色盲色弱改善報告紹介!Vol.2「仮性近視と色盲治療」本からの紹介
前回の色盲治療改善報告の記事が思いの外閲覧数が多かったので、今回はご要望?に答えて、引き続き色盲色弱改善報告の体験レポートを中心に紹介して行きます!
先ず、なぜ色盲色弱が改善されるのでしょうか?その原因をこの先生が発見しました。それは、「色は目で見るのではなく、脳で見るのだ!」と言う発見です。これは、趣旨からそれるので、機会があれば紹介します。
今回は、昭和56年4月に出版された「仮性近視と色盲治療」本からの記事を抜粋します。
・母親が語る喜びの声
やっぱり本当でしたものね、驚きました。
第1回目(の治療)がやはり1番子供達にとっては大きな変化だったようです。診療室の壁にある赤いフックをみて、「あっ綺麗な赤だ!」と大声をあげ、診療室の明るさに歓声をあげました。全く同じ場所、ただ、30分位の時間の推移があっただけですのに。
1回の治療で、子供達の見える世界が新しい鮮やかな色彩で広がった事を目の当たりに見ました。
2回目:治療後、帰りのラッシュの電車の中で「お母さんの顔綺麗だね!」と連発するので、「そう?そうでしょう!良かったね」事情を知らない方々にはなんとも理解しがたい会話だった事と思いますが、私は涙が出そうになるのを必死でこらえました。
今迄この子は人間の皮膚の色を何色として見ていたのでしょうか?
3回目、4回目:検査表も正しく読み進んで、当たり前の色彩の世界が当たり前に見える幸せに慣れっこになってしまいそうな今、重苦しくのしかかっていた自責の念も、吹っ切れて行きます。
思えば、不条理な苦しみに見舞われる事の多々あった人生、それが克服出来ることがあるとは、何て素晴らしい事でしょう。
この日の為に、長い道のり、努力を重ねて来られたXX会の会長や、院長先生や皆様に心から感謝致します。病んでいる者をとても暖かく迎えてくださる先生方のお人柄が待合室にもあふれていて、これも今まで経験しなかった事でした。先生にお会いする事の出来ました事を感謝し、先生の一層の御活躍を心からお祈り申し上げます。
・サングラスを外した様に世の中が明るくなる
小さいお子さん程、素直で正直。感じたままを、そのまま声に表します。
「アッ、見えたよ」
「ワーッ、明るくなったよ。色がはっきり綺麗に見えるよ」
(この様に、まるでサングラスを外した瞬間の様に、視野が突然、明るくなったと報告する体験が数多くあります)
図工や美術の時間に、顔の色を緑に塗っていたお子さん。
「綺麗なお花が咲いているわ」「ほら、真っ赤な夕焼け、綺麗ね。明日はきっと良いお天気よ」
いくらお母さんが話かけても、こと色彩に関する限りは、ぼんやり、生返事をして、わかっているのかいないのか、共感の言葉も表情も無く、歯がゆいばかりに気持ちの通じなかったお子さん、プイッと会話に背を向けるお子さん。本当の色を知らないと言う事は、やっぱり不自然であり、不幸せである事が、この体験記にも良く表れています。
色覚異常の人は、色覚異常の人なりに、その人の色の世界がある。大して不便ではない」などと言う大学教授や眼科医達の言葉は、実態を知らない者の無責任な放言としか言いようがありません。
図画の時間の「お母さんの顔」に肌を緑色に塗っていた子供が、「おかあさん綺麗だね!!」と言った一言・・・。
本当に、このお子さんは、今まで、お母さんの顔の色を、どんな色に見ていたのでしょうか?
だが、ほんとの肌の色が見え始めた瞬間に「綺麗だね!!」と感じたことは、やはり、あるがままの自然の色彩をあるがままに感じられる事が、美しさを発見する事であり、喜びであり、幸せに繋がると言う事を実証しているのではないでしょうか?
このお母さんの、短い文章の中に収められてた感激ー色覚異常という心の大きな悩みがいつもどんよりと心の中を覆っていて、片時も晴れ間を見たことのない母親の胸の中に、突然差し込んで来たさんさんたる太陽の如き輝きー満員電車の人混みの中で交わされたこの会話は、生涯忘れられる事なく、母子の間で、繰り返し繰り返し、交わされる事でしょう。
2,3回目の治療で息子が「赤がとても明るい色になった」「信号の赤と黄が同じ橙に見えてたのに、はっきり区別がつくようになった」等と変化を語ってくれました。
ある朝「僕の歯ブラシがない」と言うんです。そんなはずはないと言って私は叱り飛ばしました。でもしつこく言うので行ってみるとちゃんと目の前に歯ブラシがあるんです。「これじゃない」と言いますと息子は「僕の歯ブラシの模様はこんなに綺麗じゃなかった。もう少し黒っぽい色をしていた」と言うんです。(中学1年生の母親のレポート)
今回は此処までにします。如何でしょうか?これが、昭和56年のレポートですから、今から約43年です。大手マスコミと眼科医会の不当な圧力?によって、多くの色覚異常で苦しんでいる人達の未来、可能性を奪ってきた責任は小さくないと思うのは私だけでしょうか?そしてこの治療法がこのままでは消えてしまう!と言う危機感から紹介する事にしました。微力ながら私が出来る開発された先生へのせめてもの恩返しです!
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