ニューヨークバンドライブ in JAPAN 2024
当日券の抽選が奇跡的に当たり参加させていただいたニューヨークバンドライブ。
あまりにも良かったのでセトリを聴きながら記録しておこうと思います。
1曲目:さすらい/奥田民生
屋敷さんを先頭に宮原くん、マッチョ、本田くんとYouTubeで見ていた面々が続々と登場。みんなかっこいい。拍手と歓声があがりお笑いライブとは違う空気感のなか、ボーカル嶋佐さんが拳を突き上げながら登場。野太い「しまさー!」が響く。
会場のボルテージが上がり、その一言目に注目していたらいきなり曲がスタート。よくあるバンドライブの始まり方に笑ってしまった。YouTubeやラヴィットで聞いていた歌声を生で聴けたときの興奮はこれまで行ってきた音楽ライブと変わらない。緊張していたと言っていたけど、ほんまけ?ってくらい全然そんな風には見えなかったしボーカルとしても華があるし。そしてみんな演奏うまくて普通にすごい。
嶋佐さんが目を瞑りながら「さすらいもしないでこのまま死なねえぞ」と歌いあげている姿にはグッときた。
YouTubeのように演奏が終わるたびに自分たちで「おっけーぃ」と締めていたのが良い。自己肯定感の高いバンドでいてほしい。
観客の盛り上がり具合に屋敷さんが早速「おかしいって!」とツッコんで会場爆笑。これこれぇ!MC中はさすがのニューヨーク節で単なる音楽ライブではない楽しさが最高。
冨安四発太鼓選手権で変なタイミングで四発叩き会長に気味が悪いと言われていた嶋佐さんの変なタイミングでのメンバー紹介。さすが。ニューヨークがお互いに紹介し合っていたのもバンドならではの光景でうれしい。
2曲目:Basket Case/Green Day
はい最高。
嶋佐さんのボーカルと屋敷さんのギターからはじまりマッチョのドラムが光る。両サイドでは本田くんと宮原くんがもうバンドマンの演奏。パンクの疾走感もあって会場もノリノリだ。ギターの間奏に「フゥ~」と声があがったり拍手で応えたり。屋敷さんニヤリ顔。あっという間に終わってしまった。
「おっけーぃ」
ここでメンバーチェンジ。第6ベースまっすぐ加藤くんとヒロチョ登場。
第6ベース?
3曲目:キスしてほしい/THE BLUE HEARTS
クイズ☆正解は一年後の企画でニューヨークがカバーした曲をやってくれるなんて粋だ。加藤くんはこの曲しか出番がないので(第6ベースだから)一曲入魂と叫んでいた。生ヒロチョを見れたのもテンション上がった。そしてなんといってもツインボーカルである。ギターボーカル屋敷爆誕。このときなぜか加藤くんがブルーハーツのベーシストに見えてしかたなかった。白Tだったからかな。交互にユニゾンで歌うニューヨークありがとう。
「おっけーぃ」
ここで加藤くんとお別れ。早い。「まっすぐ帰ります!」と宣言していたけど、ちゃんと打ち上げに参加できたみたいでよかった。
4曲目:ツバサ/アンダーグラフ
第4ベース宮下くん登場。風貌がバンドマンすぎる。28万のベースを買いセトリ全曲をマスターする芸歴2年目24歳の若さと勢いとパワーを感じました。他の兼任メンバーもそうだけど、Xのプロフィールにニューヨークバンドで担う全ポジションを載せるかわいさ。
15期にとって思い入れのある…と嶋佐さんが語りだすと沸くフロア。さすが。ロングトークボーイ嶋佐さんが話している中、屋敷さんのリフが始まるというヒロチョも言っていたオシャレ演出。エモい。同世代。長澤まさみが出演していたMVも懐かしい。当時はカラオケでよく歌ってた。エモい。
「おっけーぃ」
ここで宮原くんカムバック。とにかく控えめな彼だ。
5曲目:忘却の空/SADS
「俺が歌います」と屋敷さん。おいおいマジかよ。ギターストラップの長さを調整してもらう嶋佐さんかわいいかよ。カラオケでいちばん歌っている十八番を生バンドで聴かせてくれるなんて贅沢すぎる。正直これがほんとかっこよくて。清春が乗り移ったかのような歌いっぷり。ちゃんと歌詞も聴き取れない。ベースラインもたまらん。屋敷さんのこういう姿メディアを通してだとあまり見れないから配信で何度も見たい。歌い切ったあとの表情がラヴィットロックでギターソロを弾き切ったときの表情とシンクロしてみえてゾクッとした。
「おっけーぃ」
ここでニューヨークは休憩となりスペシャルゲスト小虎りょうの登場。
6曲目:世界はそれを愛と呼ぶんだぜ/サンボマスター
もう当たり前のようにりょうを迎え入れるフロア。それくらいニューヨークチャンネルにとってりょうの存在は親しみがあるのだ。前日にスタジオリハするくらい気合が入っている。ヒロチョからマッチョにドラムが変わることも忘れて曲名を叫んでしまうほどに。こういうハプニングも楽しい。りょうの登場から仕切り直し。
客席を煽るりょう。応えるおれたち。両サイドから見守るニューヨーク。なんだこれ。最高かよ。曲と歌い手の相性が良すぎる。終盤の盛り上がりはサンボマスターのライブだった。熱唱と熱狂で会場があっつい。
