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幼少期より続き
父は目立つ事が大好きだった。小学生時代私は高学年の3年間父がPTA会長で運動会で万歳三唱を見ることになった。恥ずかしい思いでいっぱいで俯いていた。弟も同じ思いだったと思う。
そして6年生の冬休み前いきなり私立受験をしろと言われた。何の勉強もしていないのに!
一度絵画のコンテストで受賞されたからか、美術系の学校で面接の為に色んな本を読んだりして中学受験に挑んだ。
もちろんな事だが2ヶ月前に決められて受験勉強もしてないのだから落ちる…自分でもわかるくらい。
そして他の学校の2次募集で、受けてる全員合格だろうと思うけれど受かり中高時代が始まる。
私は公立で親しい友人と一緒に中学生活が待っていると思ってたので卒業式では他の子達より泣いてしまった。
私は公立に行きたかったのだ。大好きな友達も、好きな男の子もいた。
ここで大学まで憧れる男の先生はいたけれど好きな男の子は現れない女子校時代へ突入して行く。