Lim Blog -Yuna Haraguchi-
最初に
初めまして、英語国際学部3回生の原口優奈と申します。
今回は、なぜ私がLimという団体に入ろうと思ったのか、そしてLimに入り自分自身になにか変化はあったのか、を綴らせてもらいます。うまくまとめられているか分かりませんが、初めて自分の経験やその時の気持ちを言葉にする機会を頂いたのでしっかりと伝えられたらいいなと思います。
今、なにかを変えたい、自分自身を成長させたいと思っている誰かの心に届きますように。
Limとの出会い
大学2年生の頃、新入生歓迎会の実行委員を務めました。なにか新しいことを始めてみたいという気持ちと、今の自分のままではダメだという焦りからでした。中学生の頃から、生徒会に入り学校運営に携わっていた時のようにまた自分に自信をもてるようになるのではないかとも思いました。結果、実行委員をしたことは今の私を創り出したきっかけのひとつとなりました。文化博覧会、外大祭も引き続き実行委員として学校運営に携わりました。所属欲求が満たされ、大学内で友達と呼べる人も増えたと感じています。
しかし、どこかで現状に満足していない自分がいました。もっと何かできるんじゃないか、指示されたことをただ行うのでは嫌だ、そう思いました。そんな時出会ったのが田代優太さん、そしてLimという場所でした。この場所で何か新しいことに挑戦したい、なりたい自分になりたいと強く思いました。そしてついにLimのメンバーとしての活動が始まりました。
Limでの活動
右も左もわからない私に先輩たちは優しく教えてくれました。Googleドライブの使い方、企画書やポスター作成、私にとって何もかもが初めてのことで苦戦しました。
初めての企画は、同じ時期にLimに入った聡太くんと2人で企画した京都トリップでした。この企画は留学生と外大生の交流を築くだけではなく、海外の方に日本の伝統や文化を知ってもらおう、という目的もありました。
まず初めに、場所を考えるところから始まりました。日本の歴史がたくさん詰まっている京都、どの場所を選べばいいのかとても悩みました。参加してくれる人にとってニーズがあることだけではなく、立地や交通の便なども視野に入れる必要がありました。行先は四季を楽しめる貴船神社と高台寺に決まりました。企画は無事成功しましたが、声掛けが適切に出来ていなかったり、上手にまとめられていなかったり、反省点もたくさんありました。
また企画後の反省会では先輩たちからの客観的意見も聞くことができ、次に繋げられる貴重な機会でした。企画が終わったあとは何とかやり遂げたという達成感と安心した気持ちでいっぱいでした。
もともと就活やバイトをしていたわたしは、この企画をしようと決めた日から毎日が大忙しでした。正直休みがほしいと思う日もありましたが、それ以上にとても充実した毎日を送れました。
今後の目標
実際は、留学生をターゲットにした企画を自分自身が本当にしたかったのか悩んだ時期もありました。しかし、やっていくうちに、分かってきたことがあります。それは、いまの自分には何が足りていないのか、逆に何が強みなのか、ということです。
もともとボランティア活動に興味はありましたが、留学生と関わることは積極的にしてきませんでした。それは自身の英語力に全く自信がなかったからです。それ故に、なにか企画をしようと思っても言語という壁が立ちはだかりました。何をやるにも自信がありませんでした。しかし、幸いなことにアメリカへ4ヶ月間留学に来ることができました。自分に足りない部分を補うために、日々英語を話すことを心がけています。
アメリカへきてもう3ヶ月経ちます。最初に比べリスニングやスピーキングの力がつきました。またそれ以上に私にとって大きな成果だと感じる点は英語を話すことに抵抗がなくなってきたということでした。文法が分からない、単語が分からない、でもとりあえず話してみる、ということを意識しました。文法が間違っていても伝わる可能性のほうが十分に高いし、単語が分からなければ違う単語で補うことができる、この発見に気づけた事は私の大きな前進に繋がりました。
今後はこの経験を活かし、今まで躊躇してきた企画や活動に繋げようと考えています。
最後に
Limという存在は私の人生をより豊かにしてくれました。今自分に変化が欲しい人、ここまで読んでくださった方に伝えたいことがあります。それは、自分がやりたいと思ったことにはとにかく挑戦してみる、ということです。もしそれがすごく難しくても失敗したとしても、その経験は必ず自分自身を成長させてくれる糧になります。