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ウィンヴルガ叛逆編3巻の感想!

((Tale of Two Wolvesより))ネイティブ・アメリカンチョロキー族のある伝承

ある晩、老人は孫にとある2匹の狼の話をしました。

「これは、私たちの心に住む、2匹の狼の戦いの話だ。」

「一匹は悪い狼。恐れ、怒り、妬み、悲しみ、後悔、欲、傲慢、自己憐憫、罪悪感、恨み、劣等感、嘘、うぬぼれ、優越感、エゴ。」

「もう一匹は、喜び、平和、愛、希望、分かち合い、安らかさ、謙遜、真実、思いやり、信頼の象徴。」

孫は少し考え、老人に尋ねました。

「どっちの狼が勝つの?」

老人はこう答えました

「お前が餌を与える方が勝つのさ」



前回の2巻の終わりから、マジコはどうなってんのぉぉー!状態でドキドキしながらやっと待ちに待った3巻、色々感情が揺さぶられる巻だったぁー。というわけで今回も感想を書いていこうと思います。


(*私は単行本派なので感想が本誌の展開と周回遅れになりがちな点はご了承ください)

マジコ

やーっぱりここはお約束展開か!?いや、それともガイが??とドギマギしてたが…

あーーーーやっぱりいいいー!?!?

しかも見せつけスタイルぅ?こ、コレは「イェーイ、ガイくん見てるぅぅー?」じゃないですか!(言ってない)いやNTR要素入れてくるとは…笑しかもめちゃくちゃヤラシイ拘束シチュじゃないかいっっ。3巻予約の段階でメロンブックスの特典見たとき、一瞬混乱したけれど、そそそそいうことかと笑普通の漫画だったら寸止めで終わりガチなところを、そういかないのがウィンヴルガ(ジンキも)よね。

ここら辺の反応について、キャラによって自分の反応の温度感が違ってくるよねと笑

ご存知の通り、ヨミの時は悶絶したし笑んー自分もバイオレンスなものは癖ではあるのだけど、そこら辺本当の推しとなると、やっぱり違ってくるのよね…いや、その「心と身体のバランスが……」ってヤツです。(自分の場合ヨミでそんな感覚に初めてなったワケだけども)


そこで、僕が一番知りたいというか、喪失シュチュエーションの際にどんなマジコの心理描写なんだろうなーと注目してたのは、アマガネの感想でも書いたような気がするけれど、何というかもっと素直に弱音を吐く一面が見たいなという、このままマジコがヤックウェルのモノになるのだとしても、そこを隠したままなのは、うーんつらいよな…という感覚だったので、ウィンの「いい子になろうとしなくてもいい、ワルになってもいい」というセリフは良かったし、素直にマジコがウィンやガイに「助けて」と言えたことはスッとしましたね。マジコにとってそれがとても自分本位に感じてしまっていたのかもしれない。


少し話は逸れるが、去年の春あたり、マジコの可愛さに目覚めた云々言ってた気がするが、どこでキュンとしたかというと、5巻のマジコと真白が始めたあった際、マジコが真白ママのシロガネを思い起こして少し涙ぐみそうになって咄嗟にフード?でキュッと目元を隠す仕草に、何というか、庇護欲みたいな感覚を覚えたというか。

さておき、こういう所であまり本心を見せず隠してきた部分に変化が見れたのは良かったなあと思いましたねー。


ボイドの壁という防御を捨て天津之黄泉の壁を開くことにより、他者を受け入れる事を選択したわけだが、他者を拒まないとする反面剥き出しの欲望に直面し、手篭めにされる危険性が高まるわけだし、一層世界の事実を突きつけられることでもある。というところで負の感情をどう扱うのか?恐れ拒み抑圧していってしまうのかなと前作10巻を読んでいていて気になってた部分ではありました。その例として10巻では新たにミホちゃんが出てきたわけだし。どうも怒りを恐れるあまり、どこか抑圧的というか臆病になってる気もして、読んでる側としてはなんだかモヤモヤっとすることもありました。真白もマジコもウィンのセリフを借りるなら「いい子になろうとしてる」とでもいうべきか。敵に残酷になりきれない甘さというのか、優しさというのか。その点ミドリは極端だったけれど、同情できる面もあったし。


