見出し画像

#35 好きな服を着てるだけ悪いことはそれほどはしてないよ

23区ヘアリーラメリリーバルキーニット サイズ44 ライトグレー地にゴールドのラメ Vネック
*夜の街に出かけるときはできるだけデコルテを見せるスタイルにする。そのほうが解放感があって、夜遊びしてる!という気分になれる。それにデコルテしか自分の身体で自信を持てる箇所がないから、そこだけはせめて見せておきたい。このニットはVネック、全体ラメ、というところが気に入って、夜遊びとデート用に購入した。濃いグレーだと老けて見えるけれど、青みがかったライトなグレーは顔色をよく見せてくれるので好き。私のベースカラーである黒や紺にもライトグレーは合う。彼は露出の多い服装よりも、ふんわりしたかわいらしいスタイルのほうが好みのように見えるので、他の男と出かけるときに着る。今日もそう。ただこの男は私が何を着ていても何も言わない。とっておきの下着を着けていても何も言わずにただ脱がせるだけで、言及するとしたら素肌の手触りについてのみなので、そういうタイプなのだろう。それでも一応UNIQLO×PRINCESS TAM TAM、くすんだブルーの総レースブラジャーとショーツを着けた。ワイヤーなし、パッドなしのお気に入り。でもセックスはしなかった。おいしいごはんを食べて、バーに行って、帰り際にディープなキスをしただけ。正直言ってそれで満足だった。ここのところ散々彼とセックスしているし、明日もおそらくするので他の男としたいという気持ちにあまりならない。でもそれは、自分のメンタルにとってよくないとわかっている。週末になれば彼は家族の元へ帰っていく。決して私だけのものにはならない。だから私も彼だけのものになってはいけない。自分を少しずつ分散させて、何人かの男に寄りかかって、その状態を保っておかないと。そういう意味で、今日は本当はこの男とセックスしたかった。彼に妻があるように、私にだって彼以外の男がいるんだと実感して、自分を慰めたかった。
*インナーはUNIQLOヒートテックの、バレエネック。首周りが広く開いているトップのときにはいつもこのヒートテック。

SEVENTEENスキニーデニム サイズ29 黒
*今の流行に沿うなら、ゆったりしたニットにロングスカートやワイドめのパンツを合わせるところだろうけれど、上下ともゆったりだと骨格ストレートの私には似合わない。それにやっぱり冬はスリムなパンツをロングブーツにインしたい。
*かなり愛用して生地がクタクタになってきたのでそろそろ買い換えたい。

23区レザーロングブーツ サイズ24H(筒周り、幅広め) 黒

23区estetaナイロンタフタショールカラーダウンコート サイズ44 黒
*ボリュームのあるダウンコートなので、上半身はゆったり、下半身はぴったりのバランスが作れる。それにニットのインナーが薄手になってしまうときも、このコートを羽織れば真冬の夜遊びでも寒さ知らず。

SLY MIX BEADS KNOTTEDピアス シルバー シルバービーズ、パールビーズのフリンジが一結びしてある
*一昨日のピアスと色違い。今日はライトグレーのニットに合わせてシルバーのほうを選んだ。デートだし、ニットがVネックなので、髪は下ろす。髪を下ろしてもしっかり主張して、かつ繊細な感じがするので出番が多いピアス。先日うさんくさいネット記事に「男は揺れるピアスが狩猟本能を刺激されるので好き、というのはウソ!本当の愛されピアスはスタッズピアス!!」とあったが、気にしない。私は着けたいピアスを着ける。

プラチナフープピアス 幅1㎜×直径15㎜ 
*添えピアス。小さな淡水パールのスタッズピアスも合うが、パンツのブーツインスタイルだったので、少しカッコいい雰囲気にしたかった。

SEIKO腕時計 ステンレス シルバー色 ソーラー電波式

JUCQUE LE CORREレザーリスボン サイズM シルバー
*アクセサリー類はシルバー色で統一した。黒を混ぜるとちょっとポップな感じが出てしまい、デートにはふさわしくない気がする。
*アルコールが入るときは財布を変える。免許証もショップカードも要らないので、必要最小限のお金と保険証(今はなんという名称になったんだっけ?まだ覚えられない。それからどんなときも必ず保険証は待っていく。30年以上前に急性アルコール中毒で救急車を呼ばれてしまった翌日、保険証を持って病院を再訪するのが非常に恥ずかしかったので)、交通系カードのみ入ればよい。クレジットカードは最近使いすぎているのであえて持たない。財布はアクセサリーに合わせてゴールド色とシルバー色を持っているから、今日はシルバー色のほう。BECKER三つ折レザー極小財布。この財布も、普段の印伝のものと違ってキラキラしているので、遊びに来ているんだ!という気持ちにさせてくれる。 
*読みかけの本は『色の物語 ピンク ボッティチェリからクリストまで』(ヘイリー・エドワード・デュジャルダン著 翔泳社)。かわいいもの着たい症候群が落ち着いても、かわいいもの、きれいなものを見ていたい欲がとまらない。久しぶりにヘプバーンの『パリの恋人』(スタンリー・ドーネン監督 1957年)が観たくなった。ピンクをテーマに歌い踊るシーン。

OWNDAYS黒縁眼鏡 千一作 遠近両用
*フェミニンだけどロックな感じをなんとか出したくて、眼鏡は細縁ではなく昭和のおじいさん風のいつもの黒縁眼鏡にした。




いいなと思ったら応援しよう!