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夏が過ぎてく

クソみたいに暑い日が終わったと思えば昼間はまだ暑くて、いい加減令和ちゃんは季節を理解してください。四季って日本を代表する大切なものですよ。

雨が降った後の匂いや、雨の空気、ぼんやりとしたイメージが苦手で、別に低気圧に弱いわけではないんだけど、雨が降った日はその日一日陰鬱になりがちです。
この前は台風が近づいていて、本当勘弁して欲しいですよ、なんなんすかアレ。ちょっと自分10番行ってきます。

世の中は俺が小学生や中学生の頃よりも一人一人の思想や価値観を発信しやすくなっている。
それはSNSの普及や社会の発展が関係しているのだろうけれど、それは同時に自分の発言に責任を背負わないといけないって意味でもある。

俺はちゃーりー。コダマショウ。
歌をうたう。詩を書く。言葉を紡ぐ。その中の何かに救われる人や、報われる人や、苦しめられる人がきっといると思う。そう信じている。
あくまで俺は発信者。自己表現をしている人間。俺の言葉で人が死ぬかもしれない。そう思って言葉を選ぶ。

じゃあ最近の世情はどうなんだろう。

思ったことを発信して、穿った思想を呟いて、それで承認欲求を満たして、批判意見や誹謗中傷が来れば訴えます。それってfor誰?

殺したいくらい愛していた人がいる。幸せにしてやりたかった人がいる。
俺は何もできなかった。児玉晶は弱い。ただの鬱で不安障害で不眠症の障害者だ。
自分一人幸せに出来ないやつが他人を幸せにできるわけねぇだろと最近思うようになった。
がむしゃらに言葉を放って人を突き放す癖を改めようと思うようになった。
弱い自分を弱いなりに愛してやりたいと思うようになった。
誰かのために生きたいと思うようになった。
その誰かが、あわよくば俺みたいに弱い人間であれば嬉しいと思うようになった。

人は皆弱い。完全な人間なんかこの世の中に存在しない。不完全で不健全で不格好だから愛してやれる。そう思えるようになった。

あの頃の自分も愛したいと思えるようになった

リストカットと自慰行為。
堕落的な日々にこそ感傷を。
俺は、弱い人たちに向けて弱いままで良いんだと言えるようになりたい。
その傷も、消えやしないが、癒えやしないが、いつかは愛おしくなるんだと言えるようになりたい。

そんなにライブもしてないし、音源も作ってないし、売れてもないし、歌も下手だし。
でも俺は、確かにあなたの味方でありたい。
強くなれって言ってくるようなやつがいれば金属バットでも振り翳して泣いてる奴のそばで泣きたい。


こんな時間になっても
まだ明るいだなんて
いつもの帰り道

電線の向こうには
今年も夏が待ってる

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