そして帰港。あ、戻ってくるのか笑いや、2巻でてっきりこのままウィンはボイド・シンから出ていくのかと勘違いしていたのでここは嬉しいですね笑

まだまだニゴウが見れるのはとてもとても喜ばしい、うむ。


ここからメメントレイまでマジコとウィンの距離がグッと縮まっていくのも良いですね。マジコから歩み寄った形だけど、人機だった時のウィンも結構ツンケンしてたしまぁお互い様な感じがするよね笑ウィンの優しさも出ていてほっこり。



ガイとの関係について、前回の2巻では謎状態でしたが、3巻の描写でなるほど、となりました。そこでふと思い出したのが前作4巻のヨミのセリフ。


ま、ここは皮肉混じりのセリフなので、そのままマジコに当てはめるのもアレですが笑ただ信頼から恋心への心情の移り変わりといったところで確かにこう言う側面もありそうな。しかし、どちらかと言うと恩義から愛情へといった部分ではガイの方に当てはまるのかも?マジコの方は8巻あたりでウィンと真白の会話にちょっと妬いたりみたいなそぶりも見せてたこともあったなーなどと思い出したり。

一方で、少々混乱したのは前作10巻から反逆編までの時系列がイマイチ掴みきれてないところで、マジコ隊とガイが出会う10巻から反逆編のボイド・シンの海に浮上してから、一緒に戦って信頼感を得るそこまでの時間があったのか?など。ままそこは余白の部分というか、真白やグロリア、ミドリが中心だったのもあるが10巻時点での中心メンバーはどう分断されたのかは気になる。そもそもゼインはウィンヴルガと一緒だったよね?とか。それに、ゼイン以外にもベル・ミホ・スノゥは?あと今あげたキャラとは別にすごく気になるモブちゃんキャラも…(Xで言ってたやつ)

それと、10巻の最後に最高司令のジオボーラーが強襲してきてゼインが発見する場面があるけど、あれ?ここのジオボーラーがヤックウェルの??など単行本派的には色々まだ謎はある。本国に帰還、と言っていたが、9巻で総司令が真白ママに全艦隊を天津之黄泉に進軍させたと話していたので、ヤックウェルのジオボーラーはその中の一つであるのでしょうかね。


ということで、3巻のマジコ周りの描写について

個人的には前作で見れなかったマジコの本心、徐々に柔らかくなっていくマジコが読めたのは良かったし、注目のエロ描写についても、陵辱展開→救出上書きエッチ展開とあれ?フルセットじゃんかよ!!というのでマジコ好きな読者は色々ニンマリだったのでは?(憶測だけど笑)


恋する乙女(?)は可愛いですわね。(?って何だよ)


叛逆編からのエロ描写について

まず、やっぱり移籍してくれたことは本当にありがたいなという事ですね笑

前誌の規制のままだと画的に面白みがなくなるのは明白だし、セックス な描写だけでなく、メメントレイでキルリアンレコードを追体験する場面も全身描写が可能だからダイナミックになってるわけだし。そこで規制、規制となったら興ざめですよね。

その状態で今回のようなメインキャラの3巻でいうとマジコというメインキャラのシーンで…となっても読者側は不満足感を覚える人は多そうだろうし。何より作者の綱島先生も以前のままであれば不完全燃焼であろうし(?)作者も読者も双方不満が残っちゃうのは良くない、良くないよーー、と思い、ました。

ウィン

思念花

叛逆編でのウィンの花と真白の花は一緒なのかなとも思いましたが、3巻であ、違ったの?ん?いや一緒だった。と一瞬混乱した笑

前作1巻で最下層ミューラーに咲いていた花は汚染された「ハナモドキ」と呼ばれていたが、ボイド・シンでは花名「思念花」と呼ばれているのか。いや?というか本当の名前はニゴウだけが知っているということだろうか。でも一巻で言っていた汚染された?とは一体

真白の花はキャラが消える度に花びらが少なくなっていったワケですが、叛逆編3巻で示されたのは、花びらの数だけ思いびとの危機を救うでした。なるほど?これは追加設定なのかね。ウィンの思いびとは「真白」それから「キュウ」?も?それがこれから増えていくのだろうか。

でも、叛逆編でマイちゃんがまさかの再登場ですから花の暗示というか花の所持者の思いに呼応してるようだが…うーん、ヨミだって分からないよね?ね?・・・・・・でもさ、その時って必然的にアイツが付いてくるのがよお…


以前書いたお花についての記事↓ヨミの行方を掘り下げるための花びらに注目してみるという話だけども笑

ウィンの真実

いや、あのですね、僕はウィンが女の子としての意識に目覚めていく過程を結構楽しみにしていたのですが、はん?まさかのヴィッツ・根室・・・・・・ってオメェかよぉぉぉ!!!オイオイオイぃ

そーいえば、ドールマンが初登場した際(だったっけ?)、「根室のガキ」というセリフがあったのを思い出した。え?それが?オメェなのかよぉぉ!!

