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#50 好きな服を着てるだけ悪いことはそれほどはしてないよ

旅のワードローブ その1

・UNIQLO長袖リブTシャツ サイズL 黒
・UNIQLOレギンス(コットン、ヒートテック等)
 黒
・ブランド名不明使い捨てブラジャー+ショーツ 
 サイズ2XL 黒
・スカート(シルク、コットン、レーヨン等)
*以上を日数分。
*以前は国内外問わず、いかにもアウドドアなスタイルで旅行をしていた時期があったが、自分の気分が全然上がらないし、ちょっといいレストランやホテルでの夕食時に気後れするので、いつでも自分の納得がいく華やかなスタイルをすることに決めている。子どものころに中南米のリゾート地に滞在したとき、しゃれたレストランに夕食に出かけた。父は田舎者で(私もだけど)野暮天だったから(私もだけど)、ハーフパンツをはいていってドレスコードに引っかかり、入店を断られてしまった。頭の固い父は(私もだけど)怒り狂い、レストランのスタッフに食ってかかった。娘心にそれが情けなく悲しかった。店の雰囲気に合うように、他の人も気持ちよくその場で過ごせるようにドレスコードはあるはずなのに、若く経験不足の父からすれば、俺の格好が誰に迷惑をかけているというんだ!としか思えないのだった。一緒に行った友人家族のお父様は、スラックスに麻のジャケット、レザーをメッシュ編みにしたサンダル。今思うと完璧なリゾート地でのディナースタイルだった。それもそのはず、彼は父より歳上で、東京の大学を出て、ヨーロッパでの仕事経験も豊富だったのだ。学歴とか出身地とかで差別するつもりはまったくない。そうではなくて、郷に行っては郷に従え、そういうものか、では長ズボンにはきかえてくるか、と父には考えてほしかった。結婚式の招待客がジーパンで来たら、お父さんだって嫌でしょう…?大声でスタッフに怒鳴り散らす父を、友人のお父様がなだめていた。その後どうなったかは覚えていない。いずれにせよそのときの恥ずかしさ、情けなさは強烈に心に刷り込まれた。それから私はものすごくTPOにこだわるようになった。俗物と思われようとも、その場にふさわしい服装を常に心がける。そうしておけば自分自身が気分がいいし、何よりリラックスできるというものだ。ということで、今回ははきやすいロングスカートをメインにした旅のワードローブ。国内外で、旅行用に(普段も着るけど)コツコツ集めてきたものから、現地の雰囲気にふさわしそうなものを選んで、日数分持っていく。

右端のシルクのラップスカートはリバーシブル

*スカートをメインにしたので、トップは毎日同じものを日数分。ツアーだと旅程が過酷なので、全部同じなら毎朝悩まなくて済む。ブラジャーとショーツは滞在型や個人旅行の場合は3組ほど持っていって毎日洗濯するのだが、今回は同じ理由で使い捨てのものを日数分準備した。全然エコではないが、睡眠時間確保のためには仕方ない。体調が不安定だし、それなりにいいお年なので、睡眠時間が不足するとあっという間に免疫が落ちてしまう。レギンスは冷え対策と防犯のため、スカート下に必ずはく。特にラップスカートが多いので。素肌はなるべく見せないに越したことはない。コットン素材だと足さばきが悪くなるのでペチパンツも持っていく。

・UNIQLOパッカブルウルトラライトダウンジャケ 
 ット サイズXL 黒
・UNIQLOパッカブルウォームパデッドベスト サ
 イズL 黒
・UNIQLOエアリズムUVカットブルゾン サイズL
・UNIQLOパッカブルUVカットパーカ サイズL 
 黒
・UNIQLO:Cクロップト丈カシミアカーディガン 
 サイズM クルーネック 黒
・faliero sarti薄手大判ストール(名前は忘れた 
 モダール、カシミア?) 黒
*防寒、日除けを兼ねて、できるだけパッカブルのものを素材も変えつつ組み替えて着る。カシミアのカーディガンは、ホテルでの食事時用と現地に到着するまでの防寒用。ストールは高価だったが、昨日のJohnstonsのストール同様、永久に使うと決めて納得のいくものを選んだ。私がしょぼくれて見えないように、薄手でもそれなりの分量とツヤのある生地のものにした。日焼け対策、防寒用。食事時に羽織ることもできる。

旅のワードローブ その2 に続く









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