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『THE BATMAN -ザ・バットマン-』を漆黒レビュー!!
こんにちは!今年も関東版の桜餅が食べたい季節になりました高橋です。
観に行ってきました『THE BATMAN -ザ・バットマン-』!
今回はこの作品のレビューというか感想を述べていきたいと思います!
MARVEL作品は好きだけどDC作品にはあまり触れてこなかった私。けれども予告を見て撃ち抜かれましたね。流石にカッコいいがすぎる。
過去作のバットマンシリーズ観てないと分からないのかなって思ってたけど調べたらそうでもない様子。ならば観に行くしかない!って流れで行ってきました!
ストーリー
現場に「To the Batman」と書かれた手紙と共に、挑発するようになぞなぞを仕掛けてくるシリアルキラー、リドラーの正体を突き詰めていくというのが大まかなストーリー。
強盗、暴力、汚職が蔓延るゴッサムシティを舞台に、慈善団体を創設した両親に倣い、"自分なりの方法"で町を良くしていこうとするバットマンことブルース・ウェインの苦悩が描かれています。
ゴッサムシティはとにかくヤバい町!ジョーカー然りリドラー然り、それぞれの大義名分を持って悪事を働くのは環境のせいではないかと。
自らの"善"をもった"悪"と戦うバットマン。恐怖をもって悪を制す彼は"ヒーロー"なのか、はたまた"ヴィラン"なのか…
目的のためには手段を選ばないというアンチヒーローっぷりがこれまた痺れる!
大迫力のアクションシーン
一般的なスーパーヒーローと異なり、特殊能力は持たないバットマン。己の拳で悪を成敗していきます。
冒頭で町に潜む様々な悪を倒していくシーンがあるのですが、そのシーンの恐ろしさとかっこよさ。マジで凄いです。
バットマンが拳を掲げる時の緊張感と威圧感。拳を振り下ろした際の爽快感と恐怖。響く重低音。息を呑む音。
格闘シーンだけでなく、執拗に獲物を狙うカーチェイスシーンも圧巻です!バットモービルの起動シーンは鳥肌もの!
通常版で観るのもいいですが、個人的にはアクションシーンが十二分に味わえるIMAX版で観ることをお勧めします!!
信じることの難しさ
"悪とは何か"がテーマであった『ジョーカー』とも共通する点がありますが、この作品のテーマはまた別の所にあるんじゃないかな。
多分それは「信じる」ということ。
人を信じるって本当に難しいと思うんですよ。誰だって隠してることはあるし。
ブルースの場合はマスクの下に隠してる。
その隠された人柄が暴かれた時にどうするのか。愛する人のそんな一面を見てしまっても愛し続けられるのか。
多分大体の人は「裏切られた」って感じると思います。ただ注意すべきは、それは勝手にこっちが期待しただけのこと。
だからそんな状況下でも、「新しい一面が見れた」って受け入れられると人は本当に強くなると思います。
劇中の言葉を借りるとすると、「心の傷は治らないが、心に傷を負った人は強くなる。傷を克服できたのだから。」
まとめ
『THE BATMAN ―ザ・バットマン―』はヒーロー映画史上最もスキャンダラスという宣伝文句を掲げていますが、本質的には「信じる」という単純で、しかし大切なテーマに結びつくと思います。
過激な行動を起こすバットマンですが、彼は希望を与えられる存在へと成長していく。悪を内在した正義が、正義を抱えた悪と戦うことで。
バットマンとして、ブルースとして成長していくこの物語。あぁ、だから「ザ・バットマン」なのかって理解しました。
ちょっとストーリーが複雑で、3時間という長尺の映画ですが、観に行くことをおすすめします!大迫力のアクションシーン満載なので劇場で観ないと勿体ないです!
観に行った帰りの電車でとにかく書き綴ってるので読みにくいところも多々あるかもしれませんがご了承を!
とにかく書いてはいられないほど良かったので皆さんも観てくださいな!
ということで今回はこんな感じで!
※画像はDC Japan公式Instagramより