いや、え…ウィンの女の子女の子し始めるキッカケがコイツなのは…えぇマジぃ?結構ショックなんですけど苦笑このヴィッツも清廉潔白というか、善悪で行ったら悪よりの人間だと思うのよなぁ。悪というかMADというのか。これからこいつが主要キャラのしかもウィン寄りの人間として描写されていくのは、えぇ…というのが素直なところで…まぁまだどうなっていくのか未知数だけど(単行本派なので尚更ね)ドミネイター側でいわゆるモブ系悪人ヅラじゃないキャラをきちんと悪役として描いて欲しいなというのがどうしてもあります。アイツとか、アイツとかアイツとかさ!!なので今の所ヴィッツに関しては結構批判的な見方であります。



メメントレイ

世界にはたくさんのまだ知らないボイドがある。真白を思い起こすために、マジコとニゴウの協力の元世界の記録・記憶にアクセスするウィン。その中でウィンヴルガではない、『JINKI』世界の記憶・光景を目にすることに。


「キルリアン・レコード」これは言わずもがな「アカシック・レコード」ですよね。このアカシックレコードという概念、結構色々な作品で目にすることがあるので一度ルドルフ・シュタイナーの『アカシャ年代記』を読んでみようと以前図書館で探したことがありましたけど、難解でさっぱり分かりませんでした笑

そもそも西洋オカルティズムや神智学の予備知識がなかったので数ページで挫折。神秘学と合わせて近いうちに再挑戦しようかな。あとはユングの「集合的無意識」なんかもこの系統の思想でしょうか。


話を元に戻して、「宇宙世紀」と「アナザー」じゃないけど、JINKIとウィンヴルガで何か繋がりはあるのか?と思っていたけれど、別世界のボイド(宇宙)という形で登場。ここで少し混乱したのが、あれ?ウィンヴルガの世界はドミネイターのボイド・エイヴァーンが一番上でその下にボイドが複数あるって設定だったよな…て事は…ん?みたいな飲み込みの悪さを発揮してしまった。(もちろん読者サービスの側面もあるだろう)

ここでニゴウが言う人の数だけボイドがある。は「多元宇宙」なのか「平行世界」なのか「並行世界」なのかで意味合いが変わってきそうだし。ここら辺の定義って難しくてよく分からんよね…

ボイド→voidは宇宙空間の空洞を意味する言葉の他にも「虚」を意味する言葉でもあるようだし…


アカシックレコード、 もといキルリアンレコードが記録している別世界。そう言えばこのアカシックレコード 的概念は、多元宇宙の場合はそれぞれの宇宙にそれぞれのレコードがあるってことなのかね。それともレコードは1つのみなのか??レコードがでっかい国会図書館だとしたら、別な国にはその国の国会図書館があります的な。(あまり良い例えでは無いな…)なんか、混乱してきた笑


ところで、”別世界を知っていた”青の魔女ニゴウは”観測者”という一面を持ってそう。魔女と観測者か、うーんこういう概念好き。

あとは、真白のスピンドラー特性とこのメメントレイ・キルリアンレコードの繋がり、あれもしかして、ニゴウは拡張版?強化版?スピンドラーだったりするの?など。


さて、本題に戻すとメメントレイの場面、ウィンは世界の記憶を辿ることにより、人機だった頃の自分を内観していくわけですが、ここのウィンの自省でようやく無印ウィンヴルガで感じていた謎というか、感情を食らってたことで真白の黒い部分を引き出してしまったのかもしれない。と罪の意識すら芽生える。ウィンの心理的変化を通して成長していく姿が見れて嬉しい。一方でそんな思いつめなくてもいいよという言葉をかけたい。ニゴウは鉄拳制裁してたけど笑


ここで、ようやく冒頭に引用した二匹の狼の話に触れると、このお話で例えるなら人機ウィンは前者、転生したウィンは後者をとったと言うことになるのかな。いや、与えられる側から与える側になったと言うべきかな。ただ食らうだけだった人狼機が、今度は与える側になる物語なんだなと。怒りも優しも両方備えた人間として。


