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幾重 雲という名前。

文字通り幾重にも重なる雲。

noteを始めるにあたり、名前どうしよう。
その時私は本の整理をしていた。
(一番最初に書いた32歳、上京する。のタイミング)

ふと、ある本が目に入る。

『心霊探偵八雲』  著者:神永学さん

この本は私の中学生時代に出会った。

本屋の平積みでも何でもない棚にある単行本
心霊探偵八雲は当時4巻か5巻まで
発売していた気がする。

私、シリーズ物は得意かと言うとそうでも無い。
すでに沢山巻数のあるシリーズ作品を
抜けなく読むというのが少し苦手だった……


なのに、ふと選んだ心霊探偵八雲。


1巻を読み終える頃には今で言う
あまりの面白さに続きが早く読みたくて
親にお願いして買ってもらったなぁ……
いわゆるお小遣いの前借りってヤツです。
それからは次巻が出るまで繰り返し読んだ。

シリーズ物が苦手なんていうのは
私が私の中に植え付けた思い込みだったのかも。

そんな思い入れのある本
心霊探偵八雲の主人公「斉藤八雲」の
名前の由来から付けることに。

細かく語るもいいけれど、いやもったいない。
どうせならぜひ読んで欲しい。
完結しているので結末が見られる。

(というか第二弾「新・心霊探偵八雲」が始動!
もう八雲達に会えないと思っていたのに
また会えた…しかも成長している!
私、大歓喜です!!ありがとう神永先生!)

そんな感じに付けた名前だけど
もうすぐ私は地方から東京へ引っ越す。
きっと大なり小なり困難は待ち受けていて
それはまるで幾重にも重なる雲のように。

今、この名前を付けたのも何かの縁。
幾重にも重なる雲に負けず生きていきたい。
そんな願いを込めて。

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