【違和感と退屈】ヘッドピースをつくり始めた理由
アートな仮面をつくる美術家Limo(@Limopiece)です。
今までずっと、
「なんでこんな独特なヘッドピースをつくり始めたんですか?」
と聞かれた時に、
「気づいたら作ってました」
ってお答えしてました。
自分の好奇心の赴くまま、頭に浮かんだコトを現実のモノにしていっただけ。
自分でも、
「本当に何がキッケカでこんなことになったのか?」
よく分かっていませんでした。
しかし最近、散らばっていた記憶のカケラがすぅーーと浮かんできて、一つになったので、忘れないように記録しておきます…
キーワードは
違和感と退屈でした。
キッカケは親友の結婚式
基本的にLimoは結婚式のヘアメイクのご依頼はお引き受けしていないんですが、なんせLAに住んでいた時、喜びも悲しみもわかちあった大親友の結婚式。
Limoがヘアメイクを担当しなくて、誰がするの?レベルです。
結婚式の数日前にヘアメイクリハーサル。
友達の髪が短く、ウエディングドレスに似合うようなアップスタイルは至難の業。
ですが、
ここはプロの経験と技。
それはそれはエキゾチックな彼女によく似合う素敵なアシンメトリーアップスタイルを完成。
髪の毛のボリュームが少ない側に、平べったい(←ここ重要) 大きなお花のヘッドピースをつけることで、絶妙なフォルムになるヘアースタイル。
さて、
「大きなお花のヘッドピースって誰がつくる?」
との私の質問に、
友達は、
「ブーケを作る人が生花でヘッドピースも一緒に作ってくれるから、Limoがつくる必要ないよ」
と
「そっか…オッケー」
自分はその時ヘッドピースを一度も作ったことがなかったし、でも、
『なんだかよく分からない違和感』が渦巻いたのに、それをスルーしちゃったんです💦
それで当日、
フローリストさんから生花ヘッドピースを渡されると…
大きさはオーダー通りだったんですが、平べったい(←ここ重要)が全く伝わっていなく、丸いブーケのような立体フォルム。
私が計算してしたシルエットを見事に破壊するボリューム感でした。
友達と2人で無言…
でも、もちろん結婚式は待ってくれません😭
なんであの時、
「私が作るから任せて」って言えなかったんだろう?
後悔しかなかったですね。
でもそんな後悔も日々の忙しさに追われて、すっかり忘れた頃。
退屈な時間がポカンとできたんですよね。
それで、ふと
「私がつくるはずだった、叶わなかった夢のヘッドピースをつくってみよう!」と思い立ったワケですよ。
こうして、
お家にあったブリザーブドフラワーを解体、頭に張り付くようなヘッドピース作品「First」が生まれました。
それがこちら、
Limoが最初に生み出したヘッドピース
ここからLimoのヘッドピース作りは始まりました。
LimoPiece「First」は
「違和感と退屈から生まれた作品」
あまりに余白がない多忙な生活。
みんな何かに違和感を覚えては、やり過ごして、繰り返すうちに、どっぷり感覚が麻痺しちゃう。
でも、違和感と退屈をしっかり受け止めた結果、Limoは新しい一歩を踏み出すことになって
いました。
Limo
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
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Limo (LimoPiece)美術家
手術室ナースからヘアメイクへ転身。
その活動の中でアートな仮面を考案し、ワイヤーアートに辿りつく。
2022年〜世界をめぐりながら【暮らし】【旅】【子育て】のほどよいバランスを探求しつつ、作家としても活動◉11歳娘はマレーシア単身留学中◉
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