見出し画像

天狗について

【天狗とは】

日本三大妖怪の一つで、赤い顔をしていて鼻が長くて羽が生えており山伏の恰好をしていて手にはヤツデの団扇をもっているそうです。是非ともお会いしたいですね〜

妖怪の中でもひときわ強そうですよね✨️

魔物を祓ったり、空を飛んだり、炎の技を扱う事ができる超万能型妖怪です。

属性としては炎、風、飛行タイプでしょうか。

勿論、普通の人間には太刀打ちできなさそうですね✨️

おそらく天狗は戦う際に炎の業を使うのでしょう。

炎の使い手、、実にかっこいい✨️

あの陰陽師でも超有名な安倍晴明と空海が戦ったらどちらが強いのかとか

炭治郎vs緋村剣心どっちが強いのかな〜とか

勝手に脳内で戦わせてしまい申し訳ありません🙇

天狗の場合

皆様は誰と戦わせるのがベターですかね。

天狗と戦う最も適した相手はそう!

空海 

ではないでしょうか?✨️

様々な法力を使える最強の僧侶ですし、

水に関連した空海の法力伝説は日本各地にあることから水を扱うスペシャリストじゃないでしょうか。水の波動的な必殺技を使えそうですよね✨️

その意味でも炎タイプの天狗の攻撃に対応できる唯一無二の相手になりえるのではないでしょうか。

ちなみに私は下ネタの使い手です(笑) 

実にお下品(。>﹏<。)

全ての事柄を下ネタ風にアレンジして相手を攻撃します。厄介な妖怪です。。。いや人間です。


そんな前置きはさておき、、、


ということで今回は千葉県大多喜町老川区横瀬にある天狗伝説の調査に行ってまいりました✨️

この横瀬の幽霊沢という場所には、と〜いむかしから語り継がれる天狗伝説というものがあります。

 

それが

むかし、むかしのことだ。

老川地区横瀬(よこぜ)の奥(おく)に幽霊沢(ゆうれいさわ)と呼ばれる沢があった。幽霊沢と呼ばれるだけあって、うっそうと繁(しげ)った樹木に囲まれた淋しい所だ。

ある冬の日のことだった。小沢又(こざわまた)のエンばあさんが、孫(まご)をつれて幽霊沢に炭焼きの手伝いに行った。

エンばあさんは炭焼きをしなければならない。
「ここら辺(あた)りで、いい子して遊んでいろな」
と孫に言聞かせ、炭焼き場の近くで遊ばせておいた。

すると、小鳥が子どものそばにやってきた。朱色(しゅいろ)のそれはそれは美しい鳥だった。子どもはその鳥を捕(と)ろうと手をのばした。すると鳥はパッと飛び立った。そしてまた近くに止まった。子どもはまた捕まえようと、静かに鳥に近づき手を出した。鳥はまた飛び立って近くに止まった。

子どもは、素手(すで)で捕るのは難しいと思い、竹かごを持ってきた。そうしてまた、そろりそろり近づき、竹かごをかぶせようとした。鳥は逃げて、また近くに止まった。

朱色の鳥は少しずつ森の奥に入って行った。子どもも鳥の後を追って、森の中に入って行った。

やがて小さな沢のそばに来た。子どもは竹かごを持って、そろりそろり小鳥に近づき
「エイッ!」
と竹かごをさしだした。

その瞬間だ。子どもの体はフワッと宙に浮き、大きな松の枝にひっかかった。子どもは恐ろしくなり、泣いた。

「おまえはだれだ。ここは天狗の住むとこだ。人間が入ってはならぬとこだ」
真っ赤な顔をした天狗が怒鳴(どな)った。子どもは泣(な)きながら、
「もう、来ません。許してください、許してください」
とわびた。

すると、天狗は襟首(えりくび)をつかんで子どもを地面に降(お)ろしてやった。子どもが炭焼き小屋に向かって走り出すと、天狗はヒューと飛んで森の奥(おく)に入っていったと。

だから、きれいな鳥が来ても、決して追いかけて行ってはいけないぞ。

おしまい

 参考ページ


調査に向かう前にあらかじめ場所を調べたのですが、横瀬という場所についてインターネットにはあまり詳しく掲載されていなかった為、現地の方々に直接聞くことにしました。

そこで養老川といえばココ!!


山の駅喜楽里にお邪魔しました✨️

お店の方に横瀬はどこか聞きましたが皆口を揃えたようにわからないとの事でした(汗)

ただ、詳しい方が一人おりましてその方が横瀬の場所を丁寧に教えてくれました✨️ 幽霊沢についてはわからないとのことでした。

ありがたい。・゚・(ノ∀`)・゚・。


教えてもらった通り道を歩いて進む事15分程度で横瀬と思われる場所に到着しました✨️

が、しかし問題はここからです。

幽霊沢です。

幽霊沢の場所についてもちろんインターネットに情報はありませんからまた地道に聞き取り調査です。

町人と思われる数人の方に聞き取りましたが、残念ながら幽霊沢についての有益な情報はみつかりませんでした(泣)

そうなると伝説をもとに進むしかありません。

伝説では横瀬の奥の幽霊沢と記されております✨️

つまり、横瀬の奥の辺りにある沢(地が低くて浅く水がたまり、草が茂っている所。特に、山間の広く浅い谷。)を指しているのではないでしょうか。

とりあえず向かいましたGO

↑幽霊沢と思われる場所
写真ではよくわかりませんが、この下を細い川が流れておりまさに谷になっています。ですから幽霊沢と呼ばれてもおかしくはない場所です。

その場所の近くに何かを祀ってあるのか小さなお社がありました。うーん。やはり怪しい

一体、なにを祀っておられるのだろうか、、、、、

【調査レポート】

結局のところ天狗に会う夢は叶いませんでした。

いや、会ってしまったら魂を取られてしまうかもしれませんから逆に会わなくてホッとしています。

ただ、伝説のある場所にたどり着けた事が何よりのお土産です。といっても本当に幽霊沢かは不明ですが、、、、


                2025年1月4日

いいなと思ったら応援しよう!