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夫婦二人だけでも幸せなのかもしれない?

自分の妻は統合失調症+精神障害2級に加えて不正出血、生理が重いと病気のデパートだと本人がよく口にしていました。
 そんな私と「よく結婚してくれたね」とか「好きなってくれたのはなんで?」と時折聞かれることがありますが、出会ったときから一緒にいて楽しいと思えたのでストレートに「好きだから」と伝えています。
 いまでも子供のことについて話はしなきゃなとマインドマップを使って色々書き出しましたが、子供を妊活・出産・育児をするのにあたって大きな壁は冒頭でもお伝えした病気の問題です。
精神を落ち着かせる薬は断薬しなけりゃならない(奇形と流産のリスクを回避するため)ですし、妊活の間はジエノゲストもやめなければならない。
それに加えて子宮腺筋症もあり流産の可能性が高く、勝ち目のない辛い戦いを覚悟せねばならないのに、夫である自分に身体的負担はとくにないのがとてももどかしい。
男だからなにもわからないのですが、何故妻だけこんなに苦しまなきゃならないんだろうと思いました。
 過去に流産がほぼ確定したときは胎児が自然に出てくるまでずっと痛みに耐えており、あまりにも耐えきれず、夜間に救急車を呼んだことがあります。車内で苦しんでいる妻をみていて「子供を望まなければ妻がこんなに辛い思いをすることはなかったんじゃないか」と自分を責めました。

二人で話しあってるうちに本音では子供ほしいけど、リスクが大きくてやはり怖い。自分にとっても妻が出産で死亡する可能性があることを考えるととても悲しく辛い。
二人で仲良くのんびり暮らしていく未来もありなのではないかという意見が二人の間で固まりつつあります。
子供がいてもいなくても老後のことを考え、任意後見人や財産管理委託、見守り契約、死後事務委任、身元保証人(後見人とは役目が相反するので後見人とは一緒に頼まないらしい)のことも勉強していかないとなという話もでました。

子供のいない家庭が周りにいなくて会社でもこういった気持ちが伝えられなくてnoteに書き出してみました。
今回はこの辺にしておきます。

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