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アップアルペジオ演奏のコツ

アップアルペジオをノートに打ち込むコツ

ピアノバラードの打ち込みでは、機械的にせず自然な流れを作ることが大切です。以下のポイントを意識すると、よりリアルな演奏になります。

① 1拍ごとにズラすべきか?

✅基本は「均等」な間隔(8分音符 or 16分音符)で打ち込む
✅ただし、全て同じタイミングだと機械的になるので、少しズラすのがコツ

♫例:Cコード(C - E - G)のアップアルペジオ
• 均等な8分音符の場合(ベーシックな形)

→ シンプルで安定感のあるバラード向け

• ズラす場合(ヒューマナイズを意識)

→ 若干のズレを入れると、人間が弾いたような自然な揺れが出る

どうズラせばいいの?
• 1拍ごとにズラすのではなく、各音のタイミングを微調整する
• ヒューマナイズ(Logic Proのクオンタイズ「Humanize」)を使ってもOK

② ノートの長さはどうする?
• 「ペダルなし」なら短めに(スタッカート気味)
• 「ペダルあり」なら長めに伸ばす

♫ペダルなし(アルペジオを明瞭に)

♫ペダルあり(なめらかに)

ペダルを使う場合は、アルペジオの最後の音と次のコードの最初の音が「少しだけ重なる」ようにすると、自然な繋がりが生まれる。

③ ベロシティ(強弱)をつける

✅全て同じベロシティだと機械的に聞こえるので、自然な強弱をつけるのが重要!

♫例:Cコード(C - E - G)のベロシティ
• C(強め 80) → E(やや弱め 65) → G(普通 70)
• 低音をしっかり出して、高音は優しく弾くのが基本

ベロシティの強弱で「表情」をつけると、リアルなピアノ伴奏になる。

④ 左手(ベース音)との組み合わせ
• 左手は「ルート音を伸ばす」か「リズムに合わせて入れる」
• 例:

→ ベースを伸ばすと落ち着いたバラードに

⑤ アルペジオを単調にしない工夫
• サビでは アップアルペジオ+コードのブロック(分散和音+和音) にして、より広がりを出す
• 例:

結論:ピアノバラードの打ち込みのポイント

✅アルペジオは 均等な間隔(8分 or 16分) だが、少しズラすとリアルになる
✅ノートの長さ はペダルを使うかどうかで調整
✅ベロシティの強弱 で自然な表情をつける
✅左手のルート音 で安定感を作る
✅単調にならないように、展開で変化をつける

こんな感じで打ち込むと、よりリアルで感情的なバラードのピアノ伴奏が作れるよ!

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