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ビートルズ BPM コード

コードとBPM

ビートルズの「Oh! Darling」、「Come Together」、そして「Let It Be」のBPMとコード進行について、以下にまとめます。

1. **Oh! Darling**

- **BPM**: 約 74 BPM
- **コード進行**(キー: A Major):
 - **Verse**:  
   Eaug - A - F#m - D - B7 - E  
   Eaug - A - F#m - D - B7 - E
 - **Chorus**:  
   A - C#m - F#m - A7  
   D - Bm - E7  
   A - C#m - F#m - A7  
   D - Bm - E

**Eaug**(Eオーギュメント)コードをピアノでアルペジオ演奏すると、「ポロロン」とした響きが得られます。
**Eaug**は、**E**、**G#**、**C**という不協和音(増三和音)を含んでいるため、アルペジオで弾くと独特の緊張感のあるサウンドが得られます。

アルペジオは、コードの各音を順番に鳴らす演奏方法なので、**E**、**G#**、**C**の順に弾くと、まさに「ポロロン」とした音が鳴り、曲の冒頭や間奏にドラマチックな雰囲気を与えることができます。

ただし、その「ポロロン」の響きは、アルペジオの演奏スピードやタッチによって異なる可能性があります。

Eaugの構成音はE(ミ)、G#(ソ#)、C(ド)です。これらの音を順番に弾くと、増三和音特有の不安定で緊張感のある音が生まれます。これがアルペジオで弾かれたとき、独特の響きが生まれるということです。

「Oh! Darling」の「ダダダ、ドドド」という低音部分は、主に**ベース**が強調されています。この低音のフレーズは、ベースギターがリズムに合わせて弾かれる特徴的なパターンで、曲全体のグルーヴを支えています。

その低音のフレーズに加えて、ドラムも強力にサポートしており、特にバスドラムがアクセントとして響いています。この組み合わせが、曲に迫力とリズムのドライブ感を与えています。

なので、「ダダダ、ドドド」の低音部分は、主にベースが演奏し、ドラムがリズムを補強しているという形になります。

2. **Come Together**

- **BPM**: 約 84 BPM
- **コード進行**(キー: D Minor):
 - **Verse**:  
   Dm - Dm7 - Dm6 - Dm  
   A7 - A7
 - **Chorus**:  
   G7 - G7 - G7 - G7  
   Bb7 - A7  
   Dm

3. **Let It Be**

- **BPM**: 約 72 BPM
- **コード進行**(キー: C Major):
 - **Verse**:  
   C - G - Am - F  
   C - G - F - C/E - Dm - C
 - **Chorus**:  
   Am - G - F - C  
   C - G - F - C/E - Dm - C
 - **Bridge**:  
   F - C/E - Dm - C  
   Bb - F/A - G - F - C

それぞれの曲はキーやコード進行が異なりますが、どれもビートルズの名曲であり、独特の雰囲気を持っています。これらの情報をもとに演奏や分析に役立ててください。

イントロと間奏

イントロや間奏でコードを演奏することは一般的です。ただし、コードを使う方法は一つの選択肢であり、他にもいくつかのアプローチがあります。

イントロの場合:

コード進行: イントロで曲の主なコード進行を演奏することで、リスナーに曲の雰囲気を提示できます。シンプルなコード進行や、メロディをサポートするコードパターンを使うのが一般的です。

メロディックな要素: メインメロディやモチーフをコードとともに演奏する、あるいはメロディを弾かずにコードだけを流して期待感を高めることもあります。

パッドやアルペジオ: コードを長く伸ばしたパッド音で演奏したり、コードトーンを使ったアルペジオでリズミカルなイントロを作成することもあります。

間奏(ブリッジ)の場合:

コード変化: サビやバースのコード進行を基にしつつ、間奏では異なるコード進行や転調を使って曲に変化をつけることがあります。

ソロやリフ: ギターやシンセなどのソロパートでコード進行に乗せる、またはリフ(繰り返しのフレーズ)を使うことで、ダイナミクスや曲の流れを変えることができます。

他の要素:

リズムやビートの変更: コードと一緒にドラムパターンやリズムを変えることで、イントロや間奏に独特のキャラクターを持たせることができます。

エフェクトやサウンドデザイン: リバーブやディレイを使って、コードに空間的な広がりを与えたり、フィルターで音を変化させて、イントロや間奏を特別なセクションにすることも可能です。

曲の目的やムードに応じて、どのアプローチが最適かを考えてみてください。

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