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Come Together

ビートルズ風の曲を作るためには、彼らの音楽に見られる特徴的なコード進行、ベースライン、リズムを取り入れることが重要です。以下に例を挙げてみましょう。

コード進行

ビートルズの曲では、シンプルながらも効果的なコード進行が多用されています。

例えば、I-V-vi-IVの進行は非常にポピュラーで、多くのビートルズの曲で見られます。

これは、キーに関係なく使用できるため、非常に便利です。

例として、C-G-Am-Fの進行は「Let It Be」で使用されています。

C   G   Am   F
When I find myself in times of trouble

ベースライン

ビートルズのベースラインはメロディックで、曲のハーモニーを強調する役割を果たしています。ルートノートを基本としながら、5度やオクターブ、パッシングノートを使用して動きをつけることが一般的です。

例えば、「Come Together」のベースラインは非常に印象的です。

D ------------------------
A --------0-2-------------
E -0-2-3-----3-0----------

ベースラインの記述で使われている「D」「A」「E」というのは、ベースギターの弦を指しています。

これらは、ベースギターの4つの標準的な弦のチューニングを表しており、それぞれ以下の音を示しています。

* D弦: D音
* A弦: A音
* E弦: E音

タブ譜(Tablature)と呼ばれるこの表記法では、数字はフレットを示しており、弦の上に書かれた数字が押さえるべきフレット番号を表します。

例えば、「0-2-3」と書かれている場合、E弦を開放弦(0フレット)で弾き、次に2フレット、そして3フレットを弾くことを意味しています。

これにより、特定のノートやメロディを演奏する方法が示されます。
ビートルズの曲「Come Together」のベースラインの例では、以下のように演奏します。

D ------------------------
A --------0-2-------------
E -0-2-3-----3-0----------

このタブ譜は、E弦を開放弦で弾いた後、2フレット、3フレットを弾き、再び開放弦で弾くことを示しています。A弦では、開放弦の後に2フレットを弾きます。D弦はこの部分では演奏されません。

タブ譜は、特に初心者にとって、楽譜を読むよりも直感的でわかりやすい方法であり、ベースラインを含む楽曲の特定のパートを学ぶのに役立ちます。ビートルズの曲を演奏する際にも、この表記法を使ってベースラインを学ぶことができます。

リズム

ビートルズのリズムは、ロックンロールに根ざしつつも多様性があります。基本的な4/4拍子をベースにしながら、裏拍を強調したり、シンコペーションを取り入れたりしています。例えば、「Ticket to Ride」では、独特のリズムパターンが特徴的です。

「Come Together」のメロディーライン、コード進行、ベースライン、リズムについて

【メロディーライン】

•ジョン・レノンのボーカルは、曲全体を通して非常に特徴的です。メロディーラインは、ブルースの影響を受けたシンプルなフレーズが多く、リズムに合わせて歌うことが重要です。

【コード進行】

曲の主なコード進行は以下の通りです。

ヴァース: Dm - A7 - Dm - G7 - Bb7 - C7
コーラス: Dm - A7 - Dm - G7 - Bb7 - C7

【ベースライン】

•ポール・マッカートニーのベースラインは、曲のグルーヴを支える重要な要素です。

•スライドやハンマリングオン、プルオフなどのテクニックを使用
•リズムに合わせて、シンプルかつ効果的なフレーズを演奏

【リズム】

  リズムセクションは、曲の特徴的な部分です。

   シンプルな4/4ビートをベースに、スネアとバスドラムのパターンを組み合わせる

   ハイハットやシンバルを適度に使用して、リズムに変化をつける。


スライド、ハンマリングオン、プルオフ


べースラインのスライド、ハンマリングオン、プルオフは、ベースギターの演奏において非常に重要なテクニックです。
それぞれのテクニックについて簡単に説明しますね。

スライド

スライドは、指を弦に押さえたままフレット間を滑らせるテクニックです。これにより、滑らかな音の移動が可能になります。例えば、5フレットから7フレットにスライドする場合、5フレットを押さえて弾いた後、そのまま指を7フレットに滑らせます。

ハンマリングオン

ハンマリングオンは、弦を弾いた後に別の指で同じ弦の高いフレットを強く押さえるテクニックです。これにより、ピッキングせずに音を出すことができます。例えば、5フレットを弾いた後、7フレットを強く押さえることで、音が連続して聞こえます。

プルオフ

プルオフは、弦を押さえた指を引っ掛けるようにして離すことで、低い音を出すテクニックです。これにより、ピッキングせずに音を出すことができます。例えば、7フレットを押さえた後、5フレットを押さえた指に引っ掛けるようにして離すことで、音が連続して聞こえます。

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