2024/07/07 1年ぶりにカヌー
毎日暑い。週末はクーラーの効いている場所でじっとしていたくなる。
そんな気持ちを振り切って、今日は川に出かけることにした。久しぶりにカヌーで遊ぶ。
カヌーの思い出
我が家の子供たちが小さい頃は、車で20分のところにある木津川で、
しばしばカヌースクールに参加して楽しんだものだった。
2018年には、三重・和歌山・奈良の3県にまたがる瀞峡から、熊野川を2泊3日で下るカヌーツアーに参加し、それが家族カヌー最後の思い出である。
子供たちが大きくなり、みなで旅行することもなくなり、唯一彼らがついてくるのはスキーのみ。カヌーからは遠ざかった。
昨年、カヌーを再開するも
昨年夏、折りたたみカヌーを職場の方が貸してくださった。昨年はダム湖に出かけ3回漕いだ。
折りたたみカヌーは2人艇で、コンパクトになり持ち運びしやすく、小さい車でも十分運べる。しかし組み立てるのがけっこう手間で、水に入る前に汗だくになってしまう。
今年もカヌーにもってこいの時期になっていたが、支度が面倒なせいで、一式は車庫の片隅に置きっぱなしになっていた。
カヌーはやはり楽しいもの
そんな状態であったが、先週こちらの記事を拝見し、カヌーで水面を進む独特の感じを思い出したのだった。とにかく楽しさが伝わってくる。
水・自然遊びの達人。
https://note.com/ryuichi918/n/n9a1bcbcef875
宮川に出発
住んでいる奈良市から、三重県大台町へ。2時間半のドライブ。
宮川の川沿いにある公園に着き、9:00過ぎ。すでに公園の駐車場はいっぱい。
朝早くから川で遊んで、今帰るところといった方々も多い。
さあカヌーを組み立てよう(50分経過)。
道路や電線のない世界
川に漕ぎ出す。
川の水面を滑ってゆく。川幅は広く、両側には緑が茂り空が青い。
ああこの感じ、いいなあ。見上げても電線がない。身近な秘境に居る幸せ。
1時間ほど漕ぎ、岸に上陸。お茶タイム。
水筒の冷たいコーヒーがなんと美味しいことか。
上流を目指す。日差しが強く、すぐに暑くなってくる。途中、水に入って体を冷やしつつ進む。
上流に進むにつれ、水がきれいになってくる。
漕いでいるとすぐにお腹が減る。
滝のある涼しそうな岸辺に上陸、ここで昼ごはん。
家から持参のおにぎりと、途中の道の駅で購入したおかず。いただきます。
おかずが半分になった頃、
ふと目の前の草を見ると何かいる。
20センチ離れたところにじっといる。全然動かない。カエルの前から、接近してみたら少しだけ動いた。しかし同じ葉っぱの上にいて、逃げない。
川、空、滝、カエルを眺めながらの昼ごはん、なんて贅沢なのだ。
滝の音が清々しく響いている。
カエルとお別れし、再び漕ぎ出す私たち。
川が浅くなってきて上流もここまで。下流に引き返す。
久しぶりの川遊び終了。
カヌー、やはり楽しい。
自然の力をチャージして明日からまたがんばれそう。