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憶録2013/9 NEW YORK①

あの決意はなんだったのか。
あっという間に3年が経った。
あの悔しい思いを胸に、と言いたいところだが、
結局はお金がない、覚悟がない、なんだかんだ理由をつけあっという間に時間が過ぎていた。

そんな折またも新店舗オープンに伴う海外視察のチャンスが、しかし場所はNEW YORK。
おれがいきたいのはLAなんだよ、
でも今回の店舗に必要な情報はNEW YORKにあった。

ここでわがまま発動。
視察に自分の夏休みをくっつけてそのままLAに行かせて欲しいと、なぜならNY→LAは飛行機で6時間、国内線なので安い、前回のことは皆承知なので、まあ行ってこい、とまさかの快諾。
総務のお姉様が気を利かせ周遊のチケットを取ってくれ、NYから1人LAに行くことが決定、
一気に忙しくなった。

なんとなくいろいろ見ていたもののこれまた覚悟がなかったのでちゃんと調べておらず、宿からレンタカーからとりあえず取ったという感じ。
とにかくあの場所にもう1度行くんだ、と自分に言い聞かせながら。

出発前日、なにやら身体が重い、
前回のこともあるので何と無く嫌な予感はしていた。
そう、風邪の症状だ。

空港に着き搭乗を待ってる間にみるみる悪化していく、最悪だ、いや、ここから13時間もある、悟られぬようここでしっかり寝て休んで治そう。

その日は悪天候、搭乗後窓際に座らせてもらい即就寝モードに、窓際なので寒くブランケットに包まり気付くと暑く熱く汗だくだった、そんなこんなを繰り返しふと目が覚めた、まだ地上だ、3時間経っていたが飛んでいない、悪天候のため遅れているとのことだ、最悪だ、このコンディションで16時間の長旅となった。

上空で暑い寒いを繰り返し13時間後、
見事に最悪MAXの体調。
熱で意識が朦朧とするも初のNY、
そこはみなさんに喰らい付いていった。

到着が夕方になってしまったのでホテルに荷物を置き即ハーレムへ、旅の主な目的がワッフルチキンだったので茶色のオンパレードだ。

なんとかホテル近くに戻りまたあの力強いアメリカのお薬にお世話になることに、ホテル近くのスーパーでの買出しはトラウマにもなりそうな手厳しい対応だった、、

相部屋だったわけだがなんの手違いか、
部屋にはダブルベッドひとつ、
体調悪い人と一緒に寝させるのは申し訳ないと思いつつ即ダウン。

翌日身体がとんでもないことになっていた。。。。。


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