ありがとう、小虎のりょう。
宮下くんともお別れ。300人のお客さんにビビッてなくてベースを掲げ堂々とした振る舞いにビビった。
7曲目:東京/くるり
ここで第5ベースのネイチャーバーガー三浦さん登場。このバンドメンバーがくるくる変わるの意外といい。「次はコイツだぁ!」で盛り上がるし、新鮮な空気の入れ替え的な役割があって。宮原くんも登場し、三浦さん、屋敷さんのセッティングをこなして捌けていく。ローディー。ニューヨークバンドを表からも裏からも支えていて頼もしい。
しんみりと歌っていく嶋佐さん。単独ライブ「そろそろ、」のコントにもあった田舎と都会。散々ニューラジオで耳にするテーマだし選曲もなんだかニューヨークらしい。と勝手に思っている。三浦さん終始ニコニコ。ニコニコに裏話あり。
「おっけーぃ」
8曲目:ロビンソン/スピッツ
ボーカルに本田くん、りょう、マッチョ、ドラムに嶋佐さんという豪華編成。ニューヨークにもアイコンタクトとりながら歌う姿がアイドルだった本田くん。キラキラしてた。りょうとマッチョも負けてない。おもろい。ロビンソンの切ないメロディもあって、そろそろライブも終盤かなと体感的にさびしくなる。
「おっけーぃ」
9曲目:白い雲のように/猿岩石
バンカラからのガチカラ。芸人がファンの前でカラオケ歌うのってシャバいの?シャバくないの?コント「イケメンボーカルユニット」を思わせるステージ。嶋佐さんの歌声が森脇さんと似てるな~とぼんやり思いながら完全にカラオケを聴いてるひとになりました。このときニューヨークは何を思いながら歌っていたんだろう。何も思ってないか。ガチカラありがとう。
10曲目:浅草キッド/ビートたけし
ほんとのシークレットゲストが登場するとあって会場からは「誰ー?」と期待が膨らむ。小賀元マネを密かに予想していたけど2人と言われた時点で違った。「コイツらだー!」の声とともに現れたのは、あとむとまんぷくユナイテッドの狩野。そうだった、ニューヨーク界隈のサプライズゲストといえばいつもこうだ。いつまでおれたちを楽しませてくれるんだ。そして沸くフロア。さすが。センターに立ちまっすぐ前を見つめるふたり。あとむがBLUE ENCOUNTの田邊さんに見える。
しれっと登場したひろしさんのガチうまギターにのせて歌いだしたあとむ。会場がざわつく。あまりの歌の上手さに笑いが起こる。ここでも両サイドで見守るニューヨーク。やさしい。やがて笑いもおさまり、ふたりの悩みもがきを知っているニューヨーカーは沁みたと思う。浅草キッドはずるい。シャバくない歌いっぷりもよかった。なんと狩野はM-1二回戦終わりだったようであと15分ほどで結果が出ると。なんてドキュメンタリーなんだ。生で見た方がひろしはかっこいい。
11曲目:Don't Look Back in Anger/OASIS
きっと誰もが待ち望んでいた瞬間がきた。ドンルクとわかったときの盛り上がり。そりゃあ興奮する。もちろんギターを弾きながら歌う嶋佐さん。ずっとボーカルはセンターだったけど、OASISノエルの立ち位置で歌っていたのもリスペクトが感じられてグッときた。偽物なんだけど本物がみれた感覚。屋敷さんのギターソロも生で聴けてありがたい。キーボードのヒロチョはメンバーとアイコンタクトをとりながらほんとに楽しそうに演奏している。根っからのエンターテイナーでは。これがラストナンバーと思っていたからまだあってうれしい。
「おっけーぃ」
12曲目:BE LOVED/GLAY
1曲目と同じ布陣。むずかしいからダメになったらマジでやり直そうと言っていた。一発おっけーぃ。ニューヨークバンドは成長している。公私ともにお世話になっているGLAYのみなさんになんとか配信が届いてほしい。TAKUROさんはあとむと面識あるし。は?
「おっけーぃ」
アンコールは「さすらい」を全員で歌う。第6ベースまでいるから大所帯だ。本田くんはライトも当たらない隅っこにいるし謙虚ないい子。出番の少なかった加藤くんがマイクを握って歌っていたのもいい。最後はみんなで写真を撮って大団円。手を振りながら続々と捌けていくなか、ずっと控えめだった宮原くんが手を振り返してくれて「キャー」。恥ずかしそうに笑う宮原くん。おっけーぃ。
全員がいなくなったステージに走ってくる狩野。
「二回戦受かりました!」今日イチくらい盛り上がる会場。このときの狩野の表情が最高だった。最後にニューヨークが出てきてくれてほんとに終わり。
文化祭がテーマだったライブ。1.5軍のニューヨークが最高の青春を共有してくれた。出演者たちの悲喜交々を見届けてきたから、単なるコピーライブの楽しさだけじゃなかった。∞ホールから1万人の前で歌うまで駆け上がっていった嶋佐さんを見てきた屋敷さん。またニューヨークバンドを見せてください。
チームニューヨークとライブスタッフのみなさん、最高のライブをありがとうございました。
コピー最高!
ニューヨーク最高!