piapro studio初音ミク設定

初音ミクにバラードをしっとりと歌わせるためには、エディターでの調整とエフェクトの設定が重要です。以下の設定を試してみてください。

① Piapro Studioのパラメータ設定

基本の調整

② エフェクト（ミックス処理）

EQ（イコライザー）
• 低域（100～300Hz） → 少しカットしてこもりを防ぐ
• 中域（500～1000Hz） → ほんの少しブースト（温かみを出す）
• 高域（4000～8000Hz） → さりげなく持ち上げて透明感を出す

コンプレッサー
• スレッショルド：-10dB～-15dB
• レシオ：2:1～3:1
• アタック：40ms～80ms
• リリース：200ms～300ms
→ 自然な圧縮をかけて、声が前に出すぎないようにする

リバーブ
• プリディレイ：20ms～50ms（早めに反響させる）
• ディケイ：2～4秒（しっとり感を演出）
• ミックス：30%～40%（ほどよい残響）

ディレイ
• タイム：300～600ms（テンポに合わせて調整）
• フィードバック：20～30%（強すぎず余韻をつける）

③ 歌い方（ノートの調整）
• ビブラート：遅め＆深さを控えめにする（しっとりした雰囲気に）
• アタック：柔らかめに（ノートの先頭を少しフェードイン気味に）
• 音のつながり：ポルタメントを意識して滑らかに

④ おすすめの音域
• 初音ミクは高音が得意なので、A3～E5（A3=ラ、E5=ミ）あたりが心地よく響く
• 高音を使うときは「BRE」を下げて、刺さらないように調整

この設定で、透明感がありつつもしっとり落ち着いたバラード向きの歌声になります！
GarageBandでの最終ミックスも合わせて調整すると、より理想的な仕上がりになります。