#3 好きな服を着てるだけ悪いことはそれほどはしてないよ
23区ヴィスコースストレッチニットプルオーバー サイズ44 黒 Vネック 長袖 ややオーバーサイズ
23区ヴィスコースストレッチニットタイトスカート サイズ46 黒 ふくらはぎの隠れる丈
*昨日と同じもの。
*旅行中なので、昨日とはトップのみ変えた。クルーネックがVネックになっただけなので、他人からしたら何も変わっていないように見えるかもしれない。インナー(ユニクロのヒートテック、キャミソールとUネックの重ね着。ヒートテックのキャミソールは販売終了してしまったのだろうか?買い替えたいのにオンラインショップになくて、とても困っている)は変えているのだし、冬なのだから同じニットを2日続けて着たところでなんの問題もなかろうが、気分的には大いに違う。同じ服を、考えなしに、連続して着る、という行為自体が、私をしょんぼりさせる。
*23区のヴィスコースストレッチニットのシリーズは一昨年初めて購入した。同じ生地でワンピース、トップ、ボトムと様々に展開されていて、デザイン違いで何枚か購入してセットアップで組み替えて楽しんでいる。今回の旅行でも毎日着用して、スカーフとアクセサリーで雰囲気を変えた。
*書き忘れていたが、スカート下には必ずペチコートをはく。元からペチコートの付属のないスカートなら、手持ちのペチコートを合わせる。ペチコートは、55cm、65cm、75cmの丈のものをそれぞれ黒とベージュで揃えてあるので、スカートによってちょうどよいものを合わせることにしている。実用面で言えば、ペチコートはスカートの透け、汚れ、歩くときに脚の形が生々しく露わに出てしまうことを防ぎ、脚さばきをよくしてくれる。心情面で言えば、婦人としての身だしなみ。冬は特に静電気でスカートやペチコートが脚にまとわりついてしまうことも多いので、エレガード(静電気防止スプレー)は手放せない。大きなお世話であることは重々承知しているが、街でスカートが脚にまとわりついてしまっている人を見かけると、エレガードお貸ししましょうか?と言いたくなってしまう。以前、職場で実際にそう言ってしまって大失敗だった。「私、そういうことは気にしてませんので!」と苦々しげに言われてしまい反省した。本当に反省した。いろいろな意味で反省した…。
ICB ADSダウンショールカラーコート サイズ40 黒 膝下丈
*昨日は日暮れ辺りから風が強くなり気温も急激に下がったので、ダウンコートにしておいて本当によかった。このコートはロング丈で私の大きい身体を(それなりに)すらりと見せてくれる(気がする)し、軽くて暖かく、手に持ってもかさばらないので便利。
23区レザーロングブーツ サイズ24H(筒周り、幅広め) 黒
*旅行3日目だが、このブーツは足幅が3Eから4Eくらいある私でもストレスなしにはけて、「足が痛いから、もう1箇所回りたい場所があったけれどやめておこう」ということに全くならない。筒周りも大きく、普通の靴屋のブーツでは絶対に入らない私の太いふくらはぎがするんと入る。パンツインもできる。大事にはいてはいるが、はけなくなるほど傷んでしまったら買い換えたいので永久に取り扱いしていてほしい。
カネボウエクセレンスタイツ 80デニール サイズL〜LL 黒
*やはり80デニールにしておいてよかった。旅行初日の夜も脱がせてもらったし、昨日の朝も、朝食後にベッドでゴロゴロして互いの身体を撫でたり優しくかわいらしいキスを繰り返したりしていたら、相手の性器がジャージーのパンツを持ち上げているのが見えて、しゃぶりたくなってしまった、ので、しゃぶった。気持ちよく夢中でしゃぶって、なんなら口だけでいかせてあげられるといいなぁ、などと思っていたら、向こうは挿入したくなったらしく私を仰向けにしてタイツとショーツを膝まで脱がせてそのまま挿入してきた。挿入の気持ちよさもあるのだけれど、頭のどこかで「やっぱりぶ厚すぎるタイツにしなくてよかった。ぶ厚すぎるタイツは固くて脱ぐのが大変だから、脱がせるときにもたついて盛り上がった気持ちが削がれてしまったいたかもしれない。」とちゃんと考えている。途中まで脱がされてそのまま挿入されるのは、相手がとにかく私の中に早く入れたかったのかなぁ、と思えて嬉しくなる。最終的にはタイツとショーツは全部脱がされて、お互い(そうであってほしい)、朝のセックスを楽しんだ。
