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【必見】Suno AIのキホンのキ🔰
はじめに
こんにちは、ma.hi.caです。
楽曲制作がこんなに簡単に!
Suno AIは、自分の歌詞を簡単にAIに歌わせることができるAI音楽制作ツールです。
「自作の歌詞を歌にしてみたい」「気軽に楽曲制作を楽しみたい」そんな想いを叶えてくれるのが、このツールの魅力です。
特別な音楽知識やスキルは必要ありません。
歌詞を入力し、スタイルを入力し、調整するだけで、あなただけのオリジナルソングが完成します。
本記事では、初心者の方でもスムーズに使いこなせるように、Suno AIの基本的な使い方とコツをわかりやすく解説します!
この記事を読むとわかること
・自分の歌詞をAIに歌わせるための具体的な手順
・日本語歌詞を自然に歌わせるためのポイント
・曲を完成させるための調整方法や便利機能の活用法
「AIが作る音楽の世界」を体験してみたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
歌詞(Lyric)を入力する
Suno AIを使って楽曲を作る最初のステップは「歌詞の入力」です。
自分で作った歌詞をAIに歌わせることができるので、オリジナル曲を手軽に作れるのがこのツールの最大の魅力です!
基本の入力手順
1. 歌詞プロンプトを入力する
Suno AIでは、英語・日本語どちらにも対応しています。自分の歌詞を入力してAIに歌わせるだけで、あなただけの楽曲が誕生します。
Createで歌詞入力、プロンプト入力画面に移動。
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自作の歌詞を使いたい場合は「Custom」をオンに設定してください。
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Lyricsに歌詞を入力する。
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右上のv4というのがバージョンです。現在はv4が最新。
2. 歌詞の構成を工夫する
AIが「歌」として認識しやすいように、以下の構造を意識して歌詞を作成しましょう。
プロンプトの基本は [ ] で囲むことです。
構成例
[Intro]:静かで引き込む前奏部分
[Verse]:日常や心情を描写する歌詞部分
[Chorus]:曲のテーマが明確に表現される「サビ」
[Interlude]:感情を深める間奏部分
[Bridge]:サビに向かう前のクライマックス部分
[Outro]:静かに曲を締めくくる部分
歌詞例
[Intro instrumental]
[Verse 1]
目覚ましが鳴る 今日も同じ
繰り返すだけの 日々のパズル
肩を落として 背中は丸く
鏡に映る 疲れた顔
[Chorus 1]
だけど ふと見上げた空に
広がる青と白のキャンバス
忘れていた この美しさ
僕らはまだ 歩けるんだ
[Interlude]
[Verse 2]
通り過ぎる人 無表情でも
同じ道を歩く仲間たち
いつも気づかず 下を向いて
だけど今日は違う 顔を上げた
[Bridge]
一人じゃないよ この世界で
風がそっと肩を押してくれる
いつか届くよ 僕らの声
未来はきっと輝くから
[Outro]
景色は変わらないけれど
僕の中に 新しい風
日常の中 広がる空
これが僕の宝物
(ChatGPTで作成)
日本語歌詞を入力するときのポイント
1. ひらがな入力が基本
最新バージョンのSuno AI(V4)は漢字が苦手なため、ひらがなで入力すると自然な発音になります。
例:「話をする」 → 「はなしをする」
2. ローマ字入力で調整
ひらがなで入力しても、不自然な発音になることがあります(例:「は」を「wa」と読むなど)。その場合はローマ字入力に切り替えて調整するのがおすすめです。
例:「はなしをする」 → 「hanashi wo suru」
ワンポイントアドバイス
ローマ字変換はChatGPTで効率的に!
