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憶録2010/4 SAN FRANCISCO①
LA〜SF道中はほぼ記憶なし、
まずは治療を受けるのが前提だったので病院へ行くことになったが、先輩が現地の知人に聞いたということで住所が書いてある紙切れを1枚渡され、
いってらっしゃい!と、若干笑っていた記憶、
みなさんはそのまま視察の続きへ。
怪しい街中に1人取り残され(MISSION)
タクシーを捕まえるというところからのスタート、
怪しく自信もなさそう、
体調悪そうなアジア人はなかなか
タクシーも捕まえられず、
ようやく乗れ、紙切れ1枚を手渡す。
もちろんそこがどこだかわからないがとりあえず着いて降りようとお金を払ったらチップをよこせと、まあ当然だ、だがいくら渡せばいいのかもわからないので適当に渡したらふざけんな(おそらく)、もっとよこせのジェスチャー、こっちは死ぬほど歯が痛く腫れている、こんなやりとりに付き合ってられるわけがなく持ってる小銭を全部渡した、呆れたようにもう行けのジェスチャー。
着いた建物は病院とは呼べないただの大きい建物、マンションのようだ、そういえば部屋番号が書いてあった。部屋に行くと部屋の前に日本人らしき女性の方が座っている。とりあえず先生はいないようで待つしかないということだ。そのお姉さんとはいろいろ話してたがこちらはとにかく歯が痛い、あまり会話は覚えてないがあとで思い出すことに。
そこに先生登場、見るからに怪しい。先に並んでたのはお姉さんなのでもちろん先に。なにやら揉めた感じですぐに出てきた。
なんか心配そうな目でおれを見ていた、イメージ的にはその怪しい先生におれが部屋に連れ込まれるような感じだ。
中に入ると怪しいのは日本語ペラペラ中国人先生だからということが判明。開口いちばんさっきの女性が言ってたことはおかしいことで適当な話しだと。
そして僕は歯医者じゃない、でも君の痛みを和らげることはしてあげられると。なんでもいいからさっさとやってくれということでケツに注射を刺され大量の薬を渡された。ここからだ、あのお姉さんが言ってたのは。
700ドル、請求額だ。
もちろんこちらの事情をよく知らないので
はあ??となる。もちろんそれもお察しのようで
今いくらありますか?今日はそれでいいです、
足りない金額は日本に帰ったら保険が効くのでトラベラーズチェックで必ず送ってくださいと。
なんなのかもうよくわからない状態だったので
手持ちの300ドルを渡しここに送れという内容の紙を渡され病院?を、あとにした。
どうやら観光客を食い物にしてるお医者さんではない人のようでした。
なのでそんなに払わなくていいというのがお姉さんが伝えていたこと、でもそこに頼らざるを得ないようなアメリカでの医療、保険の現状があるんだなと、いろんな思いがある中、痛みと腫れは引いていった、、
おかげさまで1人元気になってしまったのでそうだ、いとこのおばさんがいたんだ、と思い出したようにサンフランシスコのおばさんの元へ向かってみた。