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おはようございます。

おはようございます。僕はゲキメーションという手法を使って映画やテレビ番組の制作に携わっている宇治茶というものです。
よろしくお願いいたします。

僕は3〜4年ほど前から鬱病に悩まされておりました。毎朝起き上がることも出来ず、頭の中にはつねに真っ黒な鉛が入っているような重みがあり、毎日部屋の片隅で1人で丸まっていました。2018年頃から取り組んでいた映画制作は一時中断し、診断書をもらって半年も休みをいただいてしまいました。
それから2023年には宮部みゆきさん原作のテレビドラマ『霊験お初〜震える岩〜』の制作で本格的に制作を再開し、それ以降は長編映画の制作に再び取り組んでいます。
今では完全に良くなった…と言いたいところですが、決してそんなことはなく、鬱症状はときどき突然にやって来ます。やって来たときはもう午前中〜お昼はほとんど身動きが取れません。眠たくないのに寝るしかなくなります。それでも映画を作りたいし、作らなければいけない。時間が経ち、体調が良くなるのを待ちます。

「物語を作れない人生になんて意味がない」と思い、それを友人に打ち明けた事があります。
僕にとってはそのくらい、キャラクターや物語を生み出して動かすことは大事なことなのです。
それは楽しいからやっているというだけではなく、コミニュケーションが苦手な僕の、世間との接点の持ち方のいち手段でもあるのかもしれません。
それが出来なかった半年間は本当に辛かったです。本格的に制作復帰した今は、日々終わりの見えない作業の連続に辟易とすることもありますが、以前の状態と比べて充実した日々を送れていることは言うまでもありません。

昨年からはジム通いも初め、早寝早起きを心がけています。これは効果があるようで、ここ一年くらいは比較的スムーズに制作を続けられています。

普段から鈍臭い僕は、今でもあらゆることに何度も失敗し、壊してしまい、こぼしてしまい、つまづいて、怒られます。映画制作を中心に生きているので友達付き合いも悪いです。
それでも僕は僕にしか作れない作品を世に残すため、今日も映画制作を続けています。

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