリに!
私は、伯耆国たたら顕彰会という会に入っています。
12年ほど目に、伯耆のたたらを世に出そうと会を結成しました。
(伯耆の国というのは鳥取県西部です)
その頃は、伯耆のたたらなど全く知られていませんでしたが、長年の努力の甲斐あって、すこしづつ、マスコミなどでも取り上げられるようになっています。
遺跡調査をしたり、講演会を開いたり、小説を出版したり、刀剣の話を調べたり。
色々な角度からたたらを取り上げてきました。
しかし、残念ながらこのところのコロナの影響で、資料館も閉鎖、活動も十分にできていません。
数年前に、天下のNHKが取材に来たこともあります。
ブラタモリの先行調査チームでした。
一生懸命伯耆のたたらの説明をしたのですが、その時はロケ地が鳥取砂丘に決まってしまい、文字通り後塵を舐めました。
あれから3年。
私たちは銀河の彼方に取り残されてしまったのです。
しかし、今回の話は突然にやってきました。
というか、突然にやって来て通り過ぎてしまいました。
と、いうのも、話題の中心は境港方面だったのです。
境港と米子市の間には、ながーい砂州があります。
弓ヶ浜といいます。
これは、伯耆のたたらによる砂鉄採取があまりに大掛かりであったため、海に流れ出た砂が半島を作ってしまったのです。
そういったお話を今回のブラタモリでは放送します。
直接、たたらの話ではないのが、残念ちゃ―残念ですが、たたら関連の話も多く出るようですから見てやってください。