大量の歌詞を変換する手間を軽減できます。
擬音語やフレーズで個性をプラス
Baby、シャ・ラ・ラ、AhーAh なども対応してくれるので、ぜひ試してみてください。
Style of Music(音楽のスタイル)を入力する
歌詞を入力したら、次は楽曲のスタイルを入力するステップです。
この「Style of Music」は、曲のジャンルや雰囲気、テンポを決める重要な要素で、楽曲全体の方向性を示します。
基本の入力方法
Suno AIでは、以下の項目を組み合わせて楽曲スタイルを指定します。
5〜6つ程度の要素を簡潔にまとめると良い結果が得られます。
1. ジャンル
音楽の大まかなスタイルを指定します。
例:Lo-Fi、Jazz、Pop、Electronic
2. スタイル (Style)
ジャンル内での演奏方法や表現手法を補足します。
例:Smooth(滑らか)、Dreamy(夢のような)、Upbeat(明るい)
3. タイプ (Type)
音楽の用途やムードを指定します。
例:Intimate(親密な)、Joyful(喜びに満ちた)、Lyrical(感情的な)
4. 楽器要素
必要に応じて特定の楽器を追加します。
例:Electric Guitar(エレキギター)、Synth(シンセサイザー)、Drums(ドラム)
5. テンポ(BPM)
曲のスピード感を調整します。
例:50-70 BPM(ゆったり)、120-140 BPM(ノリが良いアップテンポ)
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具体例
以下のような組み合わせでスタイルを入力するのがおすすめです。簡潔にまとめることで、楽曲のイメージがAIに正確に伝わります。
例1:Lo-Fiで落ち着いた曲を作る場合
Lo-Fi, Acoustic Guitar, Relaxed, 60-70 BPM, Minimalist
例2:エネルギッシュなポップソングを作る場合
Pop, Electric Guitar, Upbeat, 120 BPM, Catchy
例3:クラシック風の楽曲を作る場合
Classical, Piano, Strings, 80-100 BPM, Cinematic
注意点とポイント
1. 英語で入力するのがおすすめ
日本語入力にも対応していますが、英語で指定する方がAIが正確に認識しやすいです。
2. 楽器要素は必要に応じて追加
ジャンルを指定すると、AIが自動的に適切な楽器を選びます。特定の楽器を強調したい場合のみ追加してください。
3. 抽象的な形容詞で雰囲気を補足
Relaxed(リラックスした)、Energetic(エネルギッシュな)、Dreamy(夢のような)など、雰囲気を伝える言葉を加えると、楽曲のイメージがさらに具体的になります。
ワンポイントアドバイス
試行錯誤を楽しもう!
最初はあまり具体的に指定しすぎず、シンプルなスタイルで生成してみるのがおすすめです。そこから微調整を重ねて、理想の曲を作りましょう。
お気に入りのスタイルを記録する
気に入った曲は「グッドボタン(likes)」を押したり、プレイリストに保存したりしておくと、すぐにStyle of musicをコピー&ペーストできて便利です。
タイトルをつけて生成
タイトルをつけてCreateを押すと生成開始です。
生成数は2つです。タイトルをつけないとUntitledで生成されます。
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Remaster(リマスター)機能で調整
Suno AIの「Remaster(リマスター)」機能は、楽曲をさらにブラッシュアップするための便利なツールです。
バージョンをv3.5などで作った曲をv4に再生成することが出来ます。
歌詞の発音や楽曲の雰囲気を微調整できるので、完成度を高めたいときに活用しましょう。
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Remasterの基本的な使い方
1. Edit Displayed Lyricsで歌詞を修正
生成された歌詞が不自然な発音だった場合、Remaster前に「Edit Displayed Lyrics」を使って調整します。
ここで必要があればひらがなの歌詞をローマ字の歌詞に変えます。
例:「はなしをする」 → 「hanashi wo suru」に修正。
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2. Remasterを実行
修正した歌詞を保存したら、「Remaster」ボタンを押して楽曲を再生成します。
このプロセスで、歌詞の発音や楽曲のニュアンスが調整されます。
Remasterを使うときの注意点
1. 文字数や音感を意識する
歌詞の修正時には、文字数や音感が元のバランスに近い言葉を使うことが重要です。
例:「wa」→「ha」は可能ですが、大きく変えると不自然になる場合があります。
2. Remaster後の変化に注意
Remasterを重ねるごとに、楽曲全体のニュアンスが変わることがあります。特に歌い方やトーンが徐々に変わる場合があるため、1回のRemasterで理想に近づけるのがおすすめです。
3. 修正ポイントを事前に確認
Remasterする前に、修正箇所をリストアップしておくと効率的です。
具体例
以下は、Remasterを使って歌詞を調整した例です。
元の歌詞
[Chorus]
わたしの こころが
あしたを はなすよ
修正後(Remaster前に調整)
[Chorus]
watashi no kokoro ga
ashita wo hanasuyo
Remaster後の楽曲
AIが「自然な発音」で歌い上げるようになり、楽曲全体の完成度がアップ。
ワンポイントアドバイス
英語のフレーズは流暢に歌うのでカタカナ英語に直すと日本人っぽく歌ってくれます。
例:「Someday」→「さむでい」や「samudei」
Remasterの頻度をコントロールする
Remasterを何度も繰り返すと、元の楽曲から大きく離れてしまうことがあります。一度にすべての修正を終えられるように計画的に進めましょう。
小さな修正でも効果大!
