【11歳マレーシア単身留学29】お金じゃなくて時間で買うモノ
世界で多拠点生活をしている美術家のLimo（＠Limopiece)です。
この記事では、「お金じゃなくて時間で買うモノ」のお話をしたいと思います。
先日、マレーシアに留学しているLimo娘に欲しいモノを聞いたら、
「お金じゃなくて時間で買うモノ」が欲しいの
と言われた。
具体的には、
・英語を流暢に話せるようになりたい
・絵を上手く描けるようになりたい
・数学が得意になりたい
だからLimo娘の欲しいモノはお金じゃ買えない。
自分の人生の時間を割いて獲得していくモノ＝時間で買うモノ
なんだと話してくれました。
正直、Limoは心が震えましたね。
11歳でこの境地に辿り着けるなんて驚きでした。
しかも、
Limo娘：
「自分が欲している才能を手に入れるために、ちゃんと考えたら分かった」
らしいですよね。
彼女の欲しいモノはお金では手に入らない。
自分で努力して時間を使って手に入れるしか方法はない。
まだ一銭も自分で稼いでいない子供の発言ですが、人生の時間を何に使うのか？を彼女は彼女なりに答えを出しているですよね。
そして日々その欲しいモノを手に入れるために、
ちゃんとコツコツ時間を支払っている彼女の生活を眺めていると、人間大人とか子供かと関係ないなって感じました。
周りの刺激に振り回されて、思考停止している大人が多い中、11歳だとしても自分にとって必要で大切な何かを、ちゃんと気づけるんだなって感心しました。
4月終わりからLimo娘はとうとう単身寮生活に入ります。
単身留学に幼い我が子を送り出す親は、誰しも言いようのない不安に包まれます。
Limoも掴み所のない不安のようなモヤに包まれていたけど、この彼女のこんな姿勢を知ることによって、かなり安心して送り出すことができそうです。
子供は大人の想像を超えてきますね・・・・・
お子さんによっては、自分の考えを言葉にできない可能性もありますが、出発前にいろんな話を親子で楽しみ尽くすことを、強くお勧めします。
子供の単身留学は本人だけではなく、親の私たちも大きく成長する何か大切な機会だと心から感じます。
最終的には子供の決断を尊重して、彼らを心から信じて、親の私たちも晴れやかな気持ちで単身マレーシア生活に送り出してあげたいものですよね。
今日もLimoのnote記事にお付き合い頂きありがとうございます。
Limo
2019
22×22×3.4㎝
心の細胞〜The cell of Mind 〜
人の眼は見えるものにとらわれてしまいます。ですが何も存在していないと思い込んでいる透明な背景にこそ、何か大切な現象がうごめいている。顕微鏡から覗いた心の細胞をイメージした作品。
Limo （LimoPiece）美術家
手術室看護師からヘアメイクアップアーティストへ転身し、その活動の中でアート作品を作り始める。 鮮やかで透明な樹脂を組み合わせた独自の作品は、不可思議でスタイリッシュ。 そして生命の持つエネルギーを内包しているかのような躍動感と儚さが入り混じっている。
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