【※終了】稽古場をより良くするための練習会開催します！2024.12
開催終了しました！
ご参加いただいた皆さま・ご見学いただいた皆さま
ご支援いただいた皆さま
ありがとうございました！！！
今回の「稽古場をより良くするための練習会」
こんにちは！
稽古場をより良くするための練習会
主宰の平野光代です。
「稽古場をより良くするための練習会」は、
昨年11月にはじまり、今年4月開催を経て
今回で3回目になります。
その中で気がついたこととして、
✔️稽古場って、何をするところ…？
✔️稽古場にいる人たちと演劇作品をどうつくる…？
ということ自体が、実は人それぞれに違う答えを
持っているのかもしれないと実感しました。
もっと言ってしまうと、
✔️演出家/俳優が稽古場でする仕事ってなに？
✔️演出家/俳優が自分1人で引き受ける範囲はどこ？
✔️座組の人たちとつくる範囲はどこ？
ここが既に1人1人全然違う気がしています…！
一見、同じような答えが出てきても
気持ち良く仕事できる範囲を聞いてみると、
1人1人/時と場合によっても全然違いそうだぞ…！
ということに気がつきました。
それは、もしかしたら多種多様な演劇/作品の在り方が、稽古場を多種多様な在り方へと影響を与えているのかもしれません。
しかし多種多様な考えや手法があるからこそ、演劇/作品/稽古場/演出家/俳優/スタッフ…それぞれに、
奥深さや豊かさ、面白さや魅力があるのだと感じます。
わたしは多種多様な在り方が好きなので、これらをひとつの考え方に統一したいとは考えていません。
とは言うものの、
1人1人違う考えを持った人たちが
1人1人違う感覚を持っている人たちと
1人1人価値観も違うのに
1つの作品をつくるのは大変で、
稽古場に行けば必ずと言って良いほど、この大変さを味わいます…！
✔️相手の言うこと/やり方に従ったほうがいいかな？
聞かなかったことにして自分を貫いてもいい？
✔️歩み寄るってどうやったら気持ちよくできる？
✔️意見を伝えた後も空気間が良く創作に戻るには、
どんなことに気をつけたらできるんだろう？
それならば、今回は、
「環境に目を向けた、稽古場での創作の仕方/在り方を練習」してみるのも、いいのかもしれない…！
と考え、練習するための枠組みを作ってみました。
わたし自身まだまだ勉強中ですので、
✔️どんな言動や在り方が稽古場を良くするのか？
✔️逆に、やらなくて良い言動や態度は何なのか？
✔️良い稽古場って、どんな稽古場だろう？
みなさんと共に、考えながら試しながら、たくさん発見したいです！
「ハラスメントをしないように」と意識して創作することは、わたしには、なんだか難しいことのように感じてしまいます…！
でも、考えすぎて、自分のやりたかったことが
練習会で試せないのは勿体ない…！
せっかくなら、
✔️練習会なんだから失敗したっていいじゃん！
✔️間違えたときには指摘してくれるでしょう！
✔️わたしも「嫌かも…」と感じたら言ってみるし！
と割りきって挑戦していただけたら嬉しいです。
みんなで、練習会では、たくさん挑戦してみて
たくさん失敗もしてみて、そこから学んで
実際の現場では、お互いに気持ち良く創作できる
快適な稽古場をつくりませんか？
たくさんのご応募・ご参加・ご支援を
心よりお待ちしています。
今年4月練習会でのハラスメント防止研修の様子
開催日時/会場/持ち物/使用テキスト
【日にち】12/11(水)・12/13(金)〜12/15(日)
【時間】全日 13:30〜21:00
【会場】東京都江東区内の施設
【持ち物】11日(水)と13日(金)は筆記用具
必要であれば稽古着や飲み物
○参加者には詳細を後日連絡いたします。
【使用テキスト】
池谷信三郎作『三月三十二日』より
「第六景」を創作していただきます！
「戯曲デジタルアーカイブ」よりご確認いただけます。
(本作品は、性的描写・自殺描写・差別的発言が含まれます。ご覧になる方によっては、本作品が、心に苦痛や動揺を与える可能性がございます。その点をご留意いただいた上で、お読みいただきますよう、よろしくお願いいたします)
https://playtextdigitalarchive.com/drama/detail/840
○練習会では切り取ったシーン範囲での創作ではなく、前後の文脈を含んだ創作を行います。
(詳しく知りたい方はお問い合わせください)
募集人数&参加条件
稽古場をより良くするための練習会に
演出家/俳優/見学者として参加してくださる方を
募集中です！！！
経験/肩書き/バックグラウンドは一切問いません！！
【募集人数】
演出家→2名
俳優 →4名(槇祐二郎役2名、ロッテ役2名)
※先着順です。定員に達し次第、締め切らせていただきます。
【参加条件】
