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【MBTI】努力型なタイプと才能型なタイプを徹底解説する


1.はじめに

「努力型」と「才能型」って、言葉としてはすごく単純だけど、意外とこの2つをどう定義するかで話が変わるなと最近考えていて。たとえば、努力型って聞くと、コツコツ積み上げて結果を出す人を想像する。でもそれって裏を返せば、才能型の人が楽をして結果を出しているような前提がある気がして、ちょっとモヤっとしませんか?才能って、ただそこにあるだけじゃダメで、それを磨き上げる努力が必要なはずだし。

MBTIで16タイプを努力型と才能型に分けることができるとしたら、それって「どのタイプが努力していて、どのタイプが才能で勝負しているか」じゃなくて、「どういう努力をしているか」「どんな才能を持っているか」を見る視点なんじゃないかなって思うんです。たとえば、INTJの私は計画を立ててそれを忠実に実行するのが得意。でも、それって「努力しているように見える才能」なんじゃないか、とか。

結局のところ、「努力」と「才能」って、線引きが曖昧なんですよね。でも、その曖昧さを無視せずに、自分なりの基準で考えてみるのは面白いはず。今回は、16タイプを努力型と才能型に分類しつつ、それぞれの特徴を深掘りしてみた。もちろん、これはINTJの私が個人的に考えた分類だから、「そういう見方もあるんだな」くらいのスタンスで読んでほしい。そして、自分のタイプや周りの人を考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

2. 努力型と才能型の基準

「努力型」と「才能型」を分ける基準って何だろう、と考えると、最初は単純に「どっちが頑張っているか」「どっちが生まれつき優れているか」みたいな視点が浮かぶ。でも、それだと結局どのタイプもどちらかに無理やり当てはめて終わり、みたいな薄っぺらい話になりがち。

私が考える基準はもう少しシンプルで、「そのタイプが成功するために発揮しやすい力の性質」です。言い換えると、その人の強みがどれだけ努力の積み上げに依存しているか、それとも自然と発揮される才能に近いものか。その結果、どちらかに「傾向として」寄っているという話です。もちろん、完全に努力型とか才能型とかに割り切れるわけじゃなくて、多くの人はその間のグラデーションにいるんですけどね。

たとえば、ISTJみたいなタイプは「正確性」とか「計画性」が大事な武器だけど、それって日々の勤勉さや地道な努力がないと活かしきれない。だから努力型だと考えられる。一方で、ENFPなんかは「創造性」や「自由な発想」が武器で、これは努力よりも天性のものとして発揮されることが多い。だから才能型っぽく見える。

でも、ここで面白いのは、「努力型=苦労人」「才能型=楽して成功」みたいな単純な図式にはならないこと。ENFPだって、アイデアを形にするには努力が必要だし、ISTJだって、自分のペースを守れる環境を作るためには工夫がいる。つまり、努力型と才能型って、どっちが優れているとかどっちが大変とかいう話じゃなくて、「成功へのアプローチの違い」に過ぎない。

この基準をもとに、これから16タイプを努力型と才能型に分類していきます。ただし、これはあくまで私の視点から見た分類なので、異論があるかもしれないし、そうあってほしいとも思っています。この記事が、自分自身や周りの人の強みを見つめ直すヒントになればいいです。

3. 努力型に分類されるタイプ

努力型と聞くと、最初に思い浮かぶのは「地道にコツコツ進めるタイプ」ですよね。私の中で努力型に分類されるのは、主に「現実的な目標に向かって計画的に進むことを得意とするタイプ」や「自分の弱点を補うために積み上げることを厭わないタイプ」です。では、具体的にどのタイプが努力型に当てはまるのか、私なりの視点で解説してみます。


ISTJ: 徹底した計画と勤勉さの象徴

ISTJは典型的な努力型です。ルールや規範を重んじ、計画を立て、それに従って確実に進んでいく姿はまさに努力の体現。彼らは一貫性のある仕事ぶりで信頼を勝ち取ります。たとえば、毎日決まった時間に起きて運動を続けるとか、長期的な資格試験の準備をコツコツ進めるのが得意そう。INTJの私から見ると、その「決まったルーチンを守り続ける力」は尊敬に値しますね。


ISFJ: 人を支えるための努力家

ISFJは、努力型の中でも「人のために頑張る」タイプです。彼らのモチベーションは、自分の身近な人たちを守り、支えること。たとえば、家族やチームのために影で細かいサポートをし続ける姿は、周りから見えにくいけれど本当に大きな価値を生みます。ただ、その献身ぶりが自分の負担を増やす結果になりがちな点は、少し心配でもあります。


ESTJ: 成果を求める努力型リーダー

ESTJもまた努力型。彼らは実践的で、ゴールに向けて効率的に動きます。ただし、単に効率的なだけではなく、計画や目標達成のために自分を律する力を持っています。彼らの努力は目に見える形で現れるので、他の努力型とは少し違う「目立つ努力家」ですね。周囲を引っ張りながら自分も一緒に頑張る姿は、まさにチームの柱。