HERMESスカーフ 中古 90×90 Electriqueグリーン系
*多分カウボーイ巻。
*スカーフはHERMESが私にとっては一番使いやすい。私は平均的日本人女性よりは身長がありガタイもよい。他のブランドのスカーフでは、厚みやツヤ感が身体のボリュームに負けてしまってサマにならない。HERMESのものは打ち込みが強いというのか、生地がずしりと重くハリとツヤがあって、私の身体に負けずにいてくれる。また丈夫なので自宅で洗濯ができるしアイロンもかけられる。手持ちのHERMESのスカーフで最も古いのは30年くらい前のものだ。当時、父が海外出張の土産として母に贈ったものを、私に譲ってもらった。柄はLes Cles、白地に黒とゴールドの鍵模様という古典的なもの。若いころは全く使いこなせなかったが、40代半ば辺りからだんだんと似合うようになってきた。何度も洗濯したので新品ほどのハリはないが、いつまでもコシのあるところは変わらず、今でも大活躍してくれている。Electriqueは発売されたときから心ときめいた柄。当時はどの色にするか決められず、やがてオンラインショップからはなくなってしまった。数年後どこかの中古品のオンラインショップでグリーンを見つけて、このときは躊躇なく購入することができた。年を取るごとに自分にどんな色が似合うかわかるようになっていたからだ。
シーグラスピアス、リング 金色金具
*シーグラスというとなんだかこじゃれたものに聞こえるが、要は海辺に落ちている、角が取れて曇ったガラスの破片である。子どものころはよく拾って集めたものだ。京都の平安神宮前でちょくちょく何らかのイベントやマーケットに出くわすが、そのときに作家さんから購入した。「ピンときた色を選んでくださいね!」と声をかけてくれたが、その前にもう欲しいものは決まっていた。グリーンとクリア、グリーンとブルーの組み合わせのピアス。グリーンとピンク珊瑚のリング。緑色が好きなのである。セットで使うことを想定して買ったが、今回HERMESのグリーン系のスカーフに合うことに気づき、嬉しかった。スカーフの色合いがかなりはっきりしているので、アクセサリーにまで強い色を使ったら80年代のOLのような、野暮ったいような…何を合わせるか悩んでいた。京都で作り手から買ったシーグラスの曇った優しい光が、中古で見つけたHERMESのスカーフによく似合ったことが、嬉しかったのである。
JAS.M.Bレザーボストンバッグ 黒 真鍮金具
*中身は昨日と同じ。
BECKER三つ折り極小財布 レザー 金色 型押し
Zoff眼鏡 細い黒縁 大きめレンズ 遠近両用
LeSportsac3ZIPポーチ 黒エナメル
*中身は昨日と同じ。口紅も同じオーキッドピンク。もう少し薄めのピンクのほうが、シーグラスの色合いには合ったかもしれない。
LeSportsacマチ付きポーチ
*中身は昨日と同じ。昨晩は「今夜は疲れているから、もうしないよ。」と相手は言うし、私もそれはそうでしょうとも、と思っていたのに、結局抱き合ってゴロゴロしていたら始まってしまった。ちゃんと給水パッドは外して捨てておいたので、やはりいつなんどきセックスすることになるかはわからないものだ、と思った。最初に、少しだけ。あとは夢中になってしまったので、何を考えたかは覚えていない。