演出家→①全日参加できること
②演出プランを発表できること
俳優→①全日参加できること
②演じる役の台詞を覚えられること
見学者→11日(水)13:30〜17:30に参加できること
(自己紹介とハラスメント防止研修を行います)
○見学される方を含め参加者の皆さん全員、
11日(水)14:30を過ぎて遅刻された場合ハラスメント防止研修に参加できないため、それ以降の参加を辞退していただきます。
○演出家・俳優で参加される方は、13日(金)14:00を過ぎて遅刻された場合ルールづくりに参加できないため、それ以降は見学者としての参加をお願いします。
○見学者の方は、15日(日)17:00〜21:00出入り自由に見学いただけます！
前半は、参加者の皆さんが発表した作品についての
フィードバックの時間に、参加者の皆さんに混ざって発言できます！
後半は、参加者の皆さんが4日間を振り返る時間に移りますので、見学していただく予定です。
※11日(水)は事前予約なく参加いただけますが、
15日(日)は11日にも参加くださった見学者さんにのみご案内させていただきます。
※演出プランとは、
①作品を観た観客に何を持ち帰ってもらいたいのか
どんな作品を作りたいのか
②創作時間をどのように使いたいか
(稽古の進め方など)
③客席や美術、音響などをどのように考えているか
これらについて現段階での構想を発表していただきます。発表方法は資料を作っても口頭のみでも構いません。(プロジェクターやホワイトボードはありませんのでご注意ください)
客席・音響・照明・衣装・美術・小道具など、
創作に関する決め事は各チームの皆さんにお任せします！
(事前に相談したいことなどありましたら遠慮なく、お問い合わせください！)
料金
演出家・俳優 一般→16,000円
U-25→10,000円
○事前振込のみ(分割払い希望などあれば、予約時の備考欄にお書きください！)
○U-25で予約された方は、11日(水)に年齢確認できる身分証をお持ちください。
※振込が確認出来次第、予約完了とさせていただきますので、ご注意ください。(手数料はご負担ください)
※振込後は、運営都合で開催が中止された場合を除いて返金いたしません。予めご了承ください。
※月々2,000円を8ヶ月など、分割払いには柔軟に対応いたします！！
見学者 11日(水)のみ→2,000円
11日(水)+15日(日)→3,000円
○両日とも当日支払い(現金のみ)
※15日(日)に追加分1,000円お支払いください。
ご予約はこちら
【演出家・俳優向け】
※下記記載の共有事項に同意の上、ご予約いただきますようお願いいたします。
○役の役割=ご本人の性別でなくても構いません。
○分割払いを希望される場合には
「月2,000円×8ヶ月 月末振込希望」などと、記載していただけますと幸いです。柔軟に対応いたします！
○申込後1週間経っても返信がない場合には、
大変恐れ入りますが、お問い合わせください。
【見学者向け】
※下記記載の共有事項に同意の上、ご予約いただきますようお願いいたします。
○申込後1週間経っても返信がない場合には、
大変恐れ入りますが、お問い合わせください。
【支援者向け】
※見学を希望される方は、下記記載の共有事項に同意の上、ご予約いただきますようお願いいたします。
○申込後1週間経っても返信がない場合には、
大変恐れ入りますが、お問い合わせください。
演劇初心者の方でも大ベテランの方でも
長いブランクがあっても演劇一筋で生きていても
どんな役割でも参加いただけます！
ご応募お待ちしております！！！
共有事項
○練習会参加中に感じた不安感や問題点は、個人的な問題ではなく、作品づくりに関することであればチーム全体の問題、練習会に関することであれば練習会全体の問題と捉えます。1人で抱え込んだり我慢したりすることで解決するよりも、練習会の場に出してみることを推奨します。
(その上で、場に出された内容は、本人が個人として引き受ける責任や役割の領域なのかチームで引き受けられることなのかは、その場にいる皆さんと一緒に考えたいです！)
○ただし見学者の方々を含め参加者の皆さん全員
ご自身が言いたくないこと・伝えたくないことは、
共有しなくて大丈夫です。
○上演していただくシーン内には自殺描写・差別的発言が含まれます。創作する方/観劇する方によっては、本作品が心に苦痛や動揺を与える可能性があります。その点をご留意いただいた上で、ご予約ください。
(練習会では、このようなトピックを扱う作品をつくるときの安全・安心な稽古場を考えるために、テキスト上はそのまま使用させていただきます)
※使用テキストについては上記記載の使用テキスト
よりご確認ください。