ESFJ: 人間関係を支える努力家

ESFJは「人間関係のために努力する」タイプ。他人を喜ばせるために細やかな気配りをし、常に「誰かのために役立ちたい」と思っています。私から見ると、その献身的な姿勢は素晴らしい反面、少し自分を抑えすぎていないかと心配になることも。彼らの努力は直接的な成果よりも、人の心を支える形で現れることが多いですね。


INTJの視点から見た努力型

努力型に共通するのは、「自分が持っているリソースを最大化するために、計画的に積み上げていく姿勢」だと思います。私自身も計画を立てるのは好きなので、ISTJやESTJのやり方には共感する部分が多いです。一方で、ISFJやESFJのような「人のための努力」に関しては、どこかで「そこまでしなくてもいいのに」と感じることもあります。それでも、その努力がチームや周囲の安定を支えているのは事実なので、私にはない強みだなと思います。

努力型の人たちは、その「積み上げる力」で目標を達成していくけれど、それが自分のためか、他人のためかで方向性が変わるのが面白いですよね。次は才能型のタイプを考えてみましょう。彼らは、また違った形で自分の力を発揮していきます。

4. 才能型に分類されるタイプ

才能型と聞くと、「何もしなくても結果を出す人」みたいなイメージが浮かびますよね。でも、実際にはそんなシンプルな話じゃない。私が考える才能型は、「その場の状況や直感を活かして、自然と成果を生み出せるタイプ」。つまり、彼らが発揮する力は計画的な積み上げというより、瞬間的なひらめきや天性のセンスに近いものです。

ここでは、MBTIの中で才能型に分類されるタイプを挙げ、それぞれの特性をINTJの視点で掘り下げてみます。


ENFP: 自由奔放な創造力の天才

ENFPは才能型の中でも、ひらめきの塊みたいな存在。彼らは新しいアイデアを次々と思いつき、それを周囲に共有するのが得意。たとえば、会議中に突拍子もない意見を出して、みんなを驚かせるようなタイプですよね。私からすると、「その場で生まれるアイデアを即興で形にできるのは、まさに才能だな」と感じます。ただ、そのアイデアが多すぎて、どれに集中するか迷うところがあるのも彼ららしい。


ENTP: 楽しみながら挑戦する天才

ENTPは「挑戦することそのものが才能」みたいなタイプ。彼らは新しいことを始めるのが得意で、しかもそれを楽しむ力があります。どんな状況でも柔軟に動き、周りを巻き込んで物事を進めていく様子は、才能型らしい軽やかさを感じます。INTJの私にはないフットワークの軽さと、人を惹きつける魅力は、ちょっと羨ましいときもありますね。


ESFP: 今を楽しむことに長けたエンターテイナー

ESFPは才能型の中でも「人を楽しませる天才」。彼らはその場の空気を読み取り、瞬間的に最適な行動を取る力を持っています。たとえば、パーティーで周りを笑顔にする方法を直感的に知っているような感じ。私からすると、「その場で状況に応じた最高の選択肢を選べる」という才能は本当にすごい。でも、未来の計画にあまり重きを置かない点で、少し不安定さも感じます。


ESTP: 瞬間的な判断力を持つアクションスター

ESTPは、「瞬間的な判断力」と「実行力」が才能型の真髄。彼らは状況を冷静に見極め、即座に行動に移せる力を持っています。スポーツや営業の現場で、結果を出すのが得意なタイプ。私から見ると、「考える前に動ける」こと自体が才能だと思うことが多いですね。一方で、長期的な計画が苦手な傾向もあり、INTJの私とは正反対のタイプとも言えます。


ISFP: 才能型

ISFPは感性や美的センスが突出しているタイプで、周囲の空気を感じ取ったり、自分の価値観を表現することに長けています。これらの特性は天性のものとして発揮されることが多く、努力というより「自然体で生きること」そのものが強みになっています。したがって、才能型に分類されるのが適切でしょう。


INTJの視点から見た才能型

才能型に共通するのは、「努力をしていないように見えるけど、実際にはその瞬間に全力を出して結果を出している」という点です。彼らは、積み上げるというよりも、「その場で力を発揮すること」に特化している印象があります。個人的には、その場しのぎに見える部分に少し不安を覚えることもあるけど、同時に、「自分にはできない方法で成功する」姿には純粋に感心します。

才能型の人たちは、予測不能な状況での柔軟性や即興力が本当に強みですよね。計画的に動く私たち努力型とは全く違うアプローチで結果を出している。その違いを知ることで、より良い関係を築くヒントになるかもしれません。次は、どちらにも分類しきれない「中間型」について考えてみます。彼らのバランス感覚にも注目です。

5. 中間型:努力と才能のバランスが取れたタイプ

努力型と才能型、それぞれの特徴を掘り下げてきましたが、実際にはこのどちらにも完全に当てはまらないタイプがいます。私が「中間型」と呼んでいるのは、努力と才能のバランスが自然と取れていて、その場その場でどちらも発揮できるタイプ。中間型の人たちは、どちらかに偏らず、自分の力を柔軟に使い分けることが得意なんですよね。


