No.5 測量士合格への道②
今回は測量士の午前試験の勉強方法についてご紹介していきます。
使うのは最新の過去問です。
少しはできる!という方は1度制限時間で解いてみてから参考にしてください。
私のように0から学ぶ!という方はいきなり以下の方法でOKです。
私は12月の初旬から勉強を開始し始めましたが、3月末には午前午後共に合わせて8割5分以上は仕上げていました。
よほどのことがない限り1日2時間以上は勉強した結果ですが、ぶっちゃけ12月はダラダラ進めて、年末年始はコロナにかかったりしてます笑
この記事は1月に投稿しちゃってますが、今からでも十分に間に合うはずなので安心してください。
はい、というわけで
最新年度の国家試験問題模範解説集、作業規程の準則、測量法を用意します。
基本的な勉強方法は以下の通りです
まずは問題文と選択肢をしっかりと読んで、一応考えてみます。
で、解答と解説を見ます。作業規程の準則や測量法に関する問題であれば、全ての選択肢の第○条を調べ、該当箇所を線引きします。
![](https://assets.st-note.com/img/1737186093-WCt1cs9fyZigaN6Q7Xwh83VB.jpg?width=1200)
黄色の線が午前試験で出た箇所
青色の線が午後試験で出た箇所
赤色が午後試験の記述箇所
決して解説だけ見るのではなく、自分で調べて「これかぁ」と思うことが大切です。作業規程の準則は改正されるものですので、必ず最新のものを使ってください。また、科目別模範回答集でも同様のことを行っていきますが、当時の準則の第○条で解説が書かれています。そういった点も含めて、用語から自力で探して見つけることが勉強になります。場合によっては当時の正解は現在は不正解なんてこともありますので、必ずまずは最新の過去問を使って学習していきます。
計算問題であれば公式を書き、実際に計算してみてください。計算過程で何を求めているかは意識して取り組めば大丈夫です!
で、これを出題内容に分けて取り組んでいきます。
午前の試験は2時間30分で28問から成りますが、大きく分類すると
・一般知識
・GNSSを含む多角測量
・水準測量
・地形測量
・写真測量
・地図編集およびGIS
・応用測量
といった感じです(R6受験時点)
1日2時間といいましたが、1日でやるのは出題内容1個~2個だけです。今日は一般知識だけ。多角測量は少ないから水準測量もしようかな。こんな程度で進めていきます。
私は一般知識から地形測量までの分野を1周したら、その分野だけ復習しました。で、写真測量~応用測量までを1周して、復習して。
これが1周の内容でした。
1周目は全力でこれを6年分やり(3,4年目からはまず自力で解く)、6年ぶやったら2周目は見ずに解きます。これで7割はできていると思うので、3周目で8割くらいあることを確認して午前の勉強は一旦終わりです。これで2か月くらいかかると思います。
1周目は大変ですが、2,3周目はその分ラクなのでがんばってください!
2,3周目でできなかったところは難易度や出題形式に応じて付箋を貼ってみました。そこだけやれば苦手分野の復習になるわけですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1737186329-wb8lD1BiP6GpWEe5nIRqFSu9.jpg?width=1200)
黄色は重要ポイント
ピンクはやや覚えてないところ
青色は計算問題
最後に
測量士は午前(足きり有)と午後の総合点数で合否が決まりますので
午前で満点の700点を取ってしまえば午後は3-4割の出来で合格できてしまうわけです。是非、満点を取るつもりで取り組んでください。
とはいえ、どうしても分からない!って問題は1問だけありました。
それでも、本番までにはできるようになり、感動したのを覚えています。
暗記の要素もありますが、計算問題は原理を理解して白紙からできるようにしておかなければ午後で解けなくなります。
午前で身につけた知識は午後の試験に役立つものばかりですので
疎かにしないように頑張りましょう!
次回は午後試験の勉強法を書いていきたいと思います。