佐藤こうじの政策への取組み状況2. 市民協働
2. 市民協働
【指針】
市民が「生きがい」をもって生き生きと活動をするための仕組みづくりを更に進め、協働のまちづくりの深化をはかります。
【政策への取組み状況について】
以下、活動レポートサトコジファイル5号に掲げた政策10の「生きがいを生むまちづくり」のうち《2. 市民協働》の各政策とその実現に向け行った定例会一般質問、予算審査・決算審査において質疑を行った事業、要望、議員活動等を掲載します。
①町会・自治会等の地域活動団体への支援
<令和2年第4回定例会>
1, 町会・自治会等について
(1)コロナ禍における町会・自治会等の現状及び活動について
(2)町会・自治会等の地域団体に係るアンケート調査の実施について
<令和元年第4回定例会>
1, 市民の防災活動等及び地域防災力の育成、支援について
(2)現在の町会・自治会の防災等への取り組みに対する市の支援及び課題について
<東京都の活動補助金(令和4年6月16日)>
田村利光都議を講師に迎え、市役所にて「町会自治会に対する東京都の補助金について」勉強会を行いました。補助金メニューの地域への周知促進を図ります。
<市政会(町会長のOB会)理事に就任>
町会・自治会長経験者で構成する市政会の理事に就任しました。会議等に参加する中で地域課題等のヒアリングを行っています。市政に関する疑問や要望にも対応しています。
●様々な分野での市民活動団体間および市との協働促進
<令和4年第4回定例会>
2.関係人口について
短期間の交流や観光という関わり方ではなく、長期に暮らし続ける定住という関わり方でもない、その間にある、新しい、地域との関わり方であり、交流人口でも定住人口でもない、第3の人口の考え方「観光以上、定住未満」という表現がされていました。こうした関係人口は、その当該自治体の住民以外のファンと考えてよい。このファンをどのように確保し、増やしていくかが、自治体が今後生き残っていく上での鍵となり、そのために、まちの魅力をどのように発見し、創造し、磨いていくか、といった取り組みが重要になってくる。岐阜県飛騨市では、こうした他市のファンの中から、自主的に飛騨市に来て、ボランティア活動を手伝う者もあらわれた。現在では、観光案内所が中心となって、手伝ってもらいたい地域の課題をプログラム化してWEB上に掲載し、参加者を募っている。
<FVAC運営委員として活動>
社会福祉協議会のふっさボランティア・市民活動センターFVAC運営委員を務めボランティア団体の皆さんと活発に意見交換を行っています。
<小地域活動に参加>
地元地域の小地域活動「サポーター1・2・3」に協力員として会議に参加し、地域課題のヒアリングや行事等の開催に協力しています。
<令和元年度 決算審査特別委員会>
・市民活動支援事業
<令和4年度予算審査特別委員会>
・男女共同参画事業
・輝き市民サポートセンター事業(輝き市民サポートセンター運営委託料)
③若者のまちづくりへの参画推進
<地域懇談会「福生のハコモノを考えよう」>
今後の公共施設のあり方について考える地域懇談会「福生のハコモノを考えよう」に出席しました。テーマは「人がつくる暮らしと公共施設」。人・時間帯・コミュニティに着目し、公共施設で提供されるサービスの向上に向けて、将来の暮らしを物語の様に楽しく考るワークショップ形式。20名参加、うち福生高校と多摩工業高校の生徒さん10名が参加。市の呼びかけに快く応じていただいたとのことです。
ワークショップもとても工夫されたかたちで実施していて、若い方の発想が楽しみながら表現されていくのがとてもよかったです。一緒に見学した高校生の先生方とも意見交換させていただきました。とても良い取組みだと評価も高かったです。
福生在住の生徒さんだけでなく、他市の生徒さんもいたと思いますが、自分にゆかりのある街のことを考えるのは大切なことだと考えます。将来異なる地に行っても、自分の地域を真剣に考え、よい街にしようという自治の意識の醸成につながります。主権者教育の観点からもよい試みであったと思います。
<令和元年度決算審査特別委員会>
・市民活動支援事業(若い世代への市民活動参加の機運醸成について)
<令和3年度予算審査特別委員会>
・市民活動支援事業(若い世代への市民活動参加の機運醸成について)
④NPOやコミュニティビジネスの設立・活動促進
<労働者協同組合法※を地域に生かす>
会派で行った田園児童館の視察で、ワーカーズコープ連合会理事長古村伸宏氏による「労働者協同組合法※を地域に生かす」と題した勉強会が開催され意見交換させていただきました。
※組合員が出資し、それぞれの意見を反映して事業を行い、及び自らが事業に従事することを基本原理とするもの。様々な課題を抱える地域において課題に応じだ事業の開始が促進されると共に多様な就労の機会が創出されることで持続可能な地域社会の形成が期待される。
●寄附を活かしたまちづくりの更なる推進
<平成30年度 決算審査特別委員会>
・(歳入)まちづくり寄付金(寄付をしやすくする取り組み及び寄付の見える化について)
⑥市民のアイデアを市政に活かす制度の創設
<令和3年第3回定例会>
1, サウンディング型市場調査※について
※サウンディング型市場調査:より効果的な事業手法や事業者の参加しやすい公募条件を整えるために、事業の発想や検討の段階において、民間事業者と直接対話することで事業者の意見や新たな提案把握を行う調査。福生駅西口再開発事業で市が採用する事となり、本質問では採用された本調査方法の内容等について詳しい答弁を求めました。
公民の対話の手法には、民間提案による構想提案型、段階提案型、市場対話によるセミナーフォーラム活用型、そして今回のサウンディング型、事業者選定による競争的対話型、段階的選定型等がある。片倉跡地の活用や従来のイベントも新たな発想を持って、よりよい形にしていくことが可能。サウンディング型市場調査の導入を皮切りに、こうしたことも参考に公民連携を進めていただくよう強く要望しました。
<令和元年第2回定例会>
1, 公共施設の複合化に見る可能性と効果について※(解説)
※本質問のおいて、複合施設を設置するに当たり、地域の利用者や市民の将来的なニーズを的確に把握する手法としてサウンディング型市場調査の導入を提案。「サウンディング型市場調査のように、民間の活力を活用したニーズ把握も手法の一つとして考えられる」との答弁を得て、令和3年第3回定例会の「1, サウンディング型市場調査について」につながりました。
<これまでの取組み(1期目 平成 27年3月~平成31年3月まで)>
平成28年第1回定例会「1,自由広場及び市内未利用地のについて(3)未利用地の活用」の一般質問で市民提案制度の創設を要望。市からは京都市の「資産有効活用市民等提案制度」、埼玉県深谷市の「まちなか活性化事業」が事例として挙げられました。また平成28年第3回定例会において「1, 市民の意見やアイデアを市政に生かす制度について」の一般質問で滋賀県米原市の「協働事業提案制度」、茨城県つくば市「つくば未来提案制度」等を紹介し制度の導入を要望しています。今後も調査研究を重ね要望していきます。