【SS】コンビニ富士山|#ミリしら解説(約800字)
ミリしら、それは『1ミリもしらない言葉』を言う…
富士山にもコンビニができたようで、今年の流行語大賞にも挙がっている。
話題のコンビニは六合目にできたようだ。もともとあるいくつかの山小屋と並んで建っている。若干店舗が小さそうだが、それほど違和感はない。というか、元は某山小屋の備蓄庫を改装したものだという。食料や雑貨等をストックしつつ販売もするという一石二鳥の発想である。
歩荷さんのお世話にはならず、ドローンで運搬してもらう。レジは基本無人で、現金は扱わない。「現金しかないよ」等という時は、レジ脇の呼び出ボタンで某山小屋に連絡し対応してもらう。レジ袋は設置せず、店を出た時のアナウンスも「ありがとうございました。ゴミは必ずお持ち帰りください」と流れる。日没時間に閉店となり、閉山期間も営業しない。
かつては365日24時間営業が当たり前だったコンビニ業界も、このコンビニ富士山でSDGsを目指している。追従するコンビニは現れるのであろうか。
歩荷さんとは、荷物を背負って山小屋等に届けることを職業にしている人のこと。
で、富士山にコンビニができたとかいう話…じゃなかったんですね?>コンビニ富士山<本当は…⁉️
全く知らなかったです。マジで。