○作品として、俳優が暴力行為や性的言動など特に身体的接触を伴う表現を行う場合(初めて立ち稽古するときなどその可能性がある場合も含む)には必ず実行する前にチーム全員の同意を得てから行ってください。
(今回のテキストの場合「抱き合ふやうにして出て來る。」など)
1人でもNOやSTOPが出た場合には速やかに止め、
別の表現方法を模索していただきます。
(稽古場助手を含め、どんな立場で参加していても、
1度同意をした後であっても、後からいつでも意見を変えて良いです)
○観客に観せる前提で作品づくりは行っていただきますが、この練習会は「最終日に完成された作品を観せる」という趣旨ではありません。参加者の皆さんには、今回の創作過程でどんな取捨選択を行っていたかを持ち帰っていただくため、今後の創作活動に活かすためのロールプレイとして、稽古を重ね作品を作り上演していただきます。
(見学者の皆さんも、その点をご留意いただけますと幸いです)
○この場には様々な背景を持った人がいるとし、様々な考え方や受け止め方があるものと考えます。
○練習会開催中に差別・人格否定やハラスメントにあたる言動などが見受けられた場合や、この場の安全・この場にいる1人1人の安心が脅かされていると気がついたときには運営が進行を止めます。
○チーム創作時には、各チームに1人運営メンバーが稽古場助手として入ります。第三者視点から稽古場を見させていただき、危険を感じたときには創作の進行を止めたり、安心が損なわれている参加者を見かけた場合には声をかけフォローしたりする役割を担います。
(14日(土)15日(日)には作品を上演した後に稽古場助手による稽古報告も行います。そのチームが稽古場でどのように創作を進め、どのようなルールの基に稽古場が作られていったのかを全体に向けて共有します)
※稽古報告で、全体の話ではなく、個人が特定し得る
エピソードを使用したい場合には予めチーム内に相談します。
○稽古場をより良くするための練習会では、どんな立場の人間であっても、稽古場での在り方や創作の仕方に挑戦する際には、失敗する/間違えることがあると考えています。失敗した/間違えたときには、その人を責めることはせず、ただ起きた事象とは向き合い、原因や解決策を参加者の皆さんと一緒に考え次の挑戦に繋げていく場を目指しています。
○ 見学者の方を含め参加者の皆さん全員
進行中、気になること・びっくりしたこと・もやもやすることがあったら、いつでも練習会や創作の進行を止めて良いです。
(その場で言えなかったときは、後からいつでも発言したり運営に相談したりして良いです)
○相談内容や相談者さんのプライバシーは守られます。
(参加者の皆さんに開示する必要性がある場合には、その前に相談者さんや行為を受けた方に相談します)
※相談後の、練習会への参加復帰や、チーム内/全体の進行を続けるかなどについても、相談者さんや行為を受けた方の思いを尊重します。
○窓口に相談が来た際など運営の方針や指示に従っていただけなかった場合は、練習会から退席していただく場合があります。(料金は返金しません)
○運営メンバーは安全・安心な場づくりの専門家たちではないため、準備を重ね、その都度対応しますが、開催に伴い失敗することがあるかもしれません。その場合には謝罪し、同じ過ちを繰り返さないために話し合い対策を練ります。また、必要に応じて参加者の皆さんなどに報告します。運営メンバーは練習会自体の向上に努めます。
(参加者の皆さんは相談窓口として、ハラスメント防止研修の講師でもある植松さんにもいつでも相談できます)
○マスクの着脱は自由とさせていただきます。
○当日体調が優れない場合や37.5度以上の熱がある場合には参加をお控えください。
○来る予定だった時間に間に合わない場合には、
どなた様であっても運営は心配してしまうため下記連絡先までご一報ください。
【当日連絡先】
tel:080-9979-6033(平野)
mail:keikobanorenshu@gmail.com(団体)
どちらかにてお知らせください。
練習会支援
運営メンバーに謝礼金は支払っているのですが、
正直とても少額です…。
参加費用もしっかり取っているのに、そんな…！
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
会場費/人件費/フライヤー代/印刷代これらを足すと
赤字になってしまうのが現状です…。
それでも練習会は開催を諦めることはしたくない。運営メンバーには謝礼金をきちんと支払いたい。
そう思い、支援金を募ることにしました。
【特典】
①練習会終了後に12月練習会レポートを配布します！
②11日(水)と15日(日)に見学ができます！
(希望者のみ)
参加はできないけれど、支援ならできそう…！
と思っていただける方がいらっしゃいましたら、
