Lim Blog-Nozomi Hayashi-
1.はじめに
まず始めに、プロフィールのリンクをタップしてこのブログを見に来てくださり本当にありがとうございます。はじめまして、高校でのあだ名はおかん。大学ではひそかに主婦と周りから囁かれつつある林望美です。最近は郵便局でお勤め先は何処ですかと聞かれて、これには流石に笑ってしまいました。まだ勤め先はありません、関西外大英語国際学部、キラキラの大学1年生なのです。皆様に、関西外大に入学して3ヶ月の18歳の林望美が何を感じ、何を考え生活していたか、あるいはしているかを知って頂く為に、ここにその全てを記します。
2. 中2田舎娘、ドキドキわくわくの人生初海外。
私は和歌山県有田川町出身なのですが、有田川町の中でも特に自然豊かな地区に住んでいました。家の周りに信号はなく、見渡す限りみかん畑とみかん畑とみかん畑しかありません。梅雨の時期には道に大量に死んでいる蛙。夏には朝の5時から始まる蝉の大合唱。みかんの収穫の時期になると、車2台がすれ違うのがやっとの狭い道に大量に積まれるコンテナ。当たり前のように、このような風景を目にしながら、私は自由にのびのびと育ち、それと同時に大都会の東京や海を越えた海外に私は目を光り輝かせ、その当時、中学生だった私の口癖は「お母さん、上京したい!海外行きたい!」とあまりにも無謀な野望を母に日々叫び続けていました。その強い意思が伝わったのか、ある日、母が私に町主催の2週間のオーストラリア留学に行ってみないかという提案をされ、私は全く迷うことなく答えは1択しかありませんでした。「行く!!!!」そして遂に、田舎娘は馴染みのある故郷を越え、海を越え、念願の海外、オーストラリア(パーマストン)へと飛び立ったのでした。そこでは、クロコダイルや幅が10cm程度ある蛇、野生のカンガルーを近距離で見たり触れたりと、念願の海外には溢れんばかりの非日常が広がっていました。また、現地の高校にも訪問し、初対面にも関わらず会った瞬間に超ハイテンションでハイタッチしてくれる子、授業中に先生の前でお菓子を堂々と食べている子など彼らの並外れた自由さには衝撃が走りました。
3. 私を大きく変えてくれた人との出会い。
留学から1年半後の高校受験の直前、新型コロナウイルスが猛威を振るい始め、海外は勿論、県外に外出することさえも余儀なくされました。私は、留学中の思い出を懐かしむのと同時に、翻訳機の音声機能などに頼って人と人とのコミュニケーションを疎かにしていた自分を思い出したのです。そして、学校の定期テストで高得点を取れれば、英語が話せるようになるだろうと思い、単語・文法をひたすら暗記し、そのうち英語は暗記科目だと認識するようになったのです。学校の授業だけでは物足りなさを感じ始め、高3から個別指導塾に通い、そこである1人の先生に出会いました。先生は、私の高校の授業は、会話などのアウプットをする機会を生徒に全く与えず、大学受験の為の授業であると強く指摘したのです。そこで、はじめて私は英語を勉強するにあたって、今まで全く会話に重点を置いていなかったことに気づきました。そして、英語で意見を述べる練習をした際には、先生は私に賛成意見ではなく反対意見を常に求め、周りの大人が納得するような意見を言わなくてよいといつも私に声に出して伝えてくれたのです。また、先生は海外での実体験を交えた話をよくして下さり私はいつも目を光り輝かせ、興味津々になって聞いていました。そして、私にもう一度英語で会話ができるようになって留学をしたいという夢を与えてくださいました。
4.Limとの出会い、挑戦と苦戦。
大学入学後、通学路で沢山の留学生を見た時は感激し、今までずっと求めてきた環境で勉強することができることに涙しそうになりました。しかし、学校の授業で留学生と履修する科目はなく、「このままでは留学生と関わることなく平凡な大学生活で終わってしまう!そんなのこの大学に入学した意味がない!!」と強く感じました。そして大学内で、留学生と関われる機会がある場所を必死で探し、やっとの思いで見つけたのがLimでした。Limに入ってからは、新たな挑戦をすると同時に今まで体験したことのない苦戦を伴いました。留学生と話そうにも英語がうまく口から出てこない、パソコンで書類作成するのに悪戦苦闘、英語でのインタビューでは編集で補えるのかと思うレベルで言葉に詰まったりとLimに入ってまだ2ヶ月しか経っていませんが、沢山の経験を積むことができています。またLimの先輩方や同い年の1年生は、Limの活動にとても協力的で、自分の考えを形にできるところが強みであり、素晴らしいことだと私は思っています。また今自分が常に成長できる環境に居させてもらっていることがなによりも幸せです。今後のLimの活動でやってみたいこととしては、小学1年生から7年間習っていた書道のスキルを生かして、秋学期にくる留学生たちに書道を体験するイベントを提供したいと思っています。
5. おわり
最後までブログを読んで頂き本当にありがとうございました。目の前のやるべきことをコツコツしながら、日々、自分自身をブラッシュアップしていきますので、どうぞよろしくお願いします。そして、今後もLimのメンバーのブログはまだまだ続くのでそちらの方もお楽しみにしていてくださいね✨そして、あなたのLimのイベントの参加をLim一同、心からお待ちしております!