理想と現実、理想的すぎてもきっと破綻するだろう。ミドリのように。

怒りを否定し、抑圧してもかえって苦しくなるだろう。不壊疾隠により感情を奪われていた天津之黄泉のように。

怒りを忘れてもいけない。ボイドミューラーの人々ように。戦う意志には必要不可欠だ。


なぜ人間が怒るのか、それを真の意味で知る一歩を踏み出したウィン。

一方で怒り、と言う感情もまた人には欠かせないものであるからには、ウィンはその気持ちや思いも「理解」も示して進んで欲しいなと。

真白と違ってはつらつとした性格なのだから怒って、泣いて、喜んで色んな感情を見せて欲しいですよね。マジコのところで語った「悪い子になってもい」と投げ掛けたわけだしね。


新たな決意を胸に、再出発をする。清々しい気分にもなりました。本当の意味で叛逆編が始まったのかなとも。

ウィンが人機ウィンとのお別れをして走り出すシーン、胸が熱くなりましたね(涙)


あと、途中からこれ、もしかしてここで終わらないよね?と若干の不安にもなった。なぜかは知らんけど笑そんな雰囲気が途中から出てたような…


さて、ウィンが女性として人間になったからには、自分が襲われると言う状況に直面することになるだろう、その時どうするのか、何を思うのか、どんな描写があるんだろうかと言う期待がありますね。それと、心を救う。これは難しい問題だよなぁとある意味哲学的な問いだろうからね。と言うことでウィンちゃんの挑戦はこれから始まったばかり、ここから大いに主人公らしく悪戦苦闘していってほしいですね。(色んな意味で)


ところで、真白は一体何を操縦するんだろう。ウィンヴルガはもう居ないし、ただ魂だけが消えて、機体は残ってるのかもしれないし、シロガネの人機が有ったような気もするが。ん?3巻終わりの方の真白って時系列的にはどこなんだろう?・・・・・・


話は変わるが、真白の髪の毛が白い理由、少し考えてみたこともあって、うーん本来なら不壊疾隠のシステムに組み込まれていくことによって白く変色していくものが生まれつき白いとなると、人機の力を借りずとも自身で感情を増幅させる力がある。みたいな感じかなと。

あとは母親のシロガネの方にまだ秘密がある、とか。真白を授かった過程が普通とは違ったとか曖昧だけどフワッとそんな推測。あるいは何かの生まれ変わりの線も?


はい、まだこの場面には触れないといけない所がある・・・今まで登場したキャラがハイライトで映るシーン。ここはもう、いろんな意味で感情が激しく揺れて涙栓が、じゃなくて涙腺が崩壊しちゃった…。ぶちギレもしたし・・・・・・


ふぅ、ここで一旦アイツにブチ切れるので、少々見苦しいと思う方はこのリンクから飛んでください→ ヨミ推しとして






っスーーーーーー

オイ、コラァ!な・ん・で、テメェが良い感じの雰囲気とツラして出てきてんだあああーーつーかこっち見るんじゃねぇーー、お前なんざ横向いとけ横を!!!ざっけんじゃねーぞお前のツラ見るとクッソテンション下がるし、なんなら動悸が激しくなるまでもあるわ!ハア、ハア(息切れ)

お前はスノゥと同類のクズ側の人間だろうが。あれ?なんかそう言えばスノゥ省略されてるじゃんか草いや、本当にネクトゥの扱いが妙に良いのが本当に謎すぎるんだよ、マ・ジ・で。






ヨミ推しとして

涙栓が崩壊したのは、もう言うまでもなく、ヨミですよ。なんと言うか久しぶりに本編でハイライトとは言えヨミが見れたと言う嬉しさと、どこ行っちゃったんだよ…なんでアイツがヨミを…と言う悲しさが同時に襲って来てね。ウッ感情がぐちゃぐちゃですよぉ。


そして、もう一つ悲しい、と思う部分があってそれはバイオレンスシーンのハイライトが細かくコマ内に挿入されてるわけですけど、あれ?ヨミは?い、いやヨミもあったよね?な、なぜここにないのだ・・・・・・