INFJ: 深い洞察と計画性のバランス型

INFJは努力型と才能型の中間にいる典型的な存在だと思います。彼らは自分の直感や洞察力を活かして目標を設定しつつ、その実現に向けて地道に努力するタイプです。例えば、大きなビジョンを描き、それを達成するために毎日少しずつ行動を積み重ねるイメージ。才能に依存するだけでなく、努力を怠らない彼らの姿勢は、「理想と現実の架け橋を作る人」って感じですね。


INFP: 理想を追求しながら柔軟に動く調和型

INFPもまた、中間型の特徴を持っています。彼らは、自分の価値観や理想を中心に動きますが、その過程での努力も厭いません。たとえば、クリエイティブな目標に向かう際、直感的に方法を見つけつつ、それを形にするために時間をかけて取り組む姿が印象的です。努力型ほど計画に縛られず、才能型ほど自由奔放でもない、その微妙なバランス感覚が魅力的です。


ENTJ: リーダーシップと行動力の融合型

ENTJは、努力と才能を同時に発揮できる数少ないタイプの一つ。彼らは自然なリーダーシップの才能を持ちながら、それを裏付ける努力を惜しまない。「計画を立てて周囲を動かし、目標を達成する」という彼らのスタイルは、まさに努力型と才能型の中間的な特性を象徴しています。INTJの私から見ても、「計画だけでなく人を巻き込む力を持っている」という点で尊敬に値しますね。


ENFJ: 人を動かす才能と努力のバランス型

ENFJは、人を動かす才能を持ちながら、その才能を支えるための努力を惜しまないタイプです。たとえば、誰かを励ましたり、指導したりするのが得意で、そのために必要な知識やスキルを地道に磨いている印象。彼らの努力は、直接的な結果だけでなく、人の成長やコミュニティの改善として現れることが多いです。


INTP: 中間型(才能寄り)

INTPは理論的な思考や分析力に優れていますが、それを磨くために没頭することが多いです。直感的にひらめく部分もありつつ、その裏で深い思索を重ねる努力を惜しまない点で、中間型に近いと言えます。ただ、彼らの努力は目に見えにくいため、「才能型」と誤解されることも多いですね。


INTJ: 中間型(努力寄り)

INTJは計画性と戦略的思考が特徴で、目標を達成するために意識的に努力を積み重ねるタイプです。ただし、その計画を立てる力や未来を見据える洞察力は、ある種の「才能」とも言える部分があります。そのため、努力型と才能型の中間的な位置づけながら、やや努力寄りと言えるでしょう。僕自身、INTJなのでこのバランス感覚がとてもよく分かります。


ISTP: 中間型(才能寄り)

ISTPは「状況判断力」と「即興的な問題解決力」が際立つタイプです。これは才能型の特徴に近いですが、彼らの成功には一定のスキル習得や準備が伴います。そのため、努力型とも無縁ではありません。ただ、努力そのものを計画的に行うというより、自然に「やるべきことをやる」感覚が強いので、才能寄りの中間型に位置すると考えます。


INTJの視点から見た中間型

中間型に共通するのは、「努力と才能を両立できる柔軟さ」です。私自身、計画的な努力をベースにしていますが、正直なところ、「状況に応じて才能を発揮できる」彼らの柔軟さには学ぶべきところが多いと感じます。特に、INFJやINFPのように「内向的な洞察力と外向きの行動」を両立している姿には、独特の強さがあるなと。

中間型の人たちは、努力型と才能型のどちらの視点も持っているからこそ、周囲との橋渡し役としても活躍できるタイプだと思います。彼らを理解することで、努力型と才能型の間に生まれる溝を埋めるヒントが見つかるかもしれませんね。

まとめ: 努力型と才能型、その間にある多様性

努力型と才能型、この2つの枠組みを使ってMBTIの16タイプを分類するという試みは、改めて「人の強みやアプローチの違い」を考えるいい機会になった。努力型はコツコツと積み重ねて成果を出すタイプで、才能型はその場の状況や直感を活かして結果を生み出すタイプ。そして、その中間に位置するタイプは、どちらの良さも持ちながら柔軟に対応できる稀有な存在。

今回感じたのは、努力型も才能型も、それぞれが生きやすい環境や場面が違うということ。たとえば、ISTJが得意とするルーチンワークや安定した環境は、ENFPには退屈かもしれない。でも逆に、ENFPのように自由にアイデアを出す場面では、ISTJが少し居心地悪く感じることもあるでしょう。それぞれの強みが活きる場所を見つけることが大切なんだな、と改めて思った。

最後に、この記事はあくまでINTJの私が考えた分類なので、「そういう見方もあるんだな」くらいの気軽な気持ちで受け取ってもらえたら嬉しいです。そして、自分のタイプや周りの人のタイプを振り返りながら、「自分は努力型だと思っていたけど、才能型っぽいところもあるかも?」とか、「あの人は中間型で、努力も才能もバランスよく持っているな」と考えてみると面白そう。

人間関係や自己理解のヒントになれば、それだけでこれを書いた甲斐があります。

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