ぜひお力を貸していただけますと
大変嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします！！！
【料金】
6,000円〜
○振込のみ(2024年12月31日(火)まで受付中)
○手数料はご負担ください。
○一度ご支援いただいた額は返金いたしません。
○何度ご支援いただいても構いませんし、支援額に上限はありませんが、特典は変わりませんので、予めご承知おきください。
【申込方法】
○申込み後1週間経っても返信がない場合には、
大変恐れ入りますが、お問い合わせください。
○見学を希望される方は、お手数ですが参加者向け上記記載の共有事項に同意の上、申込みいただきますようお願いいたします。
【特典について】
○練習会レポートは2025年1月中に送ります。
準備や当日はどんな工程を踏んだのか、何に気をつけつつ、どんなところが大変で、どんな風に対応しながら、得た気づきは何なのかなどなど、ここだけの話を主宰の平野が資料や写真と共にまとめます！
○15日(日)は見学者さんと同様、参加者の方々が発表した作品についてフィードバックの時間に自由に発言できます！その後は参加者の皆さんが4日間を振り返る時間に移りますので、見学していただく予定です。※終了しました。
○見学者さんと同様、11日(水)13:30〜17:30を参加されていない場合には、15日(日)の見学はできませんので予めご了承ください。
(11日は14:30を過ぎての参加はできません。15日は17:00〜21:00の時間帯を自由に出入りできます)
温かいご支援お待ちしております！！！
運営メンバー
平野光代 (ひらのみつよ)
稽古場をより良くするための練習会 主宰。
早稲田大学演劇倶楽部・新国立劇場演劇研修所を経て、フリーで活動する俳優。
学童保育と保育園でも働く中で、人権や職場に関する研修を受ける。人間どうしの接し方・働く上でのマインドセットに対し、日々職場全体で話し合ってアップデートしながら子供と向き合う時間に楽しさを見出し演劇の現場に持ち込んでいる。
安童有都 (あんどうあると)
獣の行進の主宰。
日本大学芸術学部演劇学科演技コース中退。
その後、自身の団体で作・演出をしたり他団体に出演したりしている。
最近はインプロショーによく出演しており、自身で企画することもある。
今年、第3回演劇無料塾の制作を担当した。
小林桜子 (こばやしさくらこ)
フリーの俳優。play room第3期生。
2019年よりマイズナーテクニックを学び始める。2022年、英国へ留学しロンドンのImpluse companyにてスコット・ウィリアムズ氏に師事。
帰国後はWSを開催し学んできたことのシェアを行いながら、舞台を中心に活動中。
「カヌーは川の上」主宰。
瀧口さくら (たきぐちさくら）
立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。
2000年生まれ。avenir'e所属。俳優、運営、ドラマトゥルク、ハラスメント対策など手広く活動中。
佐藤佐吉賞2023 優秀主演俳優賞受賞。
困ったときは、壁打ち要員としてお気軽にお声掛けください！
運営サポート
daira (だいら)
2016年にインプロに出会う。
津田塾大学在学時、授業やNPO活動等を通して、ジェンダーに関する問題に関心を持つ。現在は会社員の傍ら、語りと即興を用いた企画や、表現者に向けた勉強会などを不定期で行う。
インプロアカデミー アンチハラスメントガイドライン共同作成者。
ハラスメント防止研修 講師
植松侑子 (うえまつゆうこ)
舞台芸術制作者、上級ハラスメント対策アドバイザー。（一般社団法人ハラスメント対策協会）
お茶の水女子大学 文教育学部 芸術・表現行動学科舞踊教育学コース卒業。在学中より複数のダンス公演に制作アシスタントとして参加。
卒業後はダンスカンパニー制作、一般企業での勤務、海外放浪を経て、2008年からフェスティバル/トーキョー制作。
2012年からは1年間韓国・ソウルに留学。帰国後はフリーランスの制作としてさまざまな劇場・組織・劇団と協働。
2015年6月～舞台芸術のアートマネジメント専門職に向けた人材育成と雇用環境整備のための中間支援組織「特定非営利活動法人Explat」理事長。
2016年7月～合同会社syuz’gen代表社員。
お問い合わせ
mail:keikobanorenshu@gmail.com(団体)
速報はXにて
X団体アカウント(旧Twitter)
→https://x.com/MB9WxU1w0S27788
速報はXにてご確認ください！
改めまして、
ご参加・ご見学・ご支援いただいた皆さま
本当に本当にありがとうございました！！！