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筑波大学附属小学校 願書の志願理由書、2次出願時の注意点、研究校としての筑波が研究していること

この記事では、入学願書内で記載する志願理由書の欄の内容と、2次出願における願書提出時で気がついたこと(並んでまで早く提出する必要があるのか、何時から並んでいるのか、トイレなどはどうしているのか、その時の格好や持参必須の物品などを経験した立場からお伝えします)を記載致します。

我が家は私立2校に加えて国立2校を受験しました。出願は国立4校でしたが、御茶ノ水、学芸大附属竹早小学校は抽選で落ちてしまいました。雙葉小学校、東洋英和について、行った対策や説明会などについて別記事で紹介しておりますので、ご参照ください。

国立大学附属小学校は、私立小学校以上に記念受験組が多いです。
筑波は
・1次選考Web出願する際の志望動機
・願書に手書きする志望理由書
・2次選考での会場で書く文章課題
の提出を求められます。合否に直接関係はしないとは言われていますが、入学の本気度が低い家はおのずとこれら提出物のクオリティが低くなるとは思います。学校側が何百枚の提出物を細かく内容を吟味することはできないと思いますが、明らかに量が足りない・質が低い(ホームページの内容そのまま)・他の方とほぼ同じ内容などの印象を受けられると不利になるのではないかと思いました。どうせなら私立同様に学校研究をして学校を知った上で、受験させたいと思いました。

2次出願の日は毎年かなり早くから列を作って、できるだけ早くに提出する人が多いとのことです。我が家もそうしましたが、早い方が良い理由や何時の時点でどれくらいの列があったのか、そしてその時に準備しておいてよかったことなどを以下に記載します。並ぶだけですがかなり過酷でしたので、経験からお伝えできればと思います。また、実際に提出した願書の志望理由書の欄の原文を添付しますので、ご参照ください。

国立小学校は研究校であるということはよく聞きますが、実際にどういうことを研究していて、それがどう公立小学校のカリキュラムに活かされることになるのか、などはあまり書かれていません。そこで我が家では学校研究の一環として調べ、『筑波大学附属小学校研究紀要』という筑波が定期的に全国の教育者向けに行っている研究報告会の内容をまとめた報告書を毎年刊行していることがわかりました。その中でも “違いを編む「知性」”というテーマを取り上げたのは2024年度からでしたので、報告書の中の文言を拾って志願理由書に盛り込むこととしました。完全に理解するのは難しいですが、研究校としての理解に繋がりますので時間があれば目を通すのもありかと思いますので、最後に添付しておきます。

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