だって、ミューラーのモブキャラ達や青歌の”陵辱未遂”のシーンはあるわけですよ。じゃあ7巻のあの場面だって、あって良いはずなんですよ。それが省略されてしまっている。それが無かったことにされてるあるいは忘れられてるみたいな感覚にさせられてしんどい。なのでヨミ推しとしてはそこが一番キッツい。ヨミ推しは、辛いよ。細かいとか、些細なことだと思うのかもしれないが、あの7巻だって、ヨミだって犠牲になってる側だろ?もう、心が曇りっぱなしよ、マジ曇天。それと、地味にアマガネも無かったな……あれ…


あ、それと、ドールマン。このキャラ一体どうするんだろうね。よくよく考えたら、グロリアの子供を抱き上げてなければない人物ってドールマン、君だよね?笑。いや、乱行してる場合なんだろうかと言う冷静なツッコミは要るのかは知らないけど笑でもあまり気にするそぶりもないとこいつの評価が下がりそうな気もしないでもないが。

あと、ドミネイターの精子の数設定は……あの時、ヤッてたけど・・・・・・笑


『星』に願いを


https://x.com/disneystudiojp/status/961079839204634624

さて、真白がドアップのコマ、お、久しぶりじゃねーか真白ぉ(生きとったんかワレェ)懐かしさすら感じる。

ところでここの真白、今までで一番可愛いベストな画だった気がする。人機ウィンに「守人さま」と祈るシーン。ふと頭を駆け巡った言葉が「星に願いを」だった。(「星型」なので。)星に願いをだけ覚えていたので、んーこれなんだったかな。あ、ピノキオかと後から思い出した。でもなんだかディズニーに重ねるとメルヘンチックすぎる?まぁディズニーというかそもそも童話が元だし文字通りMärchenだけど。


「ピノッキオ、あなたは本物の人間の子どもに、なりたくないのですか?」


もちろん、ウィンの鼻が伸びるわけじゃないね笑(鼻というか花?)

人間になりたかった人機のウィンと少し重ねてみたりしてた。なんてね。


それと、もう一つ童話と重ねてみるならオズの魔法使いのブリキの木こりとかかな?



そう言えば10月にウィンヴルガ・ウィンヴェインの星型ってなに?という考察(もどき)の記事を書いたけれど、まぁカラーリングに関して言えば、無難に推測したらその由来はモデルはガンダム(沢山ある)系っぽいと。考察した惑星の順序とは関係ないっしょ。となるわけですよね。もちろん最初にそう考えたんですけど、話のネタとしてそれでは普通すぎる解釈かなとも思い、先に言った惑星の順序、金星が2番目、地球が3番目ということも考えたらこれっぽいなという話でした。ただしウィンヴェイン、スタンディングモードのカラーに金色ないっぽいけど(あーガバガバ考察)後は星→天→天使?てなると天使の位階とか?


さらに無理な話をすると、「3」と「狼」うーんギリシャ神話のヘカテーかな。ヘカテーは三相一体の女神 でゴニョゴニョ・・・・・・???

えーこれ以上行くと迷走してあらぬ方向に飛躍していくのでこのへんで止めておきます

*余談、二次創作の件

「こがれ」って誰やねん。について。

昨年たまに、二次創作のキャラがーと言っていたこがれちゃんについて、今回は少し触れたい。自己語り混みですけど。飛ばしたい方はここから→プロット案




まぁ前作8巻後だーれもヨミを探そうとしないし、青歌は少しヨミを思ってはいるようだけどそれでもあれは本編じゃなくて番外編だし、は?そうなるとヨミを現在進行形で強く思ってるのアイツだけじゃなぇか。オイオイオイ。と悶々と5年前?くらいからしてて、ならば二次創作として天津之黄泉兵のモブちゃんを作ってみようかと思っていたんですよね。ただ、そこから何かするのでもなく、漠然と妄想に耽ってただけで。というところで、昨年から真面目に絵を練習しようと思い立ったというわけです。はい。

いや、やっぱ絵は難しい。今までも幾度となく挫折してたし、ただ自分も自由に表現できるようになりたい。そう思うので、まぁ頑張ってますと。今は10ヵ月目くらいかな。

最初は丸も直線も汚ったないものしか描けなかったけれど、最近右手の感覚に変化があって、ここ最近はだいぶマシな感じになりました。以前出したアマガネの模写なんかが具体例ですかね。

