見出し画像

競馬場コース事典を読んでみた!

こんばんは、碧馬らいむです🍀🐴

今回は馬ノスケさんの著書『競馬場コース事典』を読み終えての感想となります。
この本を読んで感じたこと、そしてどのような方にこの本をオススメしたいか?をボクなりにまとめさせていただきました。
見かけたけど買おうか悩んでいる方、競馬本の購入を検討している方の参考になると嬉しいです。




1.書かれている主な内容について

この本ではタイトル通り競馬場のコースについてまとめられており、コース毎の特徴を図とデータと共に解説されています。

https://twitter.com/uma_nosuke_/status/1736673195170902443?s=46&t=NEw28858N9bvuiDIUglRGA

上記の画像は著者の馬ノスケさんが発売前にXで呟かれていた中山芝2500mの解説です。
このように、コース一つ一つに図とデータが掲載されているため、スタート地点から最初のコーナーまでの距離、上り下りの位置などコースのレイアウトがパッと見で理解しやすいように出来ています。

コースの基本を押さえた上で、もう一つ踏み込んで書かれているのがこの本のポイント。その競馬場の特徴やコースレイアウトから、どのような傾向が生じるかを理論的にまとめられており、開催時期やレースによっての偏り・狙い方まで記載されています。
個人的にはこれが大きなポイントで、同じコースでも時期・クラス・馬場によって変化する点がまとめられています。このコースは〇〇有利!のような通説的なものだけでなく、その通説を覆す条件も記載されているため、コースの特徴や傾向を理論的に考え理解することができます。

・〇〇は△△だから□□有利になる
理論的に考えることができ、どんな馬が有利になるのかがわかる!

・〇〇は××の場合□□有利ではなくなる
理論的に考えることができるからこそ、通説と異なるパターンも根拠を持って考えられる!

他にも競馬場全体で見たコース・馬場の特徴や、馬場の速さを判断する標準時計についても記載されており、年数回しか開催されないコースについてもまとめられているため、競馬場やコース毎の特徴を把握するにはピッタリの一冊です。



2.どういった方におすすめか

この本を読んで感じたことは、競馬初心者さんから上級者さんまで幅広い層に読める内容だということです。そのなかでも競馬予想を始めて間もない方、予想に使える知識を得たい方など、自分で予想することが好きな競馬初心者〜中級者の方には特にオススメしたい一冊です。
ボクは今でこそラップや血統など幾つかの予想ファクターを組み合わせた独自の理論で予想していますが、最初に勉強したのはコースの知識でした。それはどのレースでも予想の基盤になると考えたからです。

競馬はレースによって使用されるコースが異なり、コースが変われば求められる要素も変化します。その上競馬は一頭一頭走る進路を決められているわけではないため、なかには有利不利が大きいコースも存在します。
これらの要素があるからこそ強い馬が毎回勝つとは限らず、コースの特徴を知ることは予想において大きな意味を持っています。

初心者さんは予想の基盤を作るための一冊に。
中級者さんはステップアップするための一冊に。
上級者さんは今一度基本を振り返り知識を整理する一冊に。

気になった方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか。


<馬ノスケさんのX>


<コース事典の注文・Amazon>




以上、『競馬場コース事典』を読み終えての感想でした!

いつもボクの記事を読んでくださりありがとうございます! これからも根拠のある記事、面白い記事を作成していけるよう努力します!