発音や一部の歌詞の調整だけでも、楽曲の印象が大きく変わります。
楽曲の続きを作る(Extend機能)
Suno AIで生成した楽曲が途中で終わってしまった場合や、もっと長い曲にしたいときに役立つのが「Extend機能」です。
この機能を使うことで、楽曲をより完成度の高い形に仕上げることができます。
Extend機能の基本的な使い方
楽曲が途中で終わる場合がある
曲の長さが足りない場合や歌詞が途中で終わってしまった場合、「Extend」ボタンを使うことで楽曲の続きを生成できます。
1. 続きの時間を指定する
Extend機能では、続きの生成時間を指定できます。
例:「2:18」から続きの部分を生成。
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2. 必要に応じて歌詞を修正
Extendを使う際、歌詞が途中で途切れている場合は、続きを書き足したり修正したりすることが出来ます。
必要な部分だけ歌わせたい場合、前の歌詞を削除し、歌わせたい部分だけを残しておくようにしましょう。
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生成された「Part 2」をオリジナル曲に統合することで、1つの完全な楽曲に仕上げることができます。
3.Get Whole Song機能を活用
Extendで生成した「Part 2」を統合し、「Get Whole Song」を選択すると、フルソングとして1つにまとめられます。
注意点とポイント
1. ニュアンスの変化に注意
Extend機能で生成された続きを聴いてみると、元の曲調や雰囲気と少し異なる場合があります。その際は再度生成しましょう。
2. 歌詞の流れをチェックする
Extend後の歌詞が元の歌詞とスムーズに繋がるかを確認することで、違和感のない楽曲が完成します。
ワンポイントアドバイス
ある程度妥協が必要
完璧というのはなかなか難しいです。近いものは生成してくれますがガチャ要素は強いので完璧を求めず「こんな雰囲気もアリ」くらいに考えましょう。
どうしても途中で切れるなら歌詞を短くするなどしてなるべく途切れないように調整したほうが楽です。
Persona機能で楽曲をさらに楽しむ
Suno AIで楽曲を作成して気に入った場合、その雰囲気を活かして新しい楽曲を生成できるのが「Persona機能」です。
この機能を使えば、好きな曲調や歌声に近い楽曲を次々と生み出すことができ、楽曲制作の幅が広がります。
Persona機能の使い方
1. 気に入った楽曲をベースに選択
Persona機能を使用するには、すでに生成された楽曲が必要です。
No Persona selectedをクリックし、Create New Personaをクリックします。
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Select a songからPersonaにしたい曲を選びSaveしたら、上の画像のCreate New Personaの下に楽曲が出てくるのでそれを選択します。
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2. 新しいスタイルを反映
Personaを元にしつつ、ジャンルやテンポなどを変更して新しいスタイルを追加することができます。
例:元の曲がBalladeであれば、Acoustic Guitarを加えて少し違う雰囲気を試す。
3. 楽曲を生成
Persona設定を反映させた状態で新しい楽曲を生成します。同じ雰囲気を維持しながらも、少し変化のある楽曲が完成します。
Personaの活用ポイント
1. 一貫性のある楽曲制作
Persona機能を使えば、同じ曲調や歌声で複数の楽曲を生成できます。これにより、アルバム制作や統一感のある楽曲制作が可能になります。
2. スタイルの進化を楽しむ
元のPersonaに新しいスタイルを追加して、少しずつ変化を加えることで、楽曲が進化していく過程を楽しめます。
注意点とアドバイス
1. Personaは似ているけれど完全に同じではない
Personaを使用しても、全く同じ人の歌声や雰囲気になるわけではありません。似ている程度に考えておきましょう。
2. スタイル変更は気持ち程度
元の雰囲気を活かしつつ、新しいスタイルを加える際は、期待しすぎないことも大切です。変更点が反映されない場合もよくあります。
3. 元の曲が良くなくても挑戦する価値あり
元の曲が完璧でなくても、Persona機能で生成した楽曲が良い結果になることもあります。逆に、元の曲が良くても結果がいまいちの場合もあるので、幅広く試してみましょう。
ワンポイントアドバイス
1. 気に入った曲はわかりやすく保存
Persona機能を使うと似た雰囲気の曲が増えていきますが、気に入った曲のスタイルや設定はメモしておくと、後から振り返りやすくなります。
2. 微調整を重ねて理想の曲に近づけるPersonaを使って生成を繰り返し、少しずつ調整を重ねることで、自分だけの「オリジナルスタイル」を作り出せます。
まとめ
Suno AIは、誰でも簡単にオリジナル楽曲を作れる素晴らしいツールです。
歌詞を入力して音楽のスタイルを選び、RemasterやExtend機能を活用することで、あなただけの楽曲を完成させることができます。
さらに、Persona機能を使えば、気に入った曲調をベースに新しい楽曲を作り出すことができ、音楽制作の幅が広がります。
少しの工夫や試行錯誤で、理想の曲がきっと生まれるはずです!
Suno AIを楽しむためのポイント
初めはシンプルな構成から始めて、少しずつ工夫を重ねましょう。
ひらがな入力やローマ字変換など、日本語特有のコツを活用すると完成度が高まります。
完璧を求めすぎず、「楽しむ」ことを一番の目的にしましょう!
あなたもSuno AIで音楽制作を始めてみませんか?
このガイドが、Suno AIを使った楽曲制作の第一歩になることを願っています。
AIを活用した新しい音楽制作の世界を、ぜひ体験してみてください!
お願い
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