ただ、昨年の目標にしていたヨミのファンアート、アレは見ての通り大失敗でした(大泣)あれで年末年始、年が明けてからも1週間くらい気分がどんよりしてましたからね。まぁ当然、初心者だしまだ1年も経ってないので当たり前っちゃ当たり前なんですが。ふぅ、もっと精進せねば!メカの絵も描きたいしね!(でもやっぱ難しいっすわ泣)



こがれちゃんのストーリー案

タイトル『守去』読みは”かむさり”です。

なぜ守をかむと読むかについては、当て字ですけど根拠は一応あって、要は四等官の「守」ですね。武士の例えば、源”陸奥守”義家(むつのかみ)真田安房守昌幸(あわのかみ)大岡越前守忠相(えちぜんのかみ)などの役職名の「守」から、かみ。ではなんでかむ?というと守と神をかけてるからです。神は古代では「カム」と呼んでたらしい。祝詞でもありますよね「かむづまります〜」てやつ。天津祝詞という祝詞で。ということで「カムサリ」という読み方にしたというわけです。(ガバガバなのはご容赦を笑)タイトルの意味も少し想像していただけると超嬉しい。


話の導入としてはヨミが身につけていた赤いマフラー?スヌード?衣装をヨミに憧れを抱いていたとある兵士「こがれ」がドミネイターが撤退して後、ヨミを必死に探し出す中ヨミの物を見つけた。という話です。ドミネイターにビリビリにスーツごと破かれちゃってるのでは?というのはもちろん考慮しないぜ!!(?)


こがれちゃんとヨミ、大して接点は無く、こがれはとてもじゃないけどヨミには近寄りがたく、遠巻きにヨミを見ていた的なイメージ。


会話をした経験はなかったが、初めてヨミと話す場面は浮かんでいて、5巻のこのコマで通気孔に潜ったヨミが代わりの兵装を調達しに行った所。

『人狼機ウィンヴルガ』©️綱島志朗/秋田書店

この後にこがれとヨミが初対面する。という感じですね。そこは回想として。

時系列的には無印8巻後、真白とマジコ、新生アヴァンルージュが旅立った直後の天津之黄泉では…青歌が生き残った長老らを奈落へと移住させたが、長老らは不壊疾隠を使い復讐の機会を伺っていた…という内容。ただ、この話、めちゃくちゃ絵が上手くて二次創作の漫画が描けまっせ!という前提のもとに話してるので(机上の空論)これが出来るのにどんだけ時間がかかるんじゃあ?というね……なので小説として書いてみるか、いや漫画として頑張って描けるようになってみるか、はたまた両方か…と思案中。


ここではまだ触れないけど、結構詳しくストーリーは出来てはいる。超絶理想としては、オリジナルのミズノハ兵装を出してみたい、というかこれができないと話が成り立たないといいますか…


そしてこの二次創作とは別に、この感想のマスコットとしてこがれを使って感想を絵として描いてみたいという目標もあったんですよね。ほら、よく絵描きの人が作品を見た感想を絵で描いてるじゃないですか、アレがやりてぇーんですよねぇ(クソデカため息)ああいった形で感想を書くのもやりたいことの一つだったのですが、3巻の感想で表現したかったですが、うーんそう上手くはいかないよね。なので、後から追加という形で頑張って絵として感想を出してみるという事にしたいと思います。もちろん、原作オリジナルのキャラだけでファンアート的な感想も描いてみたい。これは当ブログ、Xアカウントの理想的な目標ということで。それにこがれを使うことでもっとヨミ推しを叫びてーしな!

最終目標は、コミケです!!!


おわりに

今回の3巻のハイライトは個人的にはメメントレイからの話でしたね。ウィンの回想、記憶、自省、決意。どれも良かったです。人間としてのウィンの活躍が楽しみですね。

んー、冒頭のチェロキー族の話や、ウィンヴルガの怒りについての扱いや見方についてイマイチまとめきれてない感じも否めませんね。まぁまだ叛逆編は始まったばかりで物語もここから本格的に始動していくでしょうからね、このテーマも色々と動いていくことでしょうし、その都度読みながら感じたことをもう少し深くまとめれるようしていきたいですね。今後の課題ということで。はぁ、年に2度あるかないかの単行本供給…次はいつだろうかー。などとぼやきつつ単行本派は、待ち”こがれ”るとしますか。

今回も長ったらしい感想を最後まで通して読んでいただいた方、ありがとうございました。ではまた。ちなみに文字数は10783文字でした。


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