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【企業分析】株価急上昇中 note株式会社(5243)


■noteってどんな会社?

note株式会社は、クリエイティブなコンテンツを気軽に発信・共有できる
プラットフォーム「note」を運営する企業です。

設立日:2011年12月8日
事業内容:メディアプラットフォーム「note」
     法人向け高機能プラン「note pro」
     法人向けサービス

■事業内容

note株式会社の事業は3つあります。

メディアプラットフォーム「note」

クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームを提供する。

法人向け高機能プラン「note pro」

法人向け高機能プラン。以下のサービスを受けられる。

・キックオフミーティングで導入をフォロー
・タイトルの付け方や文章の書き方などのコツを伝授
・記事作成のための豊富な機能
・noteトップのレコメンド枠に表示される可能性が約2倍に
・note pro契約企業が集まるコミュニティで、担当者間の交流

法人向けサービス

・コンテスト
→企業とコラボレーションし、note上でクリエイターから
   作品を募集する企画を開催
・イベント
→イベントスペース”note place”を貸出

■売上高と売上構成

売上高(引用:note 決算説明資料)

売上高は年々増加していて右肩上がりですね。

24/4Q の売上構成は以下のようになります。
→note:80.2%、note pro:15.9%、法人向けサービス:2.2%、その他:1.7%

約8割が「note」での売り上げです。
知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
あなたが書いている記事がnote 売上に貢献しているかもしれないです。

■noteのビジネスモデル

note収益源

コンテンツ売買(有料記事販売、メンバーシップ)等にかかるサービス利用料
※ 単体記事の販売やメンバーシップの会費は売上金額の10%、
定期購読マガジン(サブスクリプションモデル)での販売は売上金額の20%

note pro収益源

システム提供(note proをSaaSサービスとして提供)にかかる法人からの月額料金+オプション利用料(月額:¥80,000)

■成長性

ユーザー数、コンテンツ数、クリエイター数の推移(引用:note 決算説明資料)

きれいな右肩上がり!!
こんなにユーザー数やクリエイター数がいるんですね。

■ブランド力

国内のアクセスランキング(引用:note 決算説明資料)

twitter の次に note はアクセスされているのは意外でした。。
(失礼ですね。。)
最近では note は様々な作品、クリエイターがいるので利用者が増えているようです。
note では注⽬の作品が続々と誕⽣し、各種メディアへの展開も視野にいれているそうです。

■Google International LLC との資本業務提携

Google の資本が入り、Googleの高性能AIモデルGeminiを活用したAIアシスタントの提供するようになりました。
note の全クリエイターが無料で無制限に利用できるようになったそうです。

AIの利用は当たり前になってきましたね。

■株価

以下はnote(5243)の株価です。

好決算とGoogle International LLC との資本業務提携のニュースで爆上がり中です。昨年来高値を更新中です。

■ひとこと

個人的には国内のプラットフォームがあることはとても有難いです。
YoutubeやInstagramといったプラットフォームはみんな海外の会社であることが多く、日本企業である note株式会社には本当に頑張っていただきたいです。

あとnote株式会社の決算説明資料は一度読んでいただきたいです。
今まで読んだ決算説明資料の中で一番わかりやすかったです。
資料はこういう風に作るんだなと参考になると思います。

↓2024年11月期 決算説明資料

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS05592/2fe6caab/cf64/4ed1/8b90/826ba3b250e1/140